道の駅-名水めぐり-若狭彦神社-明通寺-日本海さかな街-道の駅古今伝授の里やまと
注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
トンネル、深い谷など電波が受信できないため、
ルートが途切れているように見えるところがあります。
曇り時々雨
道の駅シーサイド高浜
ちょっとぱらつく雨で目覚め。
睡眠そのものは快適でした。
エアマットも、空気は完全に保持できない状態ですが、
中のスポンジだけで結構快適です(笑)
撤収をしてから日記を少し書き、
出発するころは雨は止んでいました。
今日のメインは国宝の明通寺として、
近隣にいろいろあるので行ってみます。
国道から支道にいろいろ入る感じ。
まずは最初の支道、その一番奥の「鵜の瀬」。
名水百選の一つで、「お水取り」という行事で有名らしいですが、
私は初めて聞きました(^_^;)
その入り口の鳥居。
鳥居から入っても、川岸に出るだけで、
何か井戸状のくぼみがあるだけ…よくわからず(^_^;)
ついでに川はごらんの濁流で、名水の雰囲気全くなしでした。
近くに水汲み場があったのですが、
汲むんだったらステッカーを購入して容器に貼付しろ、とのこと。
ポリ容器1個orペットボトル4本につき1枚で、300円。
買ってませんが、のどを潤すぐらいの水はもらいました。
近くの休憩所にあった、「お水取り」の様子のパネル。
由緒ある行事らしいです。
休憩所近くの観光案内板を見ていると、
「八百比丘尼の墓」とあったので驚愕。行ってみました。
八百比丘尼(やおびくに)とは、
人魚の肉を食べて不老不死になったという伝説の女性。
同じく福井県の、常神半島で産まれたかなんか、
マップルに書いてあったような…
ついでにマップルには「人間の肉を食べ」と書いてあって、
見た当時は非常に驚いた覚えがありますが(^_^;)
それはさておき…
不老不死なのに墓とはこれいかに?とも思って驚いたわけですが、
調べてみると名前の通り八百年生きた、と言われており、
不老ではあるものの、不死ではなかったみたいで。
墓そのものは案内もなく、簡素なところでした。
支道を下っていくと、
若狭彦神社、若狭姫神社があります。
それぞれ、上宮、下宮で上宮は若狭一之宮。
付近のお寺は重文の建物が多いようでしたが、
ここは特に何も指定されておらず…
国宝の明通寺は別格として、
重文の寺にはいかないにもかかわらず、
ここに来ることは、私は(寺に比べると)神社好き?の感もあり。
神社好きとはいっても、
昨今はやりの?パワースポットなどという言い方は嫌いなので…(^_^;)
こんな看板にはちょっと拒否反応が出ました。
下宮も合わせて、こういった世俗的な看板がちょっと多かったような。
しかし、参道はいい雰囲気でした。
二本の杉は、神社の二の鳥居と考えられるとのこと。
薄暗い参道の中、燈籠は(電気でしたが)常夜燈。
境内の様子。
本殿の前に、ごらんの様に礎石があり、
かつては拝殿でもあったのかな?という感がありました。
手水は山水をそのまま引いており、
なかなか良い雰囲気。
本殿も雰囲気は良いのですが…
屋根等を見ると、傷みが激しいか?との感もあり。
上の、世俗的どうこうというのも、
私みたいな神社好きというのは特殊な人間だとわかってますし(^_^;)
ある程度、しょうがないことなのかな?とも。
少し下って若狭姫神社。若狭彦、姫というのは、
それぞれホオリ(山幸彦)、トヨタマヒメだそうです。
千年杉と本殿。
やはりここにも礎石があり。
ちなみに神社の前に小学校があるのですが、
「若狭のくにをひらかれたひこひめさまの宮居には千年杉がおいしげる」
と、校歌にも歌われているようです。
境内の子種石(陰陽石)。
乳神様なる銀杏の木もあり。
本殿。やはりいい雰囲気でありました。
少し走って、別の支道に入る感じですが明通寺へと。
以前、ここあたりを走ったときに、その案内は見たのですが、
当時は国宝建築に興味がなかったので、スルーしたのです(^_^;)
ま、人は変わっていくということで…
今日のメインの目的地に昇格していたり。
駐車場から来る途中に「本堂工事中」の看板があり、
ちょっとショックだったのですが、
写真は市の文化財だという山門(仁王門)。
咲いていた花。
棡木(ゆずりぎ)。
創建当時、その大木によって本尊他を彫って安置し、
山号の棡山(ゆずりざん)の由来となったとか。
ちなみにその仏像は火災によって焼失し、
現在はヒノキ材だそうです。
国宝、本堂…思いっきり工事中(^_^;)
ちなみに工事は、檜皮葺屋根の葺き替え工事。
拝観料が必要で、払うと若い寺男?
住職じゃないし…が案内してくれるのですが、
スタスタ歩いていくので、帰るときに撮ったもの。
ちなみに本尊は薬師如来、脇侍に降三世明王と深沙大将。
いずれも重文指定。
こういった配置は珍しいものの、
創建以来、幾度かの火災によって寺伝が失われ、
その由来は今となっては不明とのこと。
深沙大将は特に珍しく、お寺巡りが好きな人でも初めてという方が多い、
重文指定はここ含めて3体しかない、とのことでしたが、
深沙大将そのものに対する知識はあり、
普通に聞き流してたので、
案内人にとっては物足りない見学者だったかな?と(^_^;)
(大分で拝観した高瀬石仏は重文ではなく、史跡ですが…)
ちなみに客殿安置の不動明王も国重文。
内陣は撮影禁止ですが、建物はOKとのことで、堂内の様子。
三重塔の説明や、檜皮葺の技法の説明パネルもあり、
なかなか興味深くありました。
ちなみに、来るまでの間にここのお寺ではない名前で、
「国宝」との文字が見えたので、
マップルで出ている近隣の寺はリサーチしたものの、
「何か国宝のお寺がありますか?」と聞いたところ、
ないとのことで…「梵鐘が…」と話が出ましたが、
剣神社のことかな…と。
もう一度看板を見たわけではないので、詳細不明ですが、
ここあたりの寺は「国宝めぐり」と名前を付けているようで、
それだったのかな…と。
国宝が明通寺の本堂、三重塔と二つしかないのに、
(重文は非常に多いようなんですけどね)
「国宝めぐり」なんて名前を付けるのは詐欺だと思うのですが(^_^;)
本堂の様子。
屋根も、工事の囲いの隙間から少し見えました。
境内のヒノキ。ここの屋根に使われるのかはわかりませんが、
皮がはがれているのは檜皮葺の部材にするため。
剥いだほうが木にもいいとパネルにあったような。
国宝、三重塔。1270年の建築。
初層の扉が開いており、内側の朱が見えていますが、
内部は撮影禁止ではあるものの、外から拝観できました。
釈迦三尊と阿弥陀三尊が安置され、
壁や柱にも絵画が描かれ、昔の人が見たならば、
まさしく極楽浄土に思われただろうという美しさでした。
木組みの様子。
境内のそばを流れる渓流も美しく…
紅葉の時期にはさぞかし美しいだろうと思われたことでした。
国道に戻ってから少し走り、また支道に入って瓜割の滝。
やはり名水百選の一つです。
国道から駐車場まではすぐでしたが、駐車場から少し歩きます。
瓜割とは、その冷たさで瓜が割れたから、とか。
確かに冷たい水でした。
駐車場わきに水汲み場があり、たくさんの人がいました。
ここでも容器にシールを貼るようになってるようですが、
貼ってる人も、貼ってない人もいたように見えました。
ちなみに、ちょうど駐車場に戻ったころに、
団体客が滝に行くところだったので、かち合わなくてラッキーでした。
敦賀市について、日本海さかな街というところへ。
名前の通り…海産物を扱ったお店が集まった観光施設。
以前もここの同じ店でご飯を食べたような…
ウニがあまり美味しくなかった記憶があるので、
(北海道のモノに比べたらですね…)
どうせ北海道で食べるんだし、とウニ以外のモノ、
カニとサーモンの丼にしてみました。
(具材は自由に選ぶことができる)
値段なりにはおいしかったです。
食べ終わったら物販店へ。
若狭といえばグジかな…ということで探してみましたが、
そんな高級品は置いてなかったようで(^_^;)
カニが偉い高い値段だったような気がします。
ちなみに岩ガキがあったので購入(笑)
3個で1300円と値札が出ていましたが、1000円にまけてくれました。
しかし、すぐ食べるって言ったのに、そのままで…
自分でナイフを差し込んであけることになったのでした。
というわけで、あけたあと(笑)
ナイフを差し込むと、海水なのか岩ガキのエキスなのか、
しょっぱい水分が出てきまして…
もったいないからそれも飲んでたけど、
先日、店で食べたのと違って野趣あふれる感じでした。
(貝からして、海からそのままあげたような感じだったし)
残骸(笑)
一番小さなものが、少しも隙間がなく、
どこから差し込んでいいのかわからないくらいで…
地面にガンガン打ちつけて、少し口をあけたので、そこから。
正しい食べ方なのかはわかりませんが、
ま、おいしかったので問題ないでしょう…(笑)
ホントに海の成分をそのまま凝縮したような味。
日本酒とともに、という目標の強度がさらにUP(笑)
ルートはいろいろ検討したものの、
地形的にあまり選択肢がないようで、
(長野行、という方向性の問題もありますが)
以前と同じような道を通ることに。
途中、福井市内で郵便局に寄ったついで、
レッドバロンにTELしたところ、
バルブは1個だけならあるとのことで立ち寄ります。
鹿児島からということで、ちょっと話をしましたが、
VFRを押し歩きするときに、後輩メカマンに一言、
「バランス悪いから気を付けて」と…(^_^;)
ちなみに「RBで買ったけどパスポート忘れた」というと、
「調べられるから問題ない」とのことでした。
実際に調べたのかどうかは不明。
写真は、福井市から東、大野市の「御清水(おしょうず)」。
以前来たことがあるので、いいかな、と思ったのですが、
せっかく近くを通るんだし、と寄ってみました。
旧名水百選の一つ。
水がわき出ているところ。
水路の上に、長い屋根が取り付けられており、
上流から水飲み場だったり、野菜洗い場だったりと決められています。
近くの観光案内板を見ていると、
同じ市内に平成の名水百選もあるようで、
そんなに遠くなさそうなので行くことに。
ちょっと迷ったのですが、「イトヨの里」というところの脇でした。
「本願清水」と、「イトヨの里」の池。
ちなみに「イトヨ」というのは通常は海にすみ、
産卵時に川を遡上する魚だそうですが、
ここ、大野盆地のそれは一生淡水にすむ陸封種で、
その南限地として天然記念物に指定されているそうです。
池にその姿を探したものの見当たらず(^_^;)
本願清水。名前は本願寺派の寺が近くにあったからとか、
本願寺派の門徒を使って掘削したからだとか。
そこからは九頭竜湖のほうに走り、
道の駅九頭竜では、人里の中で、人気(ひとけ)はあるのですが、
車が一台も停まっておらず(^_^;)
時間も遅いとはいえ、そんな道の駅初めてだ!と、
写真を撮ろうとしたところで一台入ってきましたが…(^_^;)
途中で郡上に向かって南下。
日本三大盆踊りの一つとか?
郡上踊りを見ようかと…
7月中旬から九月にかけてやってるらしいのですが、
名水百選の一つがあるようだし、
分岐で北上すると以前走った道になるから、と南下。
手前の道の駅でストップして、
案内ないかな?と探したもののなかったので、
ネットでリサーチ…7月は土日しかやってないようなので、
そのまま道の駅でストップすることに。
道の駅の目の前にうなぎ屋があって…
土用の丑ということで、ちょっと惹かれましたが、
土用の丑にうなぎを食べるほど、
うなぎに関してはミーハーじゃないし…と、
ちょっと走ってコンビニまで行ってお買い物、
ちなみに郡上踊りのパンフはコンビニにありました。
良さそうなベンチがあったので、
またテント張らずに寝たのでした。
248.3km
自販機 | コーヒー | 120円 |
若狭彦、姫神社 | 賽銭 | 計6円 |
明通寺 | 拝観料 | 400円 |
明通寺 | 賽銭 | 51円 |
ローソン | 軽食 | 344円 |
シェル | 18.44L 158円/L | 2914円 |
日本海さかな街 | カニ/サーモンDX丼 | 2300円 |
日本海さかな街 | 岩ガキ | 1000円 |
レッドバロン | ヘッドライトバルブ交換 | 2590円 |
自販機 | 飲料 | 50円 |
自販機 | コーヒー | 120円 |
サークルK | 酒、食料 | 561円 |