道の駅六合-日本ロマンチック街道-吹割の滝-大猷院霊廟-道の駅喜多方
注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
トンネル、深い谷など電波が受信できないため、
ルートが途切れているように見えるところがあります。
曇り
道の駅
私もそれなりに早く起きたのですが、
周囲はすでに人の声が…
奥の旅館に泊まっていた人たちのようで、
服装からして山登りの一行らしい。
何人かとお話をしつつ、撤収をして、
終わってからは日記を書いていました。
適当なところで日記書きは切り上げるのですが、
今日も日曜日とあってライダーが多いようです。
ちなみに道の駅六合は「くに」と読むそうで、
どういう由来か知りませんが…
道祖神が付近に多いようで観光ポイントとなってるようでした。
道の駅にもあったので撮影。
花と蝶。
撮ってるときは気付かなかったのですが、
写真で見ると、君たちお互いどこ触ってんの…という感じがしますね(^_^;)
でも、そういうものなのかな?とも。
出発してから県道に入り、すぐのポイント。
大正11年(1922)10月19日に、
若山牧水が草津から六合に入り、
短歌と「枯野の旅」という詩を残したそうです。
生須歌碑苑というそうですが、地元の短歌愛好家が、
牧水を偲び、あやかって建てた歌碑群、その全景。
そのうち、牧水の歌碑。
同じく牧水の歌碑ですが、文字が読めない(^_^;)
県道にはいくつか牧水の歌碑がありましたが、費用の問題か、
石ではなく木の説明板っぽいモノのほうが多かったかと(^_^;)
峠には峠で立派な歌碑がありました。
牧水の詩碑。
上に書いた「枯野の旅」のようです。
ここあたりも「日本ロマンチック街道」ですが、
街道はいったん、沼田の街へと。
ご飯…と思って「すき家」でいいか、と入ったのですが、
あとから走っていると、以前入って美人姉妹がいたお店があったので、
(姉妹というか、当時は一家4人でやってて、父母娘二人全員美形だった)
まぁ現在の様子は分かりませんが、すき家はちょっと後悔しました(^_^;)
沼田を抜けて走ると吹割の滝があったのでストップ。
以前は遠目に見ただけだったな、と思って遊歩道を歩くことに。
200m程下っていくことになるのですが、
最初に見えるのは「鱒飛の滝」。
最初はこれが吹割の滝かと思ったものですが…
ビューポイントがうまく取れず、ちゃんとした写真は撮れないのですが、
以前は遡上してきた鱒がここを登れないことから「鱒止の滝」といったのが、
いつしか今の名前になったそうです。
遊歩道を少し歩きますが、その途中の様子。
少し北に「塔のへつり」というところがありますが、
行ったときはあまり何も思わなかったのが、
あとから写真を見て、いいのかな?とも思い…
これくらいの岩でいいと思うなら、ホントにいいと思うだろうな、と。
吹割の滝。U字型の谷に、3方向から水が流れ落ちる感じ。
ここも撮影ポイントがあまりうまく取れなかったのですが、
なかなかいい滝だと思いました。
滝の奥付近。
そのアップ。
上流側から。
さらに上流側から。
見終わったら、再びロマンチック街道を走り、
金精峠を越え、いろは坂を下って日光まで。
金精峠は霧がかっており、半分雨という状態。
今日は週末だからかバイクが多く、
特にハーレーが多かったかな…
私も荷物満載なので、そんなペースは速くないつもりですが、
追い越しを掛けるほうが多かったかも(^_^;)
ハーレー2台のカップルに追いついたとき、
後ろの女の子がカーブはすごいゆっくりなのに、
直線になったらすごくアクセルをあけるので、
なかなか追い抜けずにちょっと困った(^_^;)
(カーブで追い抜くのも怖いので…)
一応、私は後ろからバイクが来たら追い抜かせるように心がけてます。
あと、華厳の滝近辺で、駐車場が有料っぽいのですが、
「100円」と「200円」というカードを持った人が、
隣り合わせていたのが微妙でした(笑)
なんか違いあるのかな?ということで。
日光に入ると、駐車場の案内が頻繁にあったのですが、
最初に入ったところは「バイクはやってない」とのことでした。
輪王寺の駐車場で、少し行ったところの東照宮の駐車場は、
バイクもやってるとのことでしたが、
私は東照宮ではなくて、輪王寺(の大猷院霊廟)を見に来たんですけどね。
ま、東照宮の駐車場の管理人さんが、
出発するときに手を振って見送ってくれたので、
まぁいいかな、と思います。
というわけで、今回は東照宮をスルー、
輪王寺、大猷院(たいゆういん)霊廟を見学。
もちろん、国宝建築だという理由に拠ります。
(東照宮スルーは時間の問題と、以前拝観済みのため)
徳川幕府第三代将軍、徳川家光の霊廟です。
写真はその入り口、仁王門。
近くに咲いていた花。
境内に何か所か咲いており、
まとまっているところではそれを見ずとも、
そのかぐわしい芳香で感じさせてくれることでした。
ちなみに写真は、例によってたくさんあるものから厳選して紹介。
重文、二天門。
正面櫓上の扁額(大猷院)は、後水尾天皇の御宸筆だそうです。
正面左右に、広目天持国天の像を、背面に風神雷神像。
その扁額。
水盤舎(の屋根)。
二天門の階段の前にあるのですが、
ちょっと、もうこれだけで、
「こんな建物見たことないぞ…」というレベル(笑)
国宝、本殿。
手前に拝殿、奥に本殿。
通路の関係上でこのアングルでしか撮れないのですが、
拝殿には中まで入って参拝することが可能。
本殿。
皇嘉門。
家光公の廟の入口らしいです。
以前は、特別にこの奥まで行けたらしいのですが、
現在は入り口は閉ざされています。
この廟は、家康公の墓所である東照宮をしのいでならない、
との家光公の遺命により、控えめに作られたとありますが、
それでも十分…という感じがしました。
福井の明通寺の内部が少し見えたときに、
これが建築当時の様子なのかと、
まさしく極楽浄土を現世に演出するものだったろう、と感じたものですが、
そのレベルのモノがそのまま残っている…というすごさがあります。
通路が制限されて、写真のアングルが制限されるのがネックかな。
特別天然記念物でもあり、特別史跡でもある、日光杉並木。
この二重指定は唯一のモノだそうです。
いよいよ東北へ。県境を示す標識。
トンネルわきの、国道3重指定を示す標識。
以前、同じく三連星の標識を撮影して、
その近くになかなかいい滝があったと記憶していたのですが、
今回はうまく見つけることができませんでした。
しかし、道脇の様子、特に渓流の様子はなかなかのものがあったと思います。
ちょっと前に、ラズウェル細木氏の「う」という、
うなぎだけをテーマにした漫画で、
氏のふるさとの米沢にあるうなぎ屋が出ていたことがあって、
行きたいと思っていたものの、ちょっと今日は無理という時間に。
コンビニで休憩中に、窓に貼られていた政府広報。
こんなことやってるんだ…と思いつつ、
内容としては管直人のいつもの言い分、
「これもしました、あれもしました」という感じだったかと。
行き先をどうしようかな、と考えたところで、
少し先に「道の駅喜多方」があったのでそちらへ。
途中で喜多方ラーメンを…と思って、
道路わきにあった「大喜」という店に入ったのですが、
喜多方ラーメンの割に、みそとかとんこつとかあって、
(そんなことを言いつつ、頼んだのは塩とんこつですがf^^;)
「えっ?」と思ったものの、おいしかったです。
(リサーチしたら別に醤油とは限らないらしい)
で、道の駅…結構広いところで、
軒下も十分に広かったのですが、
明かりが結構ついてる…
もう走れる気もしなかったのですが、
明かりはな〜、と思い、22時ぐらいになったら消えるかと、
ベンチで少し仮眠とかもしたのですが、
消えないようなので、もういいやとあきらめ、
比較的目立たない建物の裏で、
今日もテント張らずに就寝したのでした。
288.8km
すきや | 豚汁鮭納豆定食 | 550円 |
自販機 | コーヒー | 130円 |
東照宮駐車場 | 駐輪代 | 300円 |
大猷院霊廟 | 拝観料 | 550円 |
大猷院霊廟 | 賽銭 | 計20円 |
セブンイレブン | 軽食 | 340円 |
めん房大喜 | 塩とんこつラーメン | 800円 |