7/24(日) 

日本縦断ツーリング11日目

行程

道の駅六合-日本ロマンチック街道-吹割の滝-大猷院霊廟-道の駅喜多方

ルート

ルート画像

注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
トンネル、深い谷など電波が受信できないため、
ルートが途切れているように見えるところがあります。

天気

曇り

昨晩の宿泊地

道の駅
道の駅
私もそれなりに早く起きたのですが、
周囲はすでに人の声が…
奥の旅館に泊まっていた人たちのようで、
服装からして山登りの一行らしい。
何人かとお話をしつつ、撤収をして、
終わってからは日記を書いていました。


道の駅六合
適当なところで日記書きは切り上げるのですが、
今日も日曜日とあってライダーが多いようです。
ちなみに道の駅六合は「くに」と読むそうで、
どういう由来か知りませんが…
道祖神が付近に多いようで観光ポイントとなってるようでした。
道の駅にもあったので撮影。

道の駅六合
花と蝶。

道の駅六合
撮ってるときは気付かなかったのですが、
写真で見ると、君たちお互いどこ触ってんの…という感じがしますね(^_^;)
でも、そういうものなのかな?とも。

生須歌碑苑
出発してから県道に入り、すぐのポイント。
大正11年(1922)10月19日に、
若山牧水が草津から六合に入り、
短歌と「枯野の旅」という詩を残したそうです。
生須歌碑苑というそうですが、地元の短歌愛好家が、
牧水を偲び、あやかって建てた歌碑群、その全景。

生須歌碑苑
そのうち、牧水の歌碑。

生須歌碑苑
同じく牧水の歌碑ですが、文字が読めない(^_^;)

暮坂峠
県道にはいくつか牧水の歌碑がありましたが、費用の問題か、
石ではなく木の説明板っぽいモノのほうが多かったかと(^_^;)
峠には峠で立派な歌碑がありました。

暮坂峠
牧水の詩碑。
上に書いた「枯野の旅」のようです。
ここあたりも「日本ロマンチック街道」ですが、
街道はいったん、沼田の街へと。
ご飯…と思って「すき家」でいいか、と入ったのですが、
あとから走っていると、以前入って美人姉妹がいたお店があったので、
(姉妹というか、当時は一家4人でやってて、父母娘二人全員美形だった)
まぁ現在の様子は分かりませんが、すき家はちょっと後悔しました(^_^;)

吹割の滝
沼田を抜けて走ると吹割の滝があったのでストップ。
以前は遠目に見ただけだったな、と思って遊歩道を歩くことに。
200m程下っていくことになるのですが、
最初に見えるのは「鱒飛の滝」。
最初はこれが吹割の滝かと思ったものですが…
ビューポイントがうまく取れず、ちゃんとした写真は撮れないのですが、
以前は遡上してきた鱒がここを登れないことから「鱒止の滝」といったのが、
いつしか今の名前になったそうです。

吹割の滝
遊歩道を少し歩きますが、その途中の様子。
少し北に「塔のへつり」というところがありますが、
行ったときはあまり何も思わなかったのが、
あとから写真を見て、いいのかな?とも思い…
これくらいの岩でいいと思うなら、ホントにいいと思うだろうな、と。

吹割の滝
吹割の滝。U字型の谷に、3方向から水が流れ落ちる感じ。
ここも撮影ポイントがあまりうまく取れなかったのですが、
なかなかいい滝だと思いました。

吹割の滝
滝の奥付近。

吹割の滝
そのアップ。

吹割の滝
上流側から。

吹割の滝
さらに上流側から。

大猷院霊廟
見終わったら、再びロマンチック街道を走り、
金精峠を越え、いろは坂を下って日光まで。
金精峠は霧がかっており、半分雨という状態。
今日は週末だからかバイクが多く、
特にハーレーが多かったかな…
私も荷物満載なので、そんなペースは速くないつもりですが、
追い越しを掛けるほうが多かったかも(^_^;)
ハーレー2台のカップルに追いついたとき、
後ろの女の子がカーブはすごいゆっくりなのに、
直線になったらすごくアクセルをあけるので、
なかなか追い抜けずにちょっと困った(^_^;)
(カーブで追い抜くのも怖いので…)
一応、私は後ろからバイクが来たら追い抜かせるように心がけてます。

あと、華厳の滝近辺で、駐車場が有料っぽいのですが、
「100円」と「200円」というカードを持った人が、
隣り合わせていたのが微妙でした(笑)
なんか違いあるのかな?ということで。
日光に入ると、駐車場の案内が頻繁にあったのですが、
最初に入ったところは「バイクはやってない」とのことでした。
輪王寺の駐車場で、少し行ったところの東照宮の駐車場は、
バイクもやってるとのことでしたが、
私は東照宮ではなくて、輪王寺(の大猷院霊廟)を見に来たんですけどね。
ま、東照宮の駐車場の管理人さんが、
出発するときに手を振って見送ってくれたので、
まぁいいかな、と思います。

というわけで、今回は東照宮をスルー、
輪王寺、大猷院(たいゆういん)霊廟を見学。
もちろん、国宝建築だという理由に拠ります。
(東照宮スルーは時間の問題と、以前拝観済みのため)
徳川幕府第三代将軍、徳川家光の霊廟です。
写真はその入り口、仁王門。

大猷院霊廟
近くに咲いていた花。
境内に何か所か咲いており、
まとまっているところではそれを見ずとも、
そのかぐわしい芳香で感じさせてくれることでした。
ちなみに写真は、例によってたくさんあるものから厳選して紹介。

大猷院霊廟
重文、二天門。
正面櫓上の扁額(大猷院)は、後水尾天皇の御宸筆だそうです。
正面左右に、広目天持国天の像を、背面に風神雷神像。

大猷院霊廟
その扁額。

大猷院霊廟
水盤舎(の屋根)。
二天門の階段の前にあるのですが、
ちょっと、もうこれだけで、
「こんな建物見たことないぞ…」というレベル(笑)

大猷院霊廟
国宝、本殿。
手前に拝殿、奥に本殿。
通路の関係上でこのアングルでしか撮れないのですが、
拝殿には中まで入って参拝することが可能。

大猷院霊廟
本殿。

大猷院霊廟
皇嘉門。
家光公の廟の入口らしいです。
以前は、特別にこの奥まで行けたらしいのですが、
現在は入り口は閉ざされています。
この廟は、家康公の墓所である東照宮をしのいでならない、
との家光公の遺命により、控えめに作られたとありますが、
それでも十分…という感じがしました。
福井の明通寺の内部が少し見えたときに、
これが建築当時の様子なのかと、
まさしく極楽浄土を現世に演出するものだったろう、と感じたものですが、
そのレベルのモノがそのまま残っている…というすごさがあります。
通路が制限されて、写真のアングルが制限されるのがネックかな。

日光街道杉並木
特別天然記念物でもあり、特別史跡でもある、日光杉並木。
この二重指定は唯一のモノだそうです。

福島県県境
いよいよ東北へ。県境を示す標識。

国道121号
トンネルわきの、国道3重指定を示す標識。
以前、同じく三連星の標識を撮影して、
その近くになかなかいい滝があったと記憶していたのですが、
今回はうまく見つけることができませんでした。
しかし、道脇の様子、特に渓流の様子はなかなかのものがあったと思います。

政府広報
ちょっと前に、ラズウェル細木氏の「う」という、
うなぎだけをテーマにした漫画で、
氏のふるさとの米沢にあるうなぎ屋が出ていたことがあって、
行きたいと思っていたものの、ちょっと今日は無理という時間に。
コンビニで休憩中に、窓に貼られていた政府広報。
こんなことやってるんだ…と思いつつ、
内容としては管直人のいつもの言い分、
「これもしました、あれもしました」という感じだったかと。
行き先をどうしようかな、と考えたところで、
少し先に「道の駅喜多方」があったのでそちらへ。
途中で喜多方ラーメンを…と思って、
道路わきにあった「大喜」という店に入ったのですが、
喜多方ラーメンの割に、みそとかとんこつとかあって、
(そんなことを言いつつ、頼んだのは塩とんこつですがf^^;) 「えっ?」と思ったものの、おいしかったです。
(リサーチしたら別に醤油とは限らないらしい)
で、道の駅…結構広いところで、
軒下も十分に広かったのですが、
明かりが結構ついてる…
もう走れる気もしなかったのですが、
明かりはな〜、と思い、22時ぐらいになったら消えるかと、
ベンチで少し仮眠とかもしたのですが、
消えないようなので、もういいやとあきらめ、
比較的目立たない建物の裏で、
今日もテント張らずに就寝したのでした。

走行距離

288.8km

本日の家計簿
すきや豚汁鮭納豆定食550円
自販機コーヒー130円
東照宮駐車場駐輪代300円
大猷院霊廟拝観料550円
大猷院霊廟賽銭計20円
セブンイレブン軽食340円
めん房大喜塩とんこつラーメン800円

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