8/19(金) 

日本縦断ツーリング36日目

行程

道の駅おおの-盛岡市街-八幡平-花輪ばやし-十和田湖生出キャンプ場

今日は日をまたいで行動しているのですが、
一旦キャンプ場に戻るまで(20日朝)を19日として扱います。

ルート

ルート画像

注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
トンネル、深い谷など電波が受信できないため、
ルートが途切れているように見えるところがあります。

昨晩の宿泊地

道の駅おおの
道の駅おおの
朝から鍵の対応についていろいろ調べてみました。
検索で結構ヒットするので、多い事例なのかな?と思いつつ…
ケースのメーカーのサイトに、
「鍵の複製はできない」というような文言があり、
少し気にはなったのですが、まぁ脅し文句だろうと…
とりあえず、盛岡に行ってみましたが、
結論から言うとお金はかかったものの、無事対応完了しました。
レッドバロンで、折れた鍵のシリンダー内に残ってる部分の取りだし、
鍵屋で鍵の作成…それだけで終了(^_^;)
取り出しもスムーズに行ったし、
鍵もそんなに時間はかかりませんでした。
ちょっと、回すのにコツが必要になったくらい。
カメラが取り出せない状況だったので、
取り出せる状況になったのはホッとしました。
上の画像は携帯で撮ったものなので、画質が悪いです。


太古の息吹
盛岡市街から、花輪ばやしというお祭りを見にいくのですが、
今日も八幡平を越えることにしました。
と言っても、八幡平の峠までのアクセスは、
東からなら道が2本あります。
先日通ったのは「八幡平アスピーテライン」(県道23号)、
今日は「八幡平樹海ライン」(県道318号)を通ることに。
と言っても、ここも以前の日本一周時に通ったことあり(^_^;)
その時は、途中で岩手山がきれいに見えたのですが、
今日は雲がかかっていて全然見えず…(-_-;)
代わりというわけではないですが、
途中の「太古の息吹」というところでストップ。
温泉がわき出しているところです。

太古の息吹
ここの温度はかなり高いらしく、
以前タモに卵を入れてゆで卵を作ってた人がいたのですが、
タモがあるのはともかく、ゆで卵の殻までありました…(-_-;)

太古の息吹
少し先に川があるのですが、
暗渠になっているところの壁には落書きが(-_-;)
ちょっと、理解不能な状況です…(^_^;)

太古の息吹
湧き出しているところから、川まではすぐ近くなので、
うまくすれば温泉が作れるような感じもありましたが、
私は別にそこまで温泉好きじゃないしスルー。
というか、少し離れたところにちゃんと温泉があり、
野湯?でももっとまっとうなところがあるようです。

八幡平、見返峠
少し走って、先日は霧で何も見えなかった峠まで。
今日も天気は良くないものの、以前のような霧はありませんでした。
ここでアスピーテラインと樹海ラインは合流。
ちなみにアスピーテとは楯状火山のことですが、
現在ではこの呼称は推奨されないとのこと。
八幡平そのものも、楯状火山ではなく成層火山ということです。
駐車場は有料ですが、そこから西、秋田県側の風景。

八幡平、見返峠
同じく東側、岩手県側の写真。
ちなみに岩手山はやっぱり見えないのですが…
自分が以前、同じところから岩手山を撮った写真を見ると、
大変いいと思うので載せます(^_^;)

八幡平、見返峠
中央のきれいな山が岩手山。
同じところには来ているわけなので、
見えなかったのがつくづく残念な景色です…(^_^;)
ちなみに私が以前ここに来たのは、
2005/11/06のようです。
岩手山のもっと近い写真もあるのでよかったらどうぞ。

八幡平、見返峠
中国語(繁体字?)での「ようこそいらっしゃいました」というような文字。
観光地も国際化の時代ということで…

八幡平、見返峠
アスピーテライン、西側の様子。

発荷峠
八幡平を下ってからは、祭りの行われる鹿角市も通るのですが、
一回スルーして、十和田湖のほとりのキャンプ場にテント設営、
再度来るつもりでした。発荷峠からの十和田湖。

花輪ばやし
というわけで、テントを張って再び鹿角市へ。
バイクをどこに停めるか迷ったのですが、
道の駅がそれ用の駐車場になってるようで、
空いてるところはなかったのですが、
そこはバイクなので…適当な邪魔にならないところに停めました。
この祭りのことは何も調べてませんでした(^_^;)
二日あれば、まぁどうとでもなるだろう、ということで。
行ってビックリ、二日間ほとんど寝ないで行われるらしい…
じゃあ、ゆっくりと楽しむかぁ、という感じ。
写真は駅前行事という…来るのが遅かったので、
よく見られなかったのですが、メインイベントの一つのようです。
ちなみに花輪ばやしの詳しいことは、例によってウィキペディアにてどうぞ(^_^;)
公式サイト?ってところはこちら
なんだかリニューアル中らしく、不具合がありますが…


駅前行事が終わってからは、屋台は各町内へと戻ります。
動画の一番最初に出ている女の子が気に入ったので(笑)
「旭町」というところですが、メインで見ることにしました。
町内に戻って、旭町は古い屋台もだしてあって…
それに向かってやってる時だったような?
曲は代表的な「本ばやし」だと思います。
まさしく「魂のビート」(笑)
カメラのレンズがまた曇ったので…写真はしばらく全部カット(^_^;)

花輪ばやし
旭町町内でのにぎやかな様子が一段落したら、
道の駅で少し仮眠をとることにしました。
起きたのは2時すぎ…すでに囃子が聞こえます(笑)
3時まで朝詰パレードというのを行うらしい。
私もさっそく行ってみました。
上の動画と同じ女の子です(笑)2時53分の写真。

花輪ばやし
ちょうど3時ごろ。
枡形神事というのが始まる時間なのですが、
それ待ちということでしょうか、橋の上に各町の屋台が並んでいました。

花輪ばやし
上の写真と同じどころから、別方角を撮ったもの。

花輪ばやし
つかの間の休息?
酒もたばこも女も、全部ねぶたで覚えたという、
青森の地元の人の話が思い出されるような風景(笑)
もちろん悪い意味ではなく…
地元にそういう祭りがどうしてないんだ?という気持ちです(笑)

花輪ばやし
そんなモノは何十年も前に済ませたわい、という方は休息あるのみでしょうか?(笑)

花輪ばやし
しばらくして、パレード再開。
枡形神事が行われる地へ向かうようです。


旭町のパレード。

花輪ばやし
花輪ばやしでは「さんさ」という独特の手締めの形式があるのですが、
写真がそのフレーズです。
周辺の文字は、花輪ばやしの曲名各種。

花輪ばやし
町境での様子?各町ごとに本部のようなところがあって、
別の町の屋台がそこを通るときは、あらかじめ挨拶をするという感じでしょうか。

花輪ばやし
枡形の地へ。枡形というのは、別に特別な言葉ではなく、
城の一の門と二の門との間にある方形の広場。
出陣の際、兵の集まる所。侵入した敵軍の動きをさまたげる効果もある。
(デジタル大辞泉より)
そういう意味での枡形で、そこで行われる神事ということのようです。

花輪ばやし
神事の様子。

花輪ばやし
神事の様子その2。


各町、曲を奉納するのですが、新田町の「二本滝」という曲。
本来は、上の写真より前に撮影したもの。


船場元町の曲名「吉原格子」。

花輪ばやし
だんだん夜も明けてきました…4時36分。

花輪ばやし
屋台の様子…「腰抜け」という屋台だそうで、
太鼓の人は普通に歩いています。

花輪ばやし
もうほとんど夜も明けたという明るさ(^_^;)4時53分です。

花輪ばやし
神事も全町内終わったらしい。
「外交(先頭外交?)」という役割だったか、
祭りの指示を自分の町内の屋台に伝える人がいるのですが、
その人たちが集まっているところだと思います。
「枡形神事が終わったので、各町内、役員は集まれ」ということでしょうか。
提灯を掲げているのは、複数で話をするときはそうするようです。

花輪ばやし
各町内、集まってきました。
右手前の人たちは、町内会長さん?
屋台の近くではなく、神事が行われた場所付近の建物にいたようです。

花輪ばやし
奥の左手の人は、今年の取り纏めをしていたような感があり、
同じ町内の右手の人に説教を垂れていたような(^_^;)

花輪ばやし
各町内の点呼。

花輪ばやし
点呼に提灯を掲げて応える各町内。


枡形神事でのさんさ。

花輪ばやし
さんさが終わると、一通り終了のようでした。
もうすっかり夜も明けましたが、私もキャンプ場に戻ることに。

花輪ばやし
神事の対象だった神輿。

花輪ばやし
上の写真に、「名水の地 新田町々内」ともありますが、
このような湧水があるようです(こことは別に少なくとももう一か所)
八幡平からの水かな?と…酒を冷やしているのがうらやましい(笑)

走行距離

376.1km

本日の家計簿
自販機コーヒー120円
サンクス朝食494円
レッドバロン鍵取り出し210円
自販機コーラ50円
シェル15.39L 155円/L2385円
八幡平駐車場100円
サンクスノンアルコールビール286円
出店食料1200円
サンクス酒、食料779円
自販機飲料100円

当日のブログ記事


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