8/21(日) 

日本縦断ツーリング38日目

行程

十和田湖生出キャンプ場-十和田湖-キリストの墓-毛馬内盆踊り-十和田湖生出キャンプ場

ルート

ルート画像

注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
トンネル、深い谷など電波が受信できないため、
ルートが途切れているように見えるところがあります。

リンク先がある画像のリンク先は「フォト蔵」です。
元サイズ(基本3344x1872)の画像を見ることができます。

昨晩の宿泊地

十和田湖生出キャンプ場
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今日は夜にまたお祭り、「毛馬内(けまない)の盆踊り」を見に行きます。
昼間は何を…と考えて、十和田湖一周とキリストの墓を見に行くことに。
十和田湖ではメインの観光スポットである「休屋」(地名)というところで休憩。
駐車場が有料だったのですが、他のバイクはほぼ路駐でした(^_^;)
ご飯を食べてなかったので迷ったのですが…
ヒメマスとか、比内鶏の親子丼とか、
B級グルメで有名らしいバラ焼きとかいろいろありましたが、
お金がないので「きりたんぽ」のみ(^_^;)
切りたんぽ、食べてもあまり美味しいとは思わないのですが…
写真は遊歩道から見る十和田湖。

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十和田湖のシンボル、「乙女の像」。
高村光太郎作。

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少し走って、湖畔を離れ「キリストの墓」に向かいます。
昔、ここあたりでメーターがちょうどいい数字になりそうだったので、
ストップして写真を取るべくうろうろしていたのを思い出しつつ…(^_^;)
少し走っていくと、国道の分岐点に「迷ヶ平」というところがあって、
以前に青森のキャンプ場で一緒だったライダーが、
「キリスト様がここで飯食った、という看板がある」とかネタにしていて、
結構思い出があるのですが…(笑)
ご飯を食べようかな?とも思ったものの、
以前に増してさびれていて食べられる雰囲気でもなかったのでキャンセル。
さらに走って道の駅があったのでそこでご飯。
と言っても、なんだか研修施設の付設食堂みたいなところで、
ここもさびれていたんですが(^_^;)
「キリストの墓」に着いたあたりでちょうど雨に(-_-;)
しばらく雨宿りしてから見学に行きました。
ちなみにキリストの墓についてはウィキペディアを参照。
そして、これがキリストの墓こと「十来塚」。
たしか、読みは「へらいづか」だったと思います。

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十来塚と向い合せに「十代墓」なるものがあり、
これはキリストの身代わりとなって処刑された、
弟の「イスキリ」の墓だとされています。

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まぁ、説としては荒唐無稽なものなのですが(^_^;)
塚と墓の間には、イスラエル市から寄贈された石碑が設置されています。

ちなみにキリストの墓があるこの新郷村には、
他にはピラミッドなどもあるのですが、
一応、前に行ったこともあるしキャンセル(^_^;)
行ったときの日記はこちら

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そこから十和田湖湖畔へ戻り、反時計回りに周って、
奥入瀬渓流沿いを走ってみました。
景色はいいのですが、特にストップして写真を撮るまでもないかな…
そういうわけで、十和田湖畔に、少し違う道を走って戻り、
御鼻部山というところに展望台があったのでストップ。
そこからの十和田湖…ブログでは西と書いているのですが、
十和田湖の北のようでした(^_^;)
十和田湖の成り立ちの詳細な説明板もあって、興味深かったです。

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十和田湖一周終わったら、発荷峠を越えて鹿角まで。
少し早かったので、大湯の街で温泉に入ることにしました。
もともと、花輪ばやしから帰還するときに、
県道を通って国道に出るのですが、
その交差点に温泉があったので目を付けていたのです。
と言っても、駐車場がある温泉とない温泉が隣接していて、
目を付けていたのは、駐車場がない温泉だったのですが、
入ったのは当然駐車場がある方です(^_^;)
これは、駐車場がない温泉のほうの…無料でお湯が汲めるところ?

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せっかくなので、駐車場がない温泉の建物も。

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しばらく休憩して、盆踊りが行われる毛馬内の地まで。
案内もしっかりあり、駐車場もしっかり整備されていました。
街としてはあまり大きくないようで、
ご飯食べようと思ったのですが、
なんか休憩所みたいなところしかなかったです(^_^;)
仕方ないからそこで食べたのですが、
壁にはこの盆踊りの年度ごとのポスターがずっと掲示されていました。
一時、おわら風の盆に対抗して?「北の盆」という呼称を使っていたようで、
ナニャドヤラや西馬音内の盆踊り、おわら風の盆など、
有名な盆踊りを招待していたことがあったようです。
今年は特に何もなかったような…(^_^;)
写真は会場入り口の提灯。

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かがり火を焚いた中で踊るという特徴もあるようで、その篝火。

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今日の前座は太鼓でした。

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踊りは太鼓と笛に合わせて踊る「大の坂」と、
無伴奏の唄に合わせて踊る「甚句」の二つがあるようです。
大人は豆絞りで頬かむりをするようですが、子供は除外されるようです。

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大人の踊り手。

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子供の踊り手。

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「大の坂」が終わったところで、子供の踊り手はここで抜けてもいいようです。
大抵の子供たちは、「最後まで踊ります」と言ってたかと思いますが…
手当かお弁当か出るのか?踊っていた人たちには、
首からかけられるようにした紙状のモノを配っていました。

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うちわには「甚句」の歌詞が書いてあるようです。

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甚句の歌い手。会場の左右に台を設けて、
何人かずつで分かれて、掛け合うように歌うようです。
にしても、このお兄さんをはじめ、
ナニャドヤラで見かけた人が何人かいるような(^_^;)
まぁ、唄も違いはそこまでないと思うし、
歌い手もそこまで多くないと思うので、
いても全然おかしくないんですけどね。

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ちょっと、ポジション取りを間違ったかな?という写真(^_^;)

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9人だったか…十和田高校の生徒が参加しているとのことでした。
大人はともかく、子供も機会がある一方で、
ちょうどそれくらいの年齢層が踊る機会が一番ないようです。
それはさておき…頬かむりをしている関係で、
踊り手の年齢がよく分からないのですが、
この十和田高校の生徒は、そう分かるようなたすきをかけて、
美人かどうかは分からないのですが(男子生徒もいましたけど…)、
若いってことだけは確定しているのでカメラマンに人気でした(^_^;)

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女子高生その一(笑)
身長があって見栄えがするからか?先頭にいました。

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女子高生その二(笑)
二人とも、とてもそうは見えないくらい大人っぽい感じですが、
終わった後に頬かむりを取った姿を見る機会があって、
取ったときには年相応の外見でした。


甚句踊りの動画、その一。
ナニャドヤラと歌詞が結構似ている…
かなり共通していた気がします。


動画としては、あまり面白くないですが…(^_^;)

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祭りの終焉…と言ってもあと二日ありますが、私は見ないので(^_^;)

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この踊りが、この地区にとってどれほど価値を持つのかは知りませんが、
会場の通りに面した家々は、大抵こうやって幕がしてあったかと思います。
それだけで、十分大事にされているのでは?と感じられます。

ちなみに帰還はまたも寂しい発荷峠越えでした(^_^;)

走行距離

171km

本日の家計簿
十和田湖駐車場100円
十和田湖売店きりたんぽ200円
道の駅しんごう食堂山菜うどん550円
いずみの湯入湯料250円
自販機キリンメッツ120円
食堂親子丼、うどん950円

当日のブログ記事


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