9/9(金)

日本縦断ツーリング43日



(ボランティア期間16日目)

行程

ボランティアセンター-花巻まつり-ボランティアセンター

ルート

ルート画像

注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
トンネル、深い谷など電波が受信できないため、
ルートが途切れているように見えるところがあります。

リンク先がある画像のリンク先は「フォト蔵」です。

元サイズ(基本3344x1872)の画像を見ることができます。

昨晩の宿泊地

ボランティア宿泊所
今日から3日間、内陸の花巻市というところで祭りがあるということで、
ボランティア活動が終わってから観に行くことにしました。


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花巻までは基本、一本道。
駐車場の場所はあらかじめネットで調べていたし、
案内も出ていたので無事到着。
そこからまつり会場まで歩いて行って、
出店が出ているところで買い食いをしていると、
宮澤賢治の生家(跡)を偶然発見!
建物は建て替えられていますが、
賢治の弟、清六の子孫が住んでいるようです。

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さて花巻まつりですが、山車と神輿のパレードが、
それぞれメインっぽい…
もともと400年以上の歴史を持つ祭とのことですが、
当初は唐竹で大きな鯨を作り、上を張って鍋墨を塗り、
これを車に乗せて曳き歩いたとあるとか。
それがいつしか京都の「やかた」に似たものだすようになり、
街中に電線が張られるようになってからは、
現在の背丈の低い風流山車に移行したとのこと。
神輿に関しては、昭和の初め、町内に造り酒屋が多かったことから、
酒樽を利用して神輿を作り、祭りを盛り立てたのが発展して今に続いているそうです。
神輿のパレードも写真に撮ったのですが、
個人的にあまり面白くなかったので全部カット(^_^;)
以下、風流山車の写真です。
風流山車は11団体出ていましたが、
これは花北地区山車保存会、「南部利直公・愛宕山に八幡寺建立の躰」。

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それぞれの山車は、町内の女の子をメインとした、
囃子の行列が先導していました。
小学生ぐらいだと思いますが、
中学生ぐらいになったら、衣装は簡素なものになって、
後ろで目立たないように三味線を弾いていたように思います。
写真の題材としてとてもいいと思うのですが、
まともに撮れていたのはほとんどなく(-_-;)
その数少ない写真の一つです。

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この囃子も京都祇園囃子の流れをくむとかで、
パイプフレーム車輪付きのの台座に太鼓を載せ、
それをロープで数珠つなぎにして、
あいだに女の子たちが入っている感じでした。

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東町祭典実行委員会「復興祈願七福神降臨之躰」。

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山車は表、というか山車全体でしょうか?「風流」というのですが、
裏は「見返し」というようです。
これは見返し「鶴亀祝う金色堂之躰」。

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花巻市役所まつり同好会「北松斎城下復興之躰」。
北松斎…ホクショウサイって誰だ?と思っていたのですが、
「北 松斎」だそうで…北信愛(きたのぶちか、南部氏の家臣)の、
剃髪した後の名前だそうです…北信愛なら名前くらいは知っていました。
信長の野望知識ですけど(^_^;)
花巻の町を開いた人物でもあるようで、
このまつり自体、往時はその追慕の意味があったとのことです。

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あさひ町祭典実行委員会「大江山鬼退治之躰」。

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両脇についているのは多分、親御さんたちでしょう。
写真撮るのには邪魔でしたけど(^_^;)

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豊沢町振興会「義経主従と奥州平泉文化の躰」。

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見返し…というより、「がんばろうイーハトーブ」。

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上町町内会「義経鵯越え逆落としの躰」。

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見返し「静御前復興祈願之舞」。

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末広町まつり協賛会「海幸彦と山幸彦の躰」。

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若葉町親交会「大海原を越えて 義経北行伝説之躰」。

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山車は一回集まったら、元の町内に戻っていくようで、
ここから同じ風流山車を写したものがあります。
これは「北松斎〜」。

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同じものを別角度から。

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見返し「平泉記念大迫の伝説 牛若丸と弁慶の石投げ」。

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個人的には、これが今回のベストショットかな?と(笑)
奥二人にピントが合っているので、
真ん中二人だったらもっと良かったと思いますけど、
そんなのをコントロールできる腕はないのです…(-_-;)

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西大通り振興会「花巻城夜襲 中嶋千代松 斥候之躰」。

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見返し「セロ弾きのゴーシュ」。
風流の名前はパンフレットを見ながら書いたのですが、
確認すると、11団体のうち2団体の風流の写真がないです(^_^;)
一応、書いておきます。
里川口町祭典実行委員会「五条の橋 牛若丸と弁慶の躰」、
吹張町まつり実行委員会「義経千本桜 狐忠信之躰」。
数えてみると、義経関連が11団体のうち5団体。
平泉の世界遺産指定から?という感じはあります。
復興関連が思ったよりも少ないのは、
製作期間の問題もあるのかもしれませんが、
ちょっと、沿岸部と内陸部の温度差を感じないでもないですね。
個人的な感想ですけど…

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山車の運行が終わるとかがり火が焚かれ、
鹿(しし)踊が始まるようです。

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鹿踊は奈良の春日大社の神事に由来するそうで、
(春日大社の神使が鹿)
岩手県には数多くの団体があり、
大別して太鼓踊り系と、幕踊り系に分けられるそうです。
今日見たのは太鼓踊りですが、囃子がなく、太鼓が中心で、
3m前後の長いササラを背負い、腹に太鼓を下げ、各踊り手が唄をうたい、
太鼓を打ち鳴らしながら踊るのが特徴なんだそうです。


鹿踊の動画その1。


鹿踊の動画その2。

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踊りがひと段落したところで、抜けてきた人の後ろ姿。
すごくいい被写体なのですが、ピンボケしてて残念(-_-;)
ちなみに祭りはあと二日あるのですが、
今日帰ったら、一回眠りについた後、
体育館に響き渡るいびきの音で寝られず…(-_-;)
結果、体調がすぐれず祭りを見るのキャンセルしたので、
今日だけということになってしまいました。

走行距離

92.5km

本日の家計簿
ローソン食料767円
出店食べ物類1200円

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