奥松島縄文村〜松島巡り〜瑞巌寺〜大崎八幡宮〜道の駅七ヶ宿
注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
ルートラボにて表示しています。
貼り付けているものは簡易版でルートをなぞるだけですが、
正式版では、地図を空撮写真に変更できるほか、
速度、時間、標高等のデータを見ることができます。
リンク先がある画像のリンク先は「フォト蔵」です。
元サイズ(基本3344x1872)の画像を見ることができます。
奥松島縄文村
ちょっと…テントは無理して張ったので(^_^;)
早めに撤収しました。海は近かったのですが、
内湾を向いているので、津波の被害はおそらくなかったところでしたが、
それでもちょっと、微妙ではあります。
ちなみに昨日もらった食料は、3種類の餡つきの餅で、
晩御飯にさせてもらいました。
撤収を完了して、ここの駐車場で一旦ストップ…
入り口付近の小さな売店、営業はもとよりしてない様子でしたが、
昨日から扉が開けっ放しになっています。
誰も来ないのかな…?という風に思えたので、
テーブルとイスを借りて、少しPCで作業をしていました。
作業が終わったら出発…すぐ近くに松島四大観の一つ、
壮観こと大高森がありますが、少し海側に走って、
先に嵯峨渓というところを見ようかと…
日本三大渓の一つらしいのですが、
太平洋沿岸になるので、津波でやられていまして、
歩かないといけないらしいのですが、遊歩道の入り口もよく分からないし、
あんまりバイクでうろうろする雰囲気でも、観光をする雰囲気でもない…
諦めて、「嵯峨見台」というところから見ることにしました。
こちらはまだ、遊歩道の入り口が内湾に面しており、
住宅等もないところだったので…
(途中で仮設住宅はありましたが)
写真はその遊歩道入口…ちょっと、微妙でした(^_^;)
そして、嵯峨見台からの光景。
途中までは分からなかったのですが、
着いてみると、以前に来たことがあるような気がしました。
(調べてみたら、2005/10/06に訪問していました)
その時も、あまり…と思っているわけで、
やっぱり近くで見たいような気もしましたが、
まぁ…今年はそういうことはあきらめないとしょうがないですね。
嵯峨見台からのパノラマ画像…不要部分を処理してませんが(^_^;)
嵯峨見台となっていますが、マップルを見ると、
嵯峨渓は右手の半島のさらに奥?という感じもします。
なので、これがホントに嵯峨渓というか、
嵯峨見台の景色なのか分かりませんが、
この先の道はかなり草深かったので行く気はしませんでした(^_^;)
東屋があったので、嵯峨見台であることは間違いないと思いますが…
再び奥松島縄文村に戻り、道挟んで向かい側の大高森へ。
やはり少し遊歩道を歩きますが、その入り口…
イヤだなぁ…って感じでしたが、登り切って以降はさほどきつくなかったです。
最初がきつそうに見えただけで、
途中はハイキング気分で歩けたのですが、
こう言うところもありました…
日本三景の一つとして名高い松島ですが、
偉観、壮観、幽観、麗観の四大観が知られています。
ここは壮観こと大高森。
道は別ルートと合流してから、登りになっていました。
松島はさほど津波の影響は感じられませんでしたが、
向かって右手、野蒜海岸のあたりはかなりやられている様子が見えました。
(昨日、その中を走ってきていますけど…)
「雷神塔」という石碑ですが…
説明があったような気もするし、なかったような気もするし…
写真に残ってないことだけは確実です(^_^;)
まぁ、いい天気でした、という写真でもあります(^_^;)
同じところの、説明板の写真に比べると、
だいぶ松が少ないように見えました。
それが、津波の影響なのか否かは不明ですが…
不要部分を切り取ってませんが、
パノラマ画像…拡大してどうぞ。
しかし、どうして自動で切り取るって処理をしてくれないのかな?
それぐらい、すごく簡単に出来そうなものですが…
遊歩道を下ってきて、
先ほどの階段の登り切ったあたりでの写真です。
ここあたりでも十分いい景色で…
ここまででもいいんじゃないの?という気持ちがちらっとありました(笑)
まぁ、行ってみたら思ったより全然きつくなかったですけど(^_^;)
大高森を出てからは、松島の中心部まで。
駐車場はバイクは無料です。
松島と言えば、「ハチミツとクローバー」でもあります(笑)
(羽海野チカという人の漫画)
その中でも、一つの重要な舞台である、五大堂の透かし橋。
照顧脚下、看脚下、という意味での橋だそうで…
足元をよく見て…転じて自分自身を見つめて参拝せよ、ということでしょうか。
五大堂、国重文。近くの瑞巌寺の所属で、
五大明王を安置することからその名がありますが、
以前(2006年)に何十年かに一回の御開帳を偶然ですが拝観できたので、
個人的に、ちょっと思い入れがあります。
建物としてはさほど好みではありませんけど…(^_^;)
やはり、地震津波の影響はぱっと見、感じられず、
(石灯籠は倒れてましたが、建物的には…)
安心したことでありました。
五大堂の木組みと透かし彫りですが、
実は十二支の透かし彫りがしてあるんだそうです。
それが「巳」なのは…まぁそういうことです(笑)
津波の影響をさほど感じない土産物屋街を歩いて、
(実際はかなり奥まで到達していたようですが…)
瑞巌寺まで。日曜日ということもあってか、かなりの人出でした。
その瑞巌寺…本堂と庫裏が国宝指定を受けているのですが、
本堂が修理中ということでした…(-_-;)
少し悩んだのですが、庫裏内部の特別公開をしてるということでもあったし、
簡単に来られる場所でもないので拝観することに。
拝観料高いんですけどね…(^_^;)
「ハチミツとクローバー」(以下、ハチクロ)では、
拝観料(700円)高いつって、竹本君見てないし…(笑)
参道の杉林…ここはまだ無料エリア。
ハチクロでも描かれた光景。
本来なら正面に本堂が見えるはずですが、
まぁ…しょうがないですね…今年はやけに修復中に当たりますが…
登竜門という玄関ですが、入ってすぐ階段になってるからそういう、だったような…
立身出世のきっかけというような故事成語ですが、
鯉が滝をさかのぼって龍になる、ということから来ています。
国宝、庫裏…私には良さが分かりませんけど(^_^;)
内部は特別公開ながら撮影禁止で、それはしょうがないと思いますが、
あんまりその案内が多すぎて微妙だったし、
位牌や仏像が安置されているところでは、
「静かに見るように」って出ているのに、
逆に寺の関係者が観光客と大声でおしゃべりをしていてウザかったです(-_-;)
この先に、やはり特別公開の「陽徳院御霊屋」があるのですが、
やはり撮影禁止だったので、その参道入り口の特徴的な門。
陽徳院とは伊達政宗の正室、愛姫のこと。
最近修復されたようで、大変きれいなものでした。
「青龍殿」という宝物館の玄関にあったもので、
当地、松島の復興の合言葉のようです。
瑞巌寺の住職の書かれたものらしいですが、
これまで、被災地を見ながら走ってきて…
「がんばろう」というのはちょっと酷な気がしていたので、
この「前進」というのはなかなか良いのではないかと思われました。
宝物館で見られたもので印象に残っているのは、
伊達政宗の像としては、青葉城のそれを除けば、
もっとも著名?と思われる甲冑像。
「額字の世界 〜見よ!この筆力(ふでぢから)を!〜」という特別展もやっていましたが、
内容はともかく、そのタイトルは笑えました(^_^;)
参道の中にあった、「津波到達点」を示す標。
かなり奥の方でした。
高そうで少し迷いましたが、ご飯を食べるのも復興支援かな、と…
ある意味自分に言い訳して(^_^;)松島でご飯を食べることに。
入ったのは「南部屋」…「みなみへや」ではなく「なんぶや」でしょう。
仙台と言ったら牡蠣と牛タンかな?ということで、
セットになった定食をオーダーしました。
観光地のごはんなので…特に驚きはなかったです(^_^;)
出発して、四大観ではないのですが、
国道から入ってすぐなので「双観」というところに寄りました。
ちなみに、四大観は以前に全部行ったので、
今回はあと偉観だけにするつもりでした。
ちなみにここにはこのような食事処があるのですが、
以前、ここで食べようと思っていたら営業していなかったので、
覚えておいて、ここまでこれば良かったか!という感じでした(^_^;)
細かい道を走って、偉観こと多聞山へ。
先ほどの壮観、大高森は東から松島湾を眺め、
ここ偉観、多聞山は西から眺める形になります。
まだ駐車場で、本来のビューポイントはまだ先ですが、
それでも天気の良さと相まってなかなかの光景でした。
駐車場わきに展望広場もあって、
お弁当を広げた人たちもいるのどかな風景でした。
…というようなことを書いていいのかどうかわかりませんが…
多聞山は、多聞天をまつる堂からその名が来ていますが、
奥がその堂…手前の石灯籠はごらんの通りのありさまでした。
偉観の風景写真3枚…似たような写真ばかりですが(^_^;)
空と雲の様子は一番上が、船の様子は真ん中が、
島をよく写しているのは一番下かと…カットできませんでした(^_^;)
以前の日記を見たら松島をさほど評価していない様子でしたが、
今回は天気がいいことも大きいと思いますが、なかなか楽しめました。
ここからは内陸を走ることになるので、それが残念なくらいでした。
再び、そういうことを書いていいのかどうかという状況ですが…
多聞天をまつる堂…復興を祈願しておきました。
ところで、ヘッドライトのバルブがまた切れたので(-_-;)
(たしか、フレアイランド尾崎岬を出たところで気づきました)
これから仙台市街に向かうので、在庫の確認をしてみました。
2店舗あって、どちらもないと言われ、それはしょうがないのですが、
一店舗は折り返し電話をくれるというので、
待っていたら30分以上かかりました(-_-;)
こっちから、また電話すると言って走り出しておくべきでした…
そうしてやってきたのは大崎八幡宮。国宝建築です。
国道から筋を入って坂を上った先に駐車場があり、
そこから写真の北鳥居をくぐって参拝することになりました。
とりあえず、見て「おおっ」と思ったのですが、
国宝の建築はあとに取っておくことにして…(笑)
周辺の撮影をいろいろと。
これは、見学しているうちになにか行事予定みたいなのに差し替えられたので、
差し替えられる前に撮影していてよかったです。
なんだか、ありえないくらいにきれいだと思ったのですが…
鎮座四百年記念事業ということで、平成12年から修復工事をしていたようです。
西廻廊に、楽天ゴールデンイーグルスの絵馬が奉納してありました。
それぞれ、どの選手のサインか分かるようにしてある親切設計(笑)
本殿ですが…柵があって近づけず、このぐらいでしか撮影できませんでした。
国重文の長床。社殿の正面にあります。
社殿とは雰囲気が正反対ですが、同じ時期の創建だと考えられるそうです。
正面参道の様子。いつもは正面から参拝するのが筋かと、
わざわざ回り込んで参拝したりもするのですが、今回はしませんでした(^_^;)
そこから国道4号に乗って延々南下したのですが、
仙台市内は大変走りづらかったです(-_-;)
道路標識の地名が、近距離のマイナーな場所を指していて、
地元ではない私には、それがどちらの方角なのかさっぱりわからない…
交通量も多いので、安易に車線変更もできない、という感じで。
まぁ、4号に乗ったら普通に走れたんですけどね。
途中のすき家でご飯を食べ、ライトがつかないので(^_^;)
トラックの後ろをハイビーム点灯で、ゆっくり走っていました。
4号の間はまだそれでOKだったのですが、
途中で道の駅に向かうべく、国道113号に入ると、
交通量も明かりもあまりなくなり、
時々いる対向車が来るときにライトを消すと、
ホントに真っ暗になって笑えました(^_^;)
そうして道の駅にも無事到着…
営業は終わっているのですが、まだ建物に明かりがついてるし、
誰かいる?としばらく待っていると、やっと消え、
帰っていく人々…私はベンチに座ってボーっとしていましたが、
「火の始末だけお願いしますね」と声を掛けられたのでした(^_^;)
141.1km
自販機 | サイダー | 120円 |
土産物屋 | ステッカー類 | 570円 |
五大堂 | 賽銭 | 5円 |
瑞巌寺 | 拝観料 | 700円 |
瑞巌寺 | 賽銭 | 10円 |
南部屋 | みちのく定食、キリンフリー | 2550円 |
大崎八幡宮 | 賽銭 | 10円 |
すき家 | 定食、牛丼並 | 800円 |
ENEOS | 19.09L 151円/L | 2883円 |