4/21(金)

体調、病気、野球のこと


17日に病院に行って以来、薬を飲み続けているわけですが、
体調があまり好転している気がしません。
自覚症状として下血しかなかったわけで、下血が続いていると言う状況です。
食事制限も当然続けていまして、うどんやパン、白ご飯や豆腐を中心にして、
他の物は控えているんですけどね。昨日、病院では30日分の薬を貰いまして、
逆に言えばそれだけの間、病院に来なくとも良い、と言うことだと思うのですが、
さすがに下血が続くようなら、それだけの間行かないと言うわけにも行きませんね。
これ以上の対策としましては・・・
1)現在1回2錠のペンタサを3錠に増やす
2)食事を絶食にし、エンシュアリキッド(液体栄養食)を摂取する
などと言う事が考えられますが・・・
実際、前回の経験から言えば、なぜ好転しないのかが良く分からず、です。
ペンタサの副作用かと思われるかゆみが出ていますし、
副作用が出ているのに、体調の好転が見られないと言うのは精神衛生上もよろしくない。
それに昨日の検査は腹痛を伴う物で、しかも便の回数が多くなる検査ってどうなのだろう?と。
よく分かりませんが、ファイバー検査でみたハクタイと言う物が、
一種かさぶたのような物だとすると、それをはがすようなものだったのではないか?と。
ま・・・私の勝手な推測でして、医学的根拠は全くないのですが・・・
しばらく様子を見たいと思います。

さて、患者の日常生活における用語として、
Q.O.L.、Quality of Life、と言う言葉があるそうです。
読んで字の如し、なのですが生活の質、ということですね。
例えば分かりやすい話、先日読んだ「暗いところで待ち合わせ」の中で、
視覚障害者の内、何割かは家に籠りきりになってしまう、と言う一節がありましたが、
そういう生活が人間としてあまり望ましいものではないのは言うまでもなく、
歩道上にある黄色いプレートや、視覚障害者用の信号なども、
視覚障害者が少しでも外に出かけやすくし、高いQ.O.L.の生活を送ってもらうためのもの、です。
障害者用駐車場などもそうでしょう。
これを私と潰瘍性大腸炎において考えてみると、
まずは食事の問題が挙げられるでしょうか。
大体私は食べること、飲むことは好きなほうです。
その私が、それを我慢しているのですから、
やはり生活の質と言う物が、以前に比べて落ちていると言うのは間違いないです。
ま、これは現在、活動期だからであって、病状が落ち着いてきたら、
普通の食事で良い訳ですけれども・・・
その次に挙げるとすると、「病院に通わねばならない」という事もあります。
大体私はまだ旅が終わっていないわけでして、続けようと言う意欲はあるのです。
しかし病院に行かねばならないと言うことは、
節目節目でこちらに戻ってくるか、病院を見つけて薬を出して貰わねばならない。
それ以前の問題として、そういう旅をすることに、医者の許可がありるのだろうか?とか。
疲労、ストレスと言った物があまり良くないようで、
他の部分はさておいて、家の屋根の下ベッドに寝ると言うのと、
テントの中で寝袋に寝ると言うのは、当然ベッドの方が疲れは貯まらない訳でして。
更に言えば、就職の問題かな。能力に全く違いがない二人がいたとして、
健康な人間と持病がある人間では、そりゃ健康な人間を採用するでしょうしね。

もちろん、先日も書きましたが贅沢を言っているというのは分かっています。
少なくとも私は自分の足で歩き、自分の手で物を動かし、バイクに乗ることも出来る。
逆に、私と同い年、もしくはより若い方でも、
ベッドに寝たきりだったり、いろんなやりたいことが出来なかったり、
明日の命も知れないと言う方も大勢いらっしゃるのでしょうし。
また野球の話になるのですが、左ひざ靭帯断裂と言う怪我から復帰した吉村禎章選手(98年引退)、
その吉村選手がリハビリセンターでリハビリ中、自分より重度の、
特に子供たちから「頑張って」と励まされ、励みになったと言うことがあったそうですが、
私も、出来れば病気のことで色々マイナスに考えることなく、
自分の痛みを知っていればこそで、他人の役に立てる存在でありたいと思うわけです。

私もこうして日記を書き、(訪問者が少ないとはいえf^^;)情報発信をしていますが、
旅の中でネットに日記を書くというのは、もう全然珍しい行為でもなく、
そういう状況下で他者と差別化を図るために何があるのかな?と考えたときに、
潰瘍性大腸炎の患者でありながら、こうして自分のやりたいことを出来る、
つまり高いQuality of Lifeの生活を送れる、と言うことを知らせたいということはありました。
ま、そういうことを考えてきたときは、こうして再発するなど思いもよらず、
再発しない例もある、と言うのも知って欲しいと思っていたのですが(^^;)
再発と旅の因果関係はおそらくないと思うのですけどね。
だいたい、今私はこうやって結構平然としていますが、
以前入院したときはかな〜り凹んでいたという事実があるのです。
ま、色々ありまして・・・多くの方に迷惑を掛け、
その時は色々お世話になった方には本当に今でも感謝しているし、
一方で、一部の人間の(私から見たら)心ない言動は今でも絶対に許せず。
私の周囲に、潰瘍性大腸炎の患者はおらず、
その発症時にどういう精神状態になるのか、よく分かりませんが、
潰瘍性大腸炎の発症年齢は男性女性ともに20代がピークであり、
20代が自分の人生の今後のあり方を決めるために重要な時代だということを考えれば、
やはり一つハンデを負うわけで、暗くもなろうと言う物か、と・・・
そういう方がここを読まれたときに、病気があってもやりたいことが出来ると言う、
一つの希望になれば、と言うのは思っています。

さて、話は変わりますがジャイアンツの連勝は19日に8でストップ。
今日から昨年の覇者、タイガースとの今シーズン初顔合わせでした。
上原、井川両エースの投げあいで投手戦となったのですが、
ジャイアンツが1点先制したものの、8回表に追いつかれ延長戦へ。
11回表に1点追加され敗色濃厚だったのですが、
その裏、イ・スンヨプ選手の逆転サヨナラツーランが飛び出し、勝利!
TV中継は既に終わっていたので、ラジオの実況を聞いていたのですが、
そのホームランが最初はレフトフライかのような実況で、
スタンドインしたときは、思わず手を叩いて小躍りしたくらいでした(笑)
これでルーキーの福田投手は早くも3勝目。
先日書いた「スカウティングレポート2006」には、
この福田投手について「戦力になるのは2年目からか」と記載してあり、
色々気に食わないことが書いてあるこの本の中で、最も気に食わない箇所だったのですが(笑)
まだ始まったばかりとはいえ、早くも新人王当確といった勢いです。
一方でエースの上原投手はまたも勝ちきれず。
しかもその「ゲームを作れて満足している」というコメントには唖然。
確かに、味方打線が1点しか取れず、途中までは抑えていたと言うのは事実なのですが、
前回の登板は援護があったにも関わらず、失点を重ね降板し、結果は延長12回引き分け、
その前の登板は今日と似た展開で、味方が1点先制したものの、
7回裏に追いつかれ、9回裏にサヨナラ満塁ホームランを打たれた、と・・・
そういうことを考えると、どうも勝ちきれていない、勝負弱いと言う印象があります。
今日は井川投手、前々回は川上投手と、相手のエースと投げ合っているのは事実なんですけどね。
もうちょっと我慢して、勝つ投球をして欲しい物です。

本日の家計簿

支出なし支出なし支出なし


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