8/14(月)

行程

南の池記念公園キャンプ場〜JAXA能代多目的実験場〜伊勢堂岱遺跡〜普代浜園地キャンプ場

天気

晴れ時々雨


昨晩早く寝たせいで今日も早めに目が覚め、
日記の更新をしていました。
きりがいいところで止めて撤収作業を始めるのですが、
ツーリングライダーの皆さん、朝早いですね・・・(^_^;)
私としては結構早いほうの、8時半過ぎ出発だったのですが、
それでも思いっきり、ライダーとしては最後の出発でした。
ま、時間に余裕があるからいいんですけどね(^_^;)
日記書いてない時のツーリングでは私も朝早かったし。

ところで、まず秋田に下ってきたわけ、
このキャンプ場に泊まったわけはちゃんとあります。
少し戻らないといけないのですが、
能代にあるJAXAの「能代多目的実験場」に行きたかったのです。
ここの近くでも、それなりに連泊していましたし、
そのとき知っていれば訪問したと思うのですが、
しなかったのも道理というか、ツーリングマップルでは、
「東大ロケット実験場」と小さく書いてあるだけです。
NASDAと、文部省の研究所、東大の研究所が統合してJAXAになったわけで、
場所はここに間違いなく、目指して出発です。

しかし、秋田は青森に比べて暑いような・・・?
撤収作業も汗をかきつつのものになったのですが、
ここ辺りの海岸線には風力発電の風車が並ぶとのこと、
それを見ようと思って走って行ったら着いたところは釜谷浜海水浴場。
人も多ければ、ビキニのお姉ちゃんもたくさんいました(笑)
目の前をお姉ちゃんが歩いていきます(笑)
しかし、これまで「目の保養」だとか言ってましたが、
逆に「目に毒」なのかもしれないな・・・と。
水着に興味があるわけではなく、
興味があるのは中身だけな訳で・・・(^_^;)
えっと、体だけと言うことではなく、人そのものということですよ?(^_^;)
だから、人が水着を着てようが普通の服着てようが変わらないな、と・・・
頑張ってダイエットした人もいるんだろうなぁ、と思うくらいでした。
ま・・・私も私で、水着とか携帯していませんけど、
買ってきてお姉ちゃんをナンパする度胸もないんですけどね・・・(^_^;)

それはそうとして、ここからは南北にそれぞれ風車が見られました。
南の物はすぐそこにあるのですが、北のものは少し遠めに見られる感じ。
釜谷浜の風車
ここはキャンプ場も併設らしく、
ゴミ捨て場もあったのでついでに捨てさせて貰い、
北の風車を目印に行けば、目指す実験場も近いだろうと言うことで出発。
浜では何か砂の像も作られていたようでした。

というわけで、そちらを目指して走っていくのですが、
途中からダート・・・ツーリングマップルにもそう書いてあったし、
それは覚悟のうえだったのですが、
フラットダートと書いてあり、水溜りのあととかで凹凸も多かったのですが、
VFRでも走れるぐらいではありました。
しかし、マップルでは風車の根元の道を通れるような記載でしたが、
その根元の道は思いっきり通行止めでした・・・
多分、バイクなら入れるかと思いますが、
そんなわざわざ通行止めの、しかもダートを通ろうとは思わないので、
写真を撮ってから、別の道にトライしてみます。
能代海岸の風車
別の道でもダートだったり、舗装されていたり、
行き止まりもあったりしましたが、
途中で無事実験場への案内看板を見つけ、到着しました。

門のところで停車し、警備員さんが出てきたので、
「見学したい」旨伝えます。
すると、役職は良く分からないのですが、
キレイ系のおばさんが出てきて、
ガイド専門の人間がお盆休みなので、
私達に出来ることは、パンフレットをわたし、
ビデオと施設を見せることぐらいだ、とのことでした。
それで十分です、というと、
では中へ、ということで建物の中に案内されました。

最初、そのビデオを見るのですが、
見るところが「場長室」・・・それってちょっとすごくない?と思ったり。
おばさんに「三つの機関が統合してJAXAに・・・」と説明されるので、
「知ってます」というと「あら、お勤めはどちらですか?」と聞かれました(^_^;)
それに言葉に詰まると、「学生さん?」と・・・
そういう風にはとても見えづらいと思うんですけどね・・・(笑)
「JAXAの施設は色々行ったことがありますので」と納得して貰いましたが、
おばさん、警備員さんに「東京から来る人はみんな分かってくるから、
こっちが下手な説明とかしなくていいのよ」と・・・
一体どこから、わたしが東京からだと言う話が出たのでしょうか・・・(笑)

さて、かつては東大の機関だったこの施設は、
統合によって、宮城県の角田宇宙センターの下についた形になったそうです。
現在ではあまり大きな実験は行われていないそうですが、
直近での最大の実験は、平成6年6月(多分)に行われた、
M-Vロケットの第一段エンジンの地上燃焼試験だとか。
ビデオは2本見たのですが、一本目はその試験の様子でした。
パンフレットには、M-Vの性能向上型、
4号機の事故対策として作成された信頼性向上型、
それら様々なエンジンの地上燃焼試験を行ったとあります。

2本目は、再使用ロケット実験、RVTに関するもの。
リユーズフルビークルテスティングとかの頭文字を取った物だったかな?
つづりは不明確なのであえて書きませんけど・・・(^_^;)
そのものも、テスティングの部分が怪しいですが・・・(^_^;)
現在のロケット、H-2A、M-Vはともに一回きりの使い捨てであり、
再使用可能なスペースシャトルにしても、当初の構想より、
一回ごとの整備などに時間や部品の交換が掛かりすぎており、
オービター(人が乗る部分)は当然として、
タンクの両脇のロケットブースターも再利用されますが、
発射時に備え付けられるもっとも大きな部分、
燃料タンクは使い捨てなんだそうです。
RVTは、輸送機体の完全再使用、
航空機のように繰返し迅速に運用することを課題に実験してるんだそうで、
見た目は角が丸い三角錐と言った感じです。
高さは3mぐらいだったでしょうか。
これが垂直離着陸をするので、
何も知らない人が見たら、きっと「UFOだ!」ということでしょう(笑)
しかしその性能は、現在のところ決して高いとはいえないようで・・・
パンフレットによると、2001年6月に3日半で3回の繰返し飛行運行に成功し、
最高到達高度22mを達成したと書いてありますので・・・
ビデオの中では、もう少し高いところに到達していたかと思いますが、
いずれにしても、メートルの世界な訳で、
まだまだ宇宙を目指すには程遠いようです・・・
技術者の中では、もしかしたらそれは大きな課題ではないのかも知れませんけど・・・
うーん・・・どうなんでしょうか。
それはそうとして、GPSで自分の位置を把握したり、
ビデオの中では4秒間だったかな?ホバリングもしたりするなど、
一部、すごい部分もあるようです。
将来的には、物資の輸送はもちろんのこととして、
人間の宇宙旅行への使用も考えられているとのこと、
ビデオの中では宇宙旅行は1兆円規模の産業だと言ってました。

そんなこんなでビデオは無事終了。
警備員さんに案内されて、場内も少し見学します。
エンジン燃焼試験時、使用する建物
奥のほうが海なのですが、当たり前と言えば当たり前、
そちらに向けて噴射させるようです。
コンクリート壁ズーム
ビデオを見ただけでは、そんなたくさんの実験をしてるとは知らなかったので、
一回だけの実験で、コンクリートがあんな溶けたようになるのか・・・と思いました(^_^;)
建物も、見た目ぼろっちいですけど(失礼f^^;)
ロケットエンジンの、何百トンと言う推力に耐えられるということは、
中はどういう作りになっているんでしょうか?
燃焼試験使用建物の隣の建物
こちらは、真空実験?のとき使用するんだそうで、
内部に大きな筒のようなものを収納しており、
試験のときはそれが出てくるんだそうです。

そんなこんなで見学は終了でした。
警備員さんやおばさんと話をしたりするのですが・・・
感じたことと言えば・・・
やはりJAXA、宇宙開発の花形と言えば、
もっとも推力の大きいH-2Aになるわけで、
H-2Aは統合する前はこことはおそらく別団体だったNASDA系列の物・・・
私が「H-2Aの打上は見ました」とかH-2Aの話しても反応悪いし、
やっぱり、統合したと言っても、
完全にJAXAとして一つにまとまってるわけではないのかな?と。
おばさんには、「9月にはここで試験したM-Vの打上あるから是非見てください」と言われましたが、
H-2Aの打上もそこ辺りであったんじゃないかと・・・
それを見て、とは言われなかったし・・・(^_^;)
ま、M-Vも固体燃料を使ってるロケットとしては世界最高性能を誇る物、
打上を見たことない上に、二人とも言いませんでしたし、
私もわざわざ確認しませんでしたが、
コストが高すぎるとして、廃止されることになったはず・・・
9月には車検と通院のため、鹿児島に帰還する予定ですし、
実際に調べてタイミングが上手く合うようなら見に行こうかと思います。

それと、三陸にもJAXAの施設があるので、
今度はそちらを見に行くと言ったら、
おばさんいわく「あそこは見に行った方がいいですよ」と。
なぜなら「2年後に廃止されることが決まってる」んだそうです。
北海道に全面移転が決定してるんだとか。
また、19日にはここでイベントがあるとのこと、
良かったら是非と言われましたが、
さすがに19日までここに滞在するわけにも行きません(^_^;)
それから、ここから7号線を走って田代というところに、
JAXAのものではないが、三菱の試験場があると教えてもらい、
写真を撮ってから出発しました。
門の、「能代多目的実験場」の文字
入口からの施設の様子
門の前から、施設に沿って伸びる直線道路
出発の際には、建物の中からではありますが、
警備員さんは敬礼してくれ、おばさんは会釈をして見送ってくれました。

南からのアクセスはほとんどダートでしたが、
北のほうへ走っていくとこちらは全面舗装。
まぁ、ロケットの部品のような精密機械を、
ダート通って輸送するわけないとは思いますけど・・・(^_^;)
さて、今日の次の目標としては、岩手県です。
三陸のJAXAの施設が目的なのですが、
今日はそこまで走らず、ちょっと内陸のところでキャンプかな?
という感じでした。
それとともに・・・東北も去年だいぶ走り回ってますので、
南北に走ると、既に走ったことがあるルートが多く、
東西に走った方が、より走った事のない道を走れるのでは、と、
東北横断と言うのも一つの目標ではありました。
というわけで、今日のルートとしては、
国道7号-県道2号-国道282号-国道103号-国道104号-国道4号-国道395号
というような感じ。
いくつか走った事のある道もありますが、
それはもう、ある程度しょうのないことでしょう。
国道7号に出て、ご飯食べたいな・・・と思いながら走ります。
今日はごみを積載してないので、コンビニじゃなくてもいいし(^_^;)
そう思いながら走っていくと、
道を挟んでモスバーガーと、吉野家を発見。
肉と米を食べたいな、と感じたので吉野家にしました。
これが女の子と二人だったりして、「どっちがいい?」と聞いたときに、
吉野家、と答える女の子にはちょっと引くかも知れませんが・・・(^_^;)
まだ昼前だったので、客数もまばらでした。
牛焼肉丼と言う物を食べたのですが、
これまでのイメージと違って
(私は総じて牛丼系チェーンを美味しいと思ったことがありません)
美味しく食べられました。
牛焼肉丼は、別の機会に食べた記憶がありますが、
それからしても、ちょっとレシピとか変わったのかな?という感じ。
前回は、豆板醤だったか何か調味料を各自で、という感じで出てきたのですが、
今回は出てこなかったので・・・
味を覚えていたわけではない、というのがアレですけどね(^_^;)

そうして7号線を東へ走っていくと、
「国指定史跡伊勢堂岱遺跡」という案内を発見。
これが交差点の手前に2回ほど出てきたので、
時間の余裕はあることだし、と思って7号を曲ります。
7号は幹線道路でもあり、お盆ということもあってか
かなり混雑していたのですが、
入った道、おそらく県道325号線は打って変わってほぼ車はいませんでした。
そんなこんなで快走でき、遺跡への案内もポイントごとにあったので無事到着。
遺跡は水田の中にあるような感じで、最後の最後で、
また未舗装路を少し走らなければなりませんでしたが・・・
伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡は、
大館能代空港アクセス道路予定地で発見され、
複数の環状列石や多くの土壙墓(どこうぼ、素掘りの墓)、
建物跡や祭りに使われた道具なども発見され、
縄文時代の墓制や精神文化、社会組織などを解明する上で
大きな手がかりになる遺跡だと分かったため、
平成8年にアクセス道路のルート変更と遺跡の現地保存が決定、
平成13年1月に国の史跡に指定されたんだとか。
特徴として、大規模な環状列石が幾つも造られていることがあげられるそうですが、
やはり大湯の環状列石を見たあとでは、
肝心の環状列石を構成する石がまばらで飛び飛びであり、
ちょっと分かりづらいかな?と・・・
発掘も途上のようであり、切り株がそのまま残されてたり・・・
ついでに、敷地内には人っ子一人おらず、私1人きりでした(^_^;)

伊勢堂岱遺跡

そんなこんなで、あまり整備はされていませんでしたが、
公開されている部分も遺跡のホンの一部のようでした。
そこからは空港の脇を通り、
国道105号線を北上します。
直進したら青森に行くとき通った国道285号線に入るのですが、
そのとき「こんな田舎にしてはやけに整備された国道だなぁ」と思ったものですが、
空港に接続するから、という理由があったんだな、と納得。
105号からは再び7号へと入り、東進します。
能代の実験場で教えてもらった三菱の試験場、
マップルには載っておらず、まぁいいかとパスの予定だったのですが、
走っていたら、他の施設も含めての標識がちゃんとありました。
しかし、国道からそれて28kmだか走らないといけないようで・・・
最初からそのつもりでしたけど、やっぱりパスでした。
忠犬ハチ公の生家などの案内もありましたがやっぱりパス。
7号から県道2号線へと入ります。
マップルでは「奇岩の並ぶ渓谷を抜ける」と
オススメルートになっていましたが、言うほどなかった様に思います。
県道2号線をそのまま直進すれば十和田湖近くの発荷峠へ出ます。
そのルートでも良かったのですが、
一度通ったことあるので、国道282号線を南下して103号線へと。
こちらも走ったことありますが、逆側に走ったので、
同じ方向に走る県道2号よりいいかと思ったのです。
県道2号と国道282号の交差点付近には、
現役最古の芝居小屋なるものがありますが、
確かこの交差点通るの三回目ですが、
一度も停まって見たことがありませんね(^_^;)
大湯環状列石の近くも通りますが、
こちらは既に一回見学済みなのでやっぱりパスでした。
で、その国道103号線を走っている途中、
なんじゃこりゃ!というものが在りました・・・
一見滝のようですが、発電所の様でもあり、
前回ここを通ったときは、こんな水は出てなかったはず・・・
それはそうとして、水しぶきが道路まで掛かり、
マイナスイオンを満喫(笑)
涼しさも一気にアップしました。
国道脇の滝?
近くの渓流の様子
大湯環状列石を構成する石は、
確かここ辺りの川石を運んだとか見たような気がします。

ここあたりでは荷物を積んだライダーも多く見られましたが、
皆さん十和田湖経由で青森を経て北海道行きでしょうか。
しかし私は十和田湖の方へは向かわず、
国道104号線へと入り更に東進します。
104号に入ってちょっと走ったところで、
道路が濡れているところを発見。
湧き水が出ているようで、停車して喉を潤し、
ついでにアルミのボトルの中身も入れ替えました。
生水はあまりお腹には良くないかと思いますが、
そういう注意書きが付近になかったのは確認済み。
ちゃんとコップも備え付けられていましたしね。
国道104号線の湧き水
104号線を更に東進すると、秋田県から青森県へと入ります。
再び青森・・・無駄な移動をしてるかもしれませんが・・・(^_^;)
にんにくで有名な田子町に入ったのですが、
これを「たっこ」と読むのははじめて知りました。
国道104号は一部、タイトな部分もありましたが、
それ以外はほぼ快走出来ました。

104号から4号線に入って南下し、
国道395号線へと入ります。
国道340号との分岐あたりで、さすがに道があいまいになり、
コンビニで休憩がてらツーリングマップルを確認。
時間もまだ3時半と早かったので、
本来はここ、軽米(かるまい)あたりでキャンプ予定だったのですが、
太平洋まで出ることが出来るな、とそちら側で宿泊地探しでした。
それとともに、横断は最初から目標としていたものの、
一日で出来るとは思ってなかったので・・・
「日本海と太平洋を一日で見ることが出来るじゃないか!」と・・・(笑)
日本海の写真を撮っておらず、それを少々後悔したりも(^_^;)
ついでに今後のルートも検討・・・
以前掲示板でオススメされた岩手は盛岡の「岩山」というところ・・・
そのときはマップル上で発見できなかったのですが、
今日見ていたら無事発見できたので、
明日は盛岡に行くことになりそうです・・・
もっと効率のいい移動がありそうなんですけど・・・(^_^;)
それはそうとしてその岩山、私は普通の山かと思って探していたのですが、
ちゃんとした?公園のようで、マップルでも展望台のマークがしてありました。
それとともに、私の後ろについたという方からの書き込みだったのですが、
なぜかてっきり北上中のことかと思い、
盛岡の北部の方ばかり探していたら、実は南部だったり・・・
まぁ、無事発見できて良かったのですけれどもね。

さて、今日は今日で太平洋を目指します。
国道395号を東進。赤石峠という峠を越えた辺りからでしょうか?
ずいぶんと涼しくなったような気がしました。
昨日、温泉で天気予報を見ていたときに、
太平洋側に寒気団があるとのこと・・・
東北の都市がいずれも最高気温30度以上を予報される中、
なぜか仙台だけ25度だったりしたので、
その寒気団の影響なのかな?と思ったりしました。
そうして久慈という所に入り、国道をそれて県道268号に入ります。
そこで、無事太平洋を見ることが出来ました。
天気があまり良くなかったんですけど・・・
イメージとしては、どちらかと言えば日本海側が天気が悪い感じ、
そういう意味では今日は正反対だな、と・・・
県道268号も道路わきに奇岩が幾つも見られ、
高い岩壁もそびえたっていて、霧が掛かったその様子は、
北海道の黄金道路を彷彿とさせました。
岩手県、県道268号線より
奇岩も写真に撮っておきたいものがあったのですが、
道が狭いところにて、傾斜も幾分ついていたし、
駐車のタイミングが上手くつかめなかったので撮れませんでした・・・

海を離れてからは暗い山道を抜け、再び国道へ。
そこから南下して、ついたところは普代浜園地キャンプ場です。
少し先の黒崎オートキャンプ場は使ったことありましたが、
いろんなところ使ってみたいし、
黒崎では立ちゴケと言う苦い記憶(-_-;)もあったのでこちらになりました。
着いてみると、松林の中に細長い敷地が設けられており、
車の出入りも自由なようで、ファミリーも多くいました。
当然砂の部分もありますが、芝生の所も多く、結構いいところだな、と。
料金は管理人が回収しに来るとのことで、
とりあえずキャンプはここに決定。
荷物を降ろして、買出しに行くことにしました。
村の中心とキャンプ場をつなぐ途中に、
明らかに津波防止用の壁があるんですが、
キャンプ場は壁より海側にあります・・・
それって津波来たらキャンプ客どうなるの?と考えると、
それは少し微妙ではあります・・・(^_^;)
最初入った店では、海産物は多く売られていましたが、
他の品揃えがあまり良くないかな?と・・・
ホタテの大きいのが売っていたので、
それを買おうかとも思ったのですが、
ホタテ食うならビール飲みたいところがそれも売っておらず・・・
結局何も買わずに別の店へ。
こちらはちゃんとアルコールも売っており、
ホタテも売っていたので、バターも買って、
ホタテの醤油バターをすることにしました。
一枚198円で、私の手を開いたより少し小さいぐらいの大きさ・・・
店のおばちゃんいわく、殻の大きさにしては身が大きいとのことでした。
ついでにバター・・・今日使いきれるわけも無く、
要冷蔵(10℃以下)とか書いてありますが、
なんとかなるでしょう・・・(^_^;)

と言うわけで、キャンプ場に戻って、
テントを張ってからはさっそく調理。
ホタテをじかにバーナーに掛けます。
こういう調理法をするのは、去年の北海道以来かな?
そのときはバターがなかったものですが、
きょうはしっかりバターつき。
醤油もいれて、煮た?焼いた?どっちになるんでしょうかね・・・(^_^;)
何しろエキスみたいなものが沸騰して殻からこぼれるので、
それももったいないとスプーンで受けて、
それも酒の肴にしてみたり(^_^;)
ホタテもおばちゃん言うように身が大きく、
食べ甲斐があり、美味しかったです。
最後あたりは、殻に焦げ付いたのも、
スプーンでこそぎとっていたり・・・
ちょっとみっともないですが、美味しかったです。
最後には、そのエキスを受けていた鍋でインスタントラーメン。
これは、普段との違いはあまり良く分からずでした(^_^;)

しかしこうやって波の音を聞きながら、
酒を飲みつつ地場の物を調理しながら食べていると、
まさしくそれこそツーリングだと思えていい気分になってきます。
酒の力が入ってること間違いなしでしょうけど・・・(笑)
それにつけても考えるのは前カノのこと・・・
互いが互いにとって、おそらく100人の異性の中でも、
おそらくオンリーワンと言うくらい相性は合っていたと思うし、
ま、それが1,000人になったら分からない程度かなとも思いますが・・・
そんなことを考えていると、ある漢詩を思い出しました。
「生年百に満たざるに 常に千年の憂いをいだく」
確かこんな感じだったかと思いますが、
要するに人生は100年にも行かないのに、
千年分の悩みを抱え込んでいる・・・
そのあと細部は忘れましたが、
「何ぞ燭を取って遊ばざる」
どうしてともし火、明かりを灯して遊ばないのか・・・
昼が短くて夜の長さに苦しむのなら、とか言う部分もあったかと思いますが・・・
100と1,000の対比といい、
くだらないこと?を悩んでいる私の状況といい、
まさしく「何ぞ燭を取って遊ばざる」
もっと楽しめ、ということでしょう・・・
ということを書きつつ・・・
詩で言うと千年分の悩み、今の私で言うと前カノのこと、
どうしても抱え込んでしまうのが人間なんでしょうけどね(^_^;)
男だけかな?

ちなみに今日はビール500ml一缶と、
チューハイ350ml二缶だったのですが、
チューハイって飲んでいると逆に酔いが醒めて来るような(^_^;)
今日は昨日に比べて、最後辺りそう暑くもなかったし、
アルコールもそんなに欲しくなかったのに、これだけ飲んでしまって・・・(-_-;)
しかし、チューハイ飲むと醒めるというのは新発見(?)
安い物では100円ぐらいからありますし、
欲しいときはいいのかなぁ?と思いつつも、
チューハイだけと言うのも少し微妙ですね・・・
というわけで、今日も少し疲れがあったのですけれども、
飲みながら考えていたこと(^_^;)先の段落の分と、
家計簿とかの分は日記を書きます。
そして今日も早寝でした。

本日の走行距離

294km

本日の宿

普代浜園地キャンプ場

本日の家計簿

吉野家牛焼肉丼大盛530円
ESSO18.75L 152円/L2,850円
ESSO自販機午後の紅茶ミルクティ120円
ローソン休憩軽食280円
全日食チェーン酒、食料1,088円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(午後、コンビニ)

本日の摂取物

キャンプ場他水道水
吉野家牛焼肉丼
ESSO自販機午後の紅茶ミルクティ
停車時折々国道脇湧き水
ローソンおにぎり、ジャンボフランク
キャンプ場ホタテのバター醤油焼きx2枚
インスタントラーメン
一番搾り500ml、チューハイ350mlx2

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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