8/26(土)

行程

道の駅加治川〜十日町市博物館〜津南町〜道の駅信越さかえ

天気

晴れのち曇り


なんだか、夜中に変な生き物の声がしたような・・・(笑)
ちょっと目が覚めて、時間見たら4:40頃だったのですが、
そのまま寝入ってしまい、再び起きたのは7時過ぎでした。
撤収作業をしていると、近くに鶏舎があるのに気づきました。
鶏が鳴いているし、朝方の声はその声を勘違いしたのかな?と思う一方で、
鶏の声を勘違いするはずもないが、とも・・・
ま、寝ぼけてたので、結局良く分からないんですけどね(^_^;)

さて、ちょっと日記を書いていたりしたこともあって、
出発は9時半ごろ。国道7号線だし、
適当に走れば近くにあるだろ、と思ってコンビニまで。
ご飯を食べながら、今日のルートを考えるのですが、
「ツーリングマップル東北」はお役目終了、
今日から関東甲信越版を引っ張り出すことになりました。
これがまぁ、以前の失敗(雨に濡れたまま、長期間放置)で、
ページはくっついてるわ、カビは生えてるわ、と酷い状態なのです(^_^;)
そういうわけで、あまり使いたくは無いのですが、
北陸行きなのですから、すぐ中部北陸版に変わるでしょう。
つーか、マップルは被って載せている場所が多すぎなんですよね。
関東甲信越、というのがある割には、
東北版は新潟市の辺りまで載っているし、
中部北陸版でも上越辺りまで載っているし。
純粋にそれだけにしか載っていない、というところが少ないです。
まぁ、一冊で広域をカバーしてるのはいいのですが、
全部(北海道除く)持ち歩いている私にとっては、
無駄な荷物が増えている、ということになります・・・
って、また無駄なことをウダウダ書いてしまいましたが・・・(^_^;)
新潟県は広いわりにやはり見たいポイントが少なく・・・
目的の十日町市まで一気に走ることになりました。

十日町市に何があるかといいますと、
縄文土器として初めて、縄文時代のものとして二例目、
尖石遺跡の「縄文のビーナス」に続いて国宝に指定された「笹山遺跡出土品」、
一般的には火焔型土器として知られるそれが博物館に展示してあるとのことなのです。
国道7号から国道8号へと入って行きます。
これが途中までは高速道路と言っても過言ではないような整備された道なのですが、
南下する8号に入ってしばらくすると、
片側一車線だし車も多いしで、ちょっと走りづらくなりました。
新潟はやはり広くて、名前聞いたことある都市も多いため、
標識だけではどっち行ったらいいのか分からなかったりして(^_^;)
国道8号から、国道252号へ、と覚えていたのですが、
結局252号に入る前にナビに案内させることになりました。
これが結構暑い日で(南下してきたからかな?)、
途中の休憩ではアイスを食べたり・・・
また、道沿いの家々が、軒を長く張り出して作られており、
おそらく雪対策のためなんだろうな、と・・・
冬の間に降る雪のことを思ったりしたのでした。

結局最後までナビに案内させて、
目的の十日町市博物館に到着。午後1時過ぎだったので、
ただひたすら移動する時間がかなり長かったようです。
入館してからは、大抵こういうところに来ると、
まずは貰ったパンフレットに目を通してみるとですが、
今日はついでに自販機でジュースを買って飲んでいました。
これがポッカの自販機しかなく、何でそんなマイナーなのを・・・
という感じはありました(^_^;)

さて、十日町市博物館のテーマは、
「雪と織物と信濃川」だそうですが、
こちとらそんなものを見に来たわけではありません(^_^;)
一応金払ってるので、全て見はしましたが(^_^;)
ここ辺りは日本有数の豪雪地帯だそうで、
雪対策が色々紹介されていましたが、
ちょっと資料が古いかなぁ?という感じはありました。

それはさておき、国宝「笹山遺跡出土品」。
いくつかある展示室の、奥の所に展示されているので、
ちょっと手前の展示室を見たあと、じっくり見学しました。
ナイスなことに、撮影可!
その画像をネットに公開OKかどうかは分かりませんが(^_^;)
まぁ、いいんだと思います・・・(笑)

十日町市博物館所蔵火焔型土器、国宝「笹山遺跡出土品」

ガラス越しの撮影になりますので、
写真がちょっとぼやけているのは勘弁してください(^_^;)
やはりその造形には感動したのですが、
(これが、4,5000年前のものだって言うんですからね!)
なんか貸し出し中とかで無い資料も多いし、
それにやっぱり、名品だけでも周囲をぐるっとまわって、
全体像を観察できるようにして欲しいなぁ、とか・・・
ついでに、私がパネルを読んでいたら、
おっちゃんが寄ってきて勝手に解説を始めたとか・・・(笑)
土器以外の石器や土偶などはタンスの引き出し見たいな物に入っていて、
それを引き出すことで見るのですが・・・
出来ればそれもひと目で見られるようにして欲しいところですね。
(もっとも、そちらでそこまで優品があったわけではありませんけど)
博物館自体がそう新しい建物でもないし、
スペースそのものがないのはもうどうしようもないのですが、
是非、新しい建物の建造を考えて欲しいところだと思います。
そのあとは、他の展示室も見学して終了。
中世に関しての展示では、
地理的にそう重要な歴史的資料があったわけではないようですが、
文書の写真と、読み下し文、現代語訳が併記してあるのは丁寧でよかったですね。

さて、博物館を出てからは、
来る途中に案内標識を発見していたのですが、
その「笹山遺跡」、場所そのものへ行ってみることにしました。
国道沿いにちゃんと案内があり、脇道へと入って行きます。
目指す笹山遺跡は、十日町市立野球場かな?その近くにありました。
良くある話ですが、遺跡そのものが球場や陸上競技場の建設に伴い、
発掘調査が行われたようです。青森の三内丸山も同じですね。
三内丸山遺跡は、現地保存されていますが、
ここは球場が普通にあるんですけど・・・(^_^;)
もう発掘調査はしなくていいのでしょうか?(笑)
土器出土状態を示すモニュメント

ところで、野球場では試合が行われている様子。
ご丁寧にウグイス嬢までいるようです。
せっかくなので、休憩がてら見学していくことにしました。
スコアボードを見ると十日町高校対暁星高校だとか。
背番号もついていなかったし、3年生が引退後、
新チームでの練習試合と言ったところでしょうか。
スコアが3回終了時で既に6-1だったのですが・・・
私が見だして、4回表十日町高校の攻撃中、
ショートが二つもエラーをし、
(一つはトンネル、一つは正面のゴロを落球)
7点も入ってしまいました・・・(笑)
この時点で既に13-1、高校野球は詳しくありませんが、
公式戦ならコールドゲームでもおかしくない点差です。
そんな力量にあるチーム同士で練習試合をするのかな?とも思ったのですが、
ちょっと十日町高校のピッチャーも見ていくか、ということで観戦続行。
そのピッチャーはあまり上背が無く、技術的なことは良く分かりませんが、
ピッチャーとしての雰囲気には欠けるかな?と・・・
野球観戦はTVでのプロ野球を、とは言え、
かなりのものがあるはずなので・・・・(^_^;)
最近ピッチャーを始めたエースじゃない投手だったのでしょうか?
それと、ショートの選手も小さいなぁ、と。
ショートと言えば、野手の中でもっともセンスがある選手が
やりそうなポジションなのですけど・・・
身長からすると、まだ一年生なのかな?とか思って、
ちょっと注目・・・これが、その回では守備機会無かったのですけどね。
そんな感じで、結構長く見てしまいまして・・・(^_^;)
途中、父兄の方々?が麦茶を配ってらして、ご馳走になったとか、
十日町高校のベンチからは監督の?怒号が飛ぶのですが、
暁星高校のベンチからは、あまりそんなこと無いな、とか・・・
大差ついているのに笑顔で円陣組むし、
まぁ、そういうレベルの野球部なのだろうとは思いましたが、
暁星高校のピッチャーは6番を打っていたのが、
私が見ている中では、2塁打とホームランを打ちまして、
センスはあるのかなぁ?という感じでした。
ちなみに、エラーをしたショートの選手は1番を打っていました。
6回からは、暁星高校のピッチャーが左腕のピッチャーに変わり、
これまでピッチャーをやっていた選手はライトへ。
6回裏まで見て、さすがに切り上げました。
ちなみにそこまでのスコアは・・・

チーム123456
十日町高校05170013
暁星高校 1002205
というものでした。両チームの、夏の県予選での結果が知りたいところです。

と言うわけで、予想外の出来事に時間を費やしてしまいましたが、
それもまた旅、旅人の、自由人の特権でしょう(笑)
TVで観る高校野球はあまり好きではありませんが、
(「栄冠は君に」だけはとても好きですけど)
普通に生で見る高校野球は面白いのかな?と感じた次第。
「大きく振りかぶって」や「おれはキャプテン」で描かれる、
部活動以外の高校野球の裏側・・・父兄の存在と言うのも感じられましたしね。
「おれはキャプテン」では、父兄の存在は好意的には描かれていませんが・・・
ま・・・確かにウザイといったらウザイかな?と(^_^;)
麦茶貰っといてなんですが、いい加減子離れしろよ、見たいな(^_^;)

それからは、津南町というところまで走ります。
十日町市から、南の町なのですが・・・もう合併したのかな?
火焔型土器をリサーチしたときに、
津南町の資料館でも展示しているとのことだったので。
あと、十日町市博物館に行ったときに、近郊の観光ガイドを入手したのですが、
津南町にはひまわり畑があるらしく・・・
見ごろは8月中旬まで、となっていたのですが、
やっぱり夏はひまわり、ちょっとは残ってるだろうし、
行こうかな?と思っていたところが、
沿道には「今年のひまわり畑は終わりました」の看板・・・
「ひまわり畑」が「終わる」という表現は良く分からないのですが(^_^;)
駐車場が開設されてないとかなら分かるのですけど・・・
それとも、とある時期になったら一斉に伐採でもするのでしょうか?
などなど疑問をいだきつつ、津南町歴史民俗資料館まで。
ナビに案内させていったのですが、ちょっと分かりにくい場所だったような。
案内はちゃんと出ていたようですが・・・
駐車場がちょっと離れたところにあり、停めて歩いていったのですが、
4時ちょうど頃着いたのが、開館は4時まで・・・(^_^;)
残念ながら諦めることになりました。
野球を見てなければ、というのもありましたが、
それはまぁ、分かってたわけじゃないししょうがないですね。

そろそろ宿泊場所も決めねばならず、
どうしようかなぁ?と思いつつ・・・
あと、ここまで来るときに気づいたのですが、
走ってきた国道117号線は長野に通じるらしく・・・
長野・・・前カノと一年暮らした思い出の県・・・(笑)
と言ってもまぁ、その117号線が長野に通しているのを分かってないくらいで、
長野も新潟も広いし、通じていると言っても全く別の所になんですけどね。
そういうことを思いつつ、とりあえずナビで検索したときにヒットした、
「沖ノ原遺跡」というところまで行ってみることにしました。

やっぱりナビに案内させていくのですが、
目の前にすごい崖があるのですが・・・
目指す沖ノ原遺跡はその崖の上にあるようで、
ヘアピンカーブが続く道を登っていきます。
トンネルを抜けるとそこは平坦地・・・
広い畑の中に、目指す沖ノ原遺跡はありました。
ま、道端に説明板があるだけで、
遺跡のそのものはただの原っぱみたいなものですが(^_^;)
沖ノ原遺跡説明板
「歴史民俗資料館に保管展示」って書いてあるし・・・(笑)
うーんこれは・・・この近くに泊まって、
明日見に行くべきかな?と・・・
歴史民俗資料館の駐車場でマップルを見たときに、ここの近く、
長野に入ってすぐのところに道の駅があるのを確認していたのですが、
そこよりもっと進もうと思っていたのが、
ちょっと計画変更することになりました。
とりあえず、その道の駅を見に行く前に、
走っていくと名水百選への案内が出てきたのでそちらを先に見学。
「竜ヶ窪名水」というところなのですが、
「竜ヶ窪温泉」の幟の方が目に付きました(^_^;)

その竜ヶ窪温泉の前を通って名水の駐車場まで。
ここから少し歩かないといけないようです。
それはそうとして、ここの駐車場も広いしトイレがあり、
近くに名水百選の一つって、テント張るのにいい環境じゃない?と思い、
トイレのほうを偵察に行こうと思ったら、
その手前の小屋みたいなところに、管理人らしき人が・・・(笑)
というわけで、ここでのキャンプはそうそうと諦め、
名水のほうへと歩いていきます。
途中から水が豊富に流れる音が聞こえ、
さすが、という感じでした。
歩いていくと、「飲用水」と看板が掲げられたところがあり、
龍の首から水がほとばしり出ています。
給水をしたあと、名水そのものはより奥らしいのでそちらへ。
「竜ヶ窪」という池のようなところから、
豊富に水が流れ出していました。
「竜ヶ窪名水」水源地
ご覧のように、林の中に池があって、
その林には立ち入らなかったので写真はこれだけ(^_^;)
本当は、流れ出してる様子とかも撮ろうと思ったのですが、
間抜けなことにデジカメの電池が切れてしまったのです(^_^;)
駐車場まで戻れば替えの電池もありますが、
それもめんどくさいので、パスします(^_^;)
先ほど書いたように、ここはかなり登ったところにあり、
流れている川よりずっと標高は高いと思うのですが、
「竜ヶ窪」は湧水が水源だそうで、不思議なことであります。

VFRのところまで戻り、国道まで出るのですが、
こちらもこちらでかなりの下り・・・
国道に出てから「日本一の河岸段丘の町」みたいな看板があり、
なるほど、河岸段丘と言う地形なのか、と一つ勉強になりました。
二つの川に挟まれた土地で、川は浸食して下がっていくのに、
その挟まれた土地だけ台地として残っていく、という感じでしょうか。
沖ノ原台地、という地名も付いているようです。
さて、しばらく走って「道の駅信越さかえ」に到着。
途中で狭いトンネルがあって、
交通量もそこそこあるのでちょっとすれ違いが怖かったり・・・
また、週末であるためかバイクの姿も多く、
特にBMWを中心とした高級バイクの集団が多かったような気がします。
それはさておき、ここの道の駅・・・
あいにくと狭いところで、芝生広場などもありません。
どうしようかな?とは思ったものの・・・
下はアスファルトになりますが、
バイクは入れても車は入れないと言うスペースがあり、
またそこにテントを張ると目の前には信濃川が広がっています。
とりあえず、そこに張ることにして、
まだちょっと明るいので温泉に入りに行くことにしました。

マップルで見て行った最初の温泉は、
1,000円も掛かるとか・・・ついでにクアハウスとかで、
純粋な温泉ではなく水着を着て入る、「温泉保養施設」みたいな感じ。
別料金で水着貸し出しもしていたようですが、
なんでわざわざ1,000円も払って・・・
しかも水着着て温泉?と思ったのでキャンセル。
しかし、せっかくお風呂セットの準備はしたので・・・
先ほどみた「竜ヶ窪温泉」まで行くことにしました。
こちらは普段、料金500円なのだそうですが、
今日は26日、2(ふ)6(ろ)、お風呂の日と言うことで400円でした。
またサウナに入るのですが、ここはサウナが露天風呂と一緒に屋外にあり、
通常の遠赤外線サウナではなくミストサウナでした。
ま、違いは体感ではよく分からないのですが・・・(^_^;)
上がってからは、ホールが物産館のようになっているので見学。
竜ヶ窪名水と魚沼産コシヒカリで造ったビール、というものがあり、
地ビールは美味しくないというのは基本ですが(^_^;)
おぼろ豆腐と一緒に購入してしまいました。
それから駐車場のVFRのところまで戻ると、
いかにも「待ってました!」という感じでよってくる人影(笑)
「日本一周中ですか?」と話しかけられ、
色々話をしたのですが「素晴らしい!」を連発されました(笑)
その方が帰られてからは、隣の車のおじいちゃんも帰ってきて、
すこし話をしたのですが、ともに「今日の宿は?」と心配されます。
「ここ辺りで、適当にテント張ります」と答えた物の、
「決まってない」と言ったら「うちに泊まる?」といわれたのかな?(^_^;)
ま・・・人のうちには気を遣うのであまり泊まりたくないし、
断るのもあれなんで、言われなくてよかったのですけどね(^_^;)
ついでにここの温泉には芝生広場もあったので、
そこでテント張らせてくれると言うなら喜んでお受けしたでしょう(笑)

さすがにそういうことは無いので道の駅まで。
着いて早速ビールを飲もうとするのですが、
これが小瓶+王冠、というスタイル・・・
栓抜きを持ってない私、どうしよう?と飲もうとしてから気づいたり・・・
かなり間抜けなのですけども(^_^;)
マイナスドライバーを引っ張り出してきて、
どうのこうのやってたら、無事開ける事が出来ました。
味としては、お米の甘さは感じましたが、
そうじっくり味わって飲んだわけでもなく(^_^;)
ま、やっぱりそう美味しい物ではなかったですね。
ついでにあまり冷えてなかったのも残念でした。
それからテント設営して、ご飯を食べたのですが、
温泉入ったためか、そのあとで酒飲んだこともあるのか・・・
なんだか眠くて、8時ごろにはさっさと寝てしまいました。

本日の走行距離

215.5km

本日の宿

道の駅信越さかえ
エッジの通信状況:×

本日の家計簿

セブンイレブン朝食336円
デイリーストアアイス126円
十日町市博物館入館料300円
自販機メロンクリームソーダ120円
自販機コーラ500mlpet150円
龍神の館入湯料400円
龍神の館コインロッカー代100円
龍神の館おぼろ豆腐、地ビール600円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(夕方、龍神の館)

本日の摂取物

休憩時折々水道水、竜ヶ窪名水
セブンイレブンおにぎり、照焼チキンロール
マスカットジュース500ml(紙パック)
デイリーストアクーリッシュバニラ
十日町市博物館メロンクリームソーダ
十日町市立野球場コーラ500ml、麦茶
テント内レトルトカレー+米
インスタントラーメン
おぼろ豆腐、地ビール

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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