12/1(金) 

通算314日目

行程

美濃田の渕キャンプ場〜児啼爺の像〜豊楽寺薬師堂〜日本一の大杉〜美濃田の渕キャンプ場

天気

晴れ時々曇り時々雨


起きたのは7時過ぎでした。
本当なら今日はゆっくりして日記書きでもしているつもり・・・
早い話がまたテント内引きこもりをするつもりだったのですが、
天気予報をチェックすると、今日は晴天で明日はちょっと悪いらしい・・・
という事で、引きこもりは明日にして今日は出かけることにしました。
テントの外に出てみると実際快晴。
洗顔等をしてからご飯を作り始めます。
そんなことをしていると、隣のジェベルライダーと、
ちょっと顔をあわせることもあったのですが、
挨拶するタイミングを逸してしまい、
向うも特にそういった感じではなかったので、
結局、話どころか挨拶もしませんでした。

ご飯を食べ終わってからはパソコンを起動。
昨日の続きで、潰瘍性大腸炎と若槻千夏のこと調べたり、
安倍晋三のことも調べたり、メールの整理をしていたり。
そんなことしていたらかなり時間が経ってしまい、時間は11時ごろに。
今日はそんな遠くに行くわけでもないのでゆっくりでもいいかな、と思っていたのですが、
さすがにちょっとゆっくりしすぎ(^_^;)
いかんいかん、と思って着替えてテントの外に出るといつの間にか曇天に(-_-;)
外には落ち葉を掃いてるおばちゃんがいたので挨拶。
遠慮してか私のテントの周囲は掃いてなかったので、
こちらもただで利用させて貰ってる身、
「手伝いましょうか?」と声を掛けようかとも思ったのですが、
そういった、いかにも善人です、と言う言動は苦手なので(^_^;)
おばちゃんが少し遠くなったところで、
自分のテントの周囲は掃いておきました。
ま、ホンのちょっとの作業ですけど、
撤収するときはまた掃いておきたいと思います。
そんなことをしていると時間は11時半過ぎ。
遅くなったし、天気悪いんだったら出かけることもないな、と思ったのですが、
せっかく着替えたし、天気予報は相変わらず晴天だと言ってるし、
予定通り出かけることにしたのでした。

今日の主な目的は豊楽寺薬師堂。
高知県内で唯一、(おそらく)普通に見ることが出来る国宝です。
唯一って、高知には二つしか国宝はないわけですが(^_^;)
(ちなみに我が鹿児島県には一つのみ・・・ない都道府県もあるのかな?)
ついでに高知と言っても、高知県のかなり北のほう、
ほぼ四国の中央にあって、キャンプ場からさほど遠くないので、
ここから見に行くことにしていました。
ルートとしては、大歩危小歩危を見に行ったときとほぼ同じ、
国道192号線から国道32号線を南下します。
途中で、若槻千夏の診断書が載っているフラッシュ(雑誌)を見たかったので、
コンビニに立ち寄ります。
若槻千夏のことが載ってるのは1ページのみで、
仕事をしているときの写真が大きく載り、
診断書の写真がちょっとと記事がちょっと。
記事も潰瘍性大腸炎がどのような病気か、ということは書いておらず、
こんな内容では潰瘍性大腸炎について理解が広まることはないな、と。
ついでにその前の記事は安倍晋三総理大臣の健康不安説・・・
こちらも潰瘍性大腸炎、もしくは(似た病気の)クローン病ではないか?と言うものでしたが、
病気持ちなのに大丈夫なのか?と言うような記事で、
やはり特に理解が深まるようなことはなさそうな記事でした。
ま・・・フラッシュなんかにそういう記事を期待するほうが間違ってるかもですが(^_^;)

それはそうと、ここで面白い商品を見つけました。
正式な商品名はチト失念しましたが、
帽子やヘルメットをかぶったあとの寝た髪を元通りにするというもの。
10枚入りで315円也。
ヘルメットをかぶると髪が寝てしまうと言うのはライダーの悩み・・・
更に私は髪が細くてそれが顕著なので・・・
実験的な意味合いも兼ねて買おうかな?とも思ったのですが、
私の場合、髪が寝るとか以前の問題として、
まずは風呂に入れって感じですし(^_^;)
やっぱり無駄遣いかな?と思って止めておきました。
仕事始めたりして、通勤でバイク使うようなことになったら、
そのときは使うこともあるかもしれません。
朝ごはん食べてから少し経っていたので、少し食べ物も購入。
ポンジュースがあったので、おっ、さすが地元!と思ったのですが、
ここは徳島ですし、ポンジュースは愛媛(^_^;)
先日は愛媛で金ちゃんラーメンを徳島のものだし、と思って購入やめましたが、
せっかくなのでポンジュースは飲んでおきました。
普通のみかんジュースでしたけどね(^_^;)

それからは国道32号線を南下。
相変わらず美しい川の景観を眺めながら走ります。
コンビニに寄る前は雨が降ってきたこともあったのですが、
出てからは段々晴れてきていました(^_^)
ところで以前、ここ辺りを走ったとき、
橋から2回ほど写真を撮っていますが、
今日確認してみると、先は大歩危でも小歩危でもなく、
あとのものが小歩危、と言うことになるようです。
そのときの日記読んでみると、
先のところは小歩危、後のところは大歩危としてるし(^_^;)
あまり覚えてなかったので、多分こうだよな、と思って書いたのですが、
旅が終わって余裕が出来たら修正しておきたいと思います。

それから以前にも寄ったモンベルでお買い物。
その前にちょっとトイレに行ったのですが、
キレイでいいトイレでした。ウォシュレットだったようですけど、
残念ながら今回は、小のみです(^_^;)
で、お店の周辺を歩いてるときから、
レジのおばさんがこっちを見ていたのですが、
店内に入ってガスボンベをレジに持っていくと、
「以前も来られましたよね?」と言う感じで話しかけられました。
それで、タイヤ待ちのために近く?のキャンプ場で少し逗留を、とか、
今日は薬師堂を見に行くついでにここに、と言う話をしまして。
「髭が伸びましたね」と言われましたが、
自分の顔は変化がよく分からないというのも事実(^_^;)
ま、全身黒尽くめの特異な格好の上に、
日本一周してるとか言ったからかも知れませんが、
人に認識されてると言うことはうれしいことですね(^_^)

ところで以前、アカヌマさんに、
「なぜもっと安いボンベを使わないのか?」みたいなこと聞かれましたが、
安いボンベはやはり火力が違うかな?と・・・
(他でも売ってるでしょうが)モンベルで売ってる、
バーナーと同じユニフレームのボンベを使っています。
本来はプレミアムだか、もうちょっと高いものもあるのですが、
ここにはレギュラーのボンベしかなく、
ついでにそれも2本しかありませんでした。
プレミアムボンベとの組み合わせだと、
この手の商品のうち最大の火力を誇るらしいので・・・
ま、お湯がなかなか沸かないでイライラするのよりかは、
少しお金を出してもチャッチャッと沸いてくれたほうがいいな、と言うことで。
テント内にもう一本予備があるので、予備は計三本・・・
旅が終わるまでに、もつかもたないか微妙なところですね。

モンベルを出てからは、県道に入って子泣き爺の像を見に行くことに。
マップルにコメントが載っていたもので、
以前は、別にいいかなと思って見に行かなかったのですが、
今日は余裕があるしついでなので見に行くことにしていました。
しかしよくよく考えてみると、境港の水木しげるロードでは、
2006/7/27訪問水木しげるロード
アニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」主要キャラ・・・
鬼太郎、目玉のオヤジ、猫娘、ネズミ男、
子泣き爺、砂かけ婆、一反木綿、ぬり壁、のうち、
気づいてみたら子泣き爺の像だけ写真がなかったはず・・・
(あるかどうかは知りませんが、多分あるでしょう)
と言うわけで、今日ここで特別枠で紹介できてよかったのかな?と(笑)
きれいな渓流のそばの道を走って行きます。
渓流は左側なのですが、右側には時々・・・
なんといえばいいのかな?
こういうときに自分の語彙の貧困さを思いますが・・・
谷と言うか、沢と言うか、山襞と言うか・・・
まぁ要するに雨のときに水が流れるような所(^_^;)があり、
それが半分、滝みたいな感じで急なので、
ここ辺りの山の深さを思ったのでした。
ちょっと走っていると「児啼爺」との幟が出てきまして、程なく到着。

児啼爺の像

この県道272号線はもうしばらくで終わるようだったので、
特に何も見るあてはなかったのですが先へと走ります。
すると、ツリーハウスのようなものがあって、
「おっ、鬼太郎ハウス(?)じゃん!」と思っていたら、
中には本当に鬼太郎と目玉オヤジがいました(^_^;)
それはあとから撮影することにして、とりあえず先へ。
かなりの山の中だと思うのですが、普通に人家があって、
小学校まであるようです・・・四国は本当に山の中まで人が住んでいます。
しばらく走ったのですが、県道が終わっても林道がずっと続くようで、
さすがにそれをずっと走っていくと方向が異なるので引き返します。
途中で、さっき書いた沢のような滝のような所があるので撮影。
沿道にはいくつかあって、全部名前の標識が出ていたのですが、
ここは「宮の谷」と言うようです。
宮の谷
それからまた少し下って、先ほど鬼太郎ハウスを見たところ、
近くにはちょっとした公園があるのでそこでもストップしました。
藤の里公園と言うところのようです。

藤の里公園

そこからちょっと下ると、
また鬼太郎ハウスのようなツリーハウスがあったのですが、
こちらは中にいるのが何かよく分からなかったのでパス。
人間の模型であったのは確かなのですが、
何か乞食のような格好で、お椀をささげ持ってるような(^_^;)
国道に戻ってから南下していくわけですが、
二桁国道ながらも、やはり山間部のためか工事中のところが多い・・・
それはそれでいいのですが、片側交互通行のところ、
交通誘導員にバカなヤツラが多すぎる!
長めの直線道路で、こっちが既に見えてるはずなのに、
なかなか白旗も赤旗も出さないところ・・・
ここはまだいいとして、赤旗振られたからストップしたら、
しばらくして向うから車が一台も通らないうちに白旗振られる・・・
何のために赤旗出したんだか・・・
トラックとかが出たとかでもないようだし、
「ふざけんなボケ!もっと真面目に仕事しろ!」と言うようなことを、
走り出しながらメットの中から叫んでいたら、
誘導員もニヤついていた顔がこわばったので、
伝わらないまでも、何か言われていることは分かったのかな、と。
徳島から高知に入ったら、そちらの誘導員はまともでしたけどね・・・
(まともな誘導員=合図が早い、停止、発進のとき頭を下げる)
誘導員をしてる人もいろんな事情があるでしょうし、
一概に頭悪いとか言いたくないですが、
やっぱり仕事は真面目にして欲しいものです。

高知に入ってしばらく走ると、
薬師堂への入口の案内標識がありました。
少し道が分かりにくいようなので、
前からナビに案内させていたのですが、
案内標識もカーブを曲がったところに立っていたので、
ちょっと分かりづらかったかな?と。
それより何より、「豊楽寺薬師堂」ではなく、
ただ単に「薬師堂」と書いてあったのは意外。
それからはちょっと酷い道を、
(案内に拠れば)3km程走ります。
完全に林道なのですが、毎度の事ながら人家がちらほら。
途中で、郵便受けが一箇所に集中してるところがあり、
あまりにも人家が散在しすぎているため、
新聞や郵便の配達の手間を軽減するため、
ここにポストが設置されているのかな?と・・・
10個を越える数はあったと思うのですが。
途中で山道を歩いて行く事も出来たようですが、
案内は随所にあり、それにしたがっていくと、
お堂のすぐ近く、広い駐車場に出ました。

国宝豊楽寺薬師堂

国宝と言っても色々な訳で・・・
彫刻で言ったら臼杵の石仏(一回目の九州一周ツーリングで拝観)、
武具で言ったら弘前は櫛引八幡の赤糸縅鎧、
(撮影不可で写真ないのでリンクは張りませんが、2005/10/20拝観)
建築物で言ったら羽黒山五重塔、(2006/8/23拝観)
これらはとても感動したものですが、
この薬師堂はそこまでではなかったかな?と。
国宝、と言う時点で見られるだけでOKなんですけどね(^_^;)

見終わったら再び林道を下っていきます。
行きに、丸太を積載したトラックとすれ違ったことがあったのですが、
帰りのときも、同じトラック、荷台は空でしたがすれ違いました。
国道32号線に出てからは、しばらく高知方面に走り、道の駅大杉まで。
何でも近くに「日本一の大杉」があるとのことで、
ここまでくる予定でした。
その大杉はちょっと登ったところにあるようでしたが、
観光案内板に写真が出ていて、
なんだ、あんまり大した事ないな、と少し落胆。
日本一と言うことは、見たことないですけど、
屋久島の縄文杉より大きい?という事でかなり楽しみにしていたんですけどね。
ちょっとお腹がすいていたので、道の駅のみやげ物センターを散策。
おでんが一つ100円と言うことで、3つほど食べてから大杉まで。
駐車場に着いてビックリ、見るのは有料のようです・・・
正真正銘、日本一の大樹「蒲生の大楠」は無料で見られるのに・・・
せっかくなので200円払って見に行きましたけどね。
受付にはおばちゃんがしっかりいましたが、
あまり人の来そうなところではありませんでした(^_^;)

日本一?杉の大杉

今日の観光スポットはこれにて終了だったのですが、
ある意味、ここからも今日のメイン・・・(笑)
毎度のことですが、同じ道を通りたくないと言うことで、
「時間かかる」とマップルに記された県道5号、国道319号を通って帰還します(笑)
毎度毎度の悪路通いですが、私は別にそういうマニアではない・・・ハズ(笑)
未舗装路は真剣にイヤですしね・・・
やはりまぁ、同じ道を通ると言うことは、
基本的に同じ景色を見ると言うことでして、
行き先が分かっていたとしても、
この道の先はどうなっているのだろう?というのは、
旅人にとって基本的な心のような気もするわけで。
リアタイヤはちょっとヤバいので、
悪路を通ると言うことは、パンクの可能性も増すということ・・・
その辺、ちょっと考えもしましたが、
まぁ大丈夫でしょ、と進んでいきます。

県道5号線は川之江大豊線と言うようで、
高知県の大豊町と愛媛県の川之江・・・
昔はそういった町があったのかな?
現在は四国中央市となっていますが・・・を結んでいます。
また、「土佐北街道」とも言うようで、
かつての参勤交代路でもあった様子。
高知自動車道と平行しながら走る道でもあります。
入口には橋梁工事により通行制限との看板もありましたが、
注意して見ると「解除中」と札が貼られていました。
カーブが多いながらも整備された片側一車線路を走ります。
脇にはきれいな渓流が流れていまして・・・
四国の渓流はある程度どこもキレイだろうから、
もう写真は撮りませんでしたけど(^_^;)
すれ違ったのは工事用車両が数台と言う寂しい状況の中、
走っていくと「重要文化財 旧立川番所書院」と看板が出てきました。
最初は見る気なかったのですが、
こんな道は今後の人生で再び通る可能性は限りなく低いと思われ・・・
やはりせっかくなので見ていくことに。
国宝だったら絶対寄ったんですけどね(^_^;)

旧立川番所書院

再び先へと走っていくと、道は一車線路になりました。
まぁ、まだマシな感じでしたけど・・・
やはり高速道が平行して走るためか、
工事用車両の通行のために、それなりに整備されてるのかな?と。
交通量はほぼ皆無・・・工事用車両としかすれ違わなかったんですけどね(^_^;)
ついでに、四国の人がいかに山深いところに住むと言っても、
ここ辺りは例外のようで、人家もしばらくは見かけませんでした。
で、はげ山の様子を見たり、はげ山の谷を回り込んだ辺りでは、
南の山と空の様子がきれいだったので写真撮ったり。
はげ山の様子
南の山と空の様子
ちなみに、真ん中を流れる川のようなものはおそらく高速道路。
県道は笹ヶ峰(1016m)と橡尾山(1222.1m)の間の尾根を、
トンネルを使って抜けているのですが、
高速道路はかなり標高の低いところを、
長いトンネル使って通っているようで・・・
その尾根が県境なのですが、
トンネルは一直線とは言え明かりは皆無・・・
VFRのライトと、前に見える出口の明かるさだけが頼り・・・
やっぱりちょっと怖かったです(^_^;)
下りの道も苦労して抜けましたが、
ここ辺りは岩壁が多かったような。
両脇が岩壁の切通になってるところもあり、
やはり四国が「石の国」であるとの思いを強くしたのでした。

そんなこんなで走っていると、
前にやっと人工の明かりが見えてきまして、ちょっとホッ。
「幾山川越えさり行かば人工の見える所ぞこの山は」と言う感じでした(笑)
ま、道路も人工のものなんですけどね(^_^;)
しかし、集落の明かりかと思われたそれは、
高速道路のものだったりしたのですが、
ちょうど高速が長いトンネルを抜けたところのようで、
橋梁工事は通行止めこそしていませんでしたが進行中で、
久しぶりに人の姿を見たなんてこともありました(笑)
それから道は整備された片側一車線路になったりして、
程なく国道319号線に突入します。
ここ辺りは集落で、集落内の狭い道を走っていったのですが、
程なく広狭混在の道を走ることに。
混在してるだけなのならいいのですが、
それがかなり短い周期で繰り返されるので、
狭い道だけのほうが、よっぽど走りやすいな、と思ったり。
それと、鬱蒼とした森林の中を走ることもあり・・・
もう暗くなっている中で、森林の中は本当に暗く、
しかし空には半月より少し太ったくらいの月が出ていて明るいものですから、
自分がまるで地底と言うか奈落と言うか、
人外魔境を走っているような感じさえありました・・・

それと、さすがに国道だけあって、
最初の頃はそれなりに離合する車がいたのですが、
こっちが狭いところを走っていて、
もうすぐ広いところに出る、というところで、
スピードを緩めずに突っ込んできた車が一台あり(-_-;)
普通は抜けるまで待つでしょ?と言うところで、
思わずクラクションを鳴らしたくらい・・・
四国は危険な運転をするドライバーが多いな、と思った次第。
さすがに三日連続で危険な運転に会うとそう思ってしまいます。

途中で賢見温泉なるところがあり、
「日本一の泉質」と看板にありましたが、どうなんでしょう・・・(笑)
そういえば、祖谷温泉は日本三秘湯の一つだそうですが、
全く持って入ろうか?という検討すらしてないですね(^_^;)
まぁ私が温泉にさほど興味がないということもありますが、
祖谷といえば、白川郷、五箇荘と並んで日本三大秘境でもあるようで。
しかし二桁国道から県道一本でアクセスできて何が秘境?と言う感じもあり・・・
昔は交通の便が悪く、本当に秘境だったんでしょうけどね。
白川郷もあっさりアクセスできるので秘境といった感じはありませんが、
五箇荘はかなりの悪路を通らないといけなかったので、
(一回目の九州一周ツーリングにて訪問、過去のツーリングに記事があります)
あそこはまぁ、秘境と言えるかな?と・・・
それでも一日も走ってないわけですけどね(^_^;)

賢見温泉を過ぎると程なく国道32号線へ、
それからは来たときと同じ道を通ってキャンプ場まで帰還しました。
今日はちょっと走りに、と言う感じが思いのほか距離伸びたかな?と。
着いたのは6時半近かったでしょうか?もう辺りは暗かったのですが、
キャンプ場は水銀灯が煌々と明かりを放っています。
今日はさすがに温泉に入ろうと思っていたので、
準備をして明かりを持ち、歩いて温泉まで。
吉野川SAハイウェイオアシス内の温泉を利用するわけですが、
ハイウェイオアシス内の樹木はイルミネーションで飾られていました。
ハイウェイオアシスのイルミネーション
携帯のカメラで撮ったので、あまり画質がよくありませんが・・・
ああ、もう12月なんだなと実感したり、
神戸のルミナリエを見に行こうかな?と思ったり・・・
在り来たりな赤とか緑とかのクリスマス的な明かりではなく、
(一部にはそれもありましたが)なかなかキレイでした。
それはそうと、実に久しぶりの温泉・・・(笑)
確か前に入ったのがここでしたから、
四国を一周してる間は入ってないって事になります(笑)
何日間はあまり数えたくもないのですが・・・(^_^;)
取り立てて気持ちいいとか言うことはなかったような?
サウナは以前と違って、普通に熱いと思いましたけどね。

温泉上がってからはとりあえずビール(笑)
これはもう飲むことを決めていました。
ちょっと泡が多いかな?と思いつつ飲んでいると、
私よりちょっと上?と言うくらいの兄ちゃんがやってきて、
そちらは瓶ビールを飲んでいました。
やはり好んで瓶ビールを飲んでいると言うことは、
そちらのほうが味がよいと分かっているとのこと・・・
うーむ、私もそんな舌を持ちたいなぁ、と思いつつ、
鶏のから揚げも頼んでいたのですが、
それはちょっと出てくるまで時間かかったので、
その間にはテーブルにあった塩を舐めてたりしました(^_^;)
そば屋で塩を舐めつつ日本酒を飲むというのは憧れの一つ(笑)
今度住むところの近くに、そんな店があったらなぁと思いつつ・・・
出てきた鶏のから揚げは、500円と結構高いこともあったのですが、
その分、美味しかったと思います。
本来ならばそれだけで帰って自炊するつもりだったのですが、
やはり酒が入って気が大きくなったのか、
酒も追加して、ご飯も全部ここで食べることにしました(^_^;)
食券方式なのですが、日本酒(小)とコロッケ(50円)、
かけうどん(350円)の券を購入。
ちなみに生ビールは450円でしたが、あまり美味しくなかったかな?
今度ちょっと、生ビールと瓶ビールの飲み比べもしてみたいと思います。

で、コロッケと日本酒の券を先に出します。
日本酒は燗がされたものでコップで出てきました。
あまりいい酒でもないかな?と思いましたが、
やはり塩を舐めつつ呑んでいました。
これがアジシオなので微妙なのですが、
塩を舐めつつ呑むと、酒の甘さが分かっていいとか何とか。
コロッケは冷凍のものを揚げただけ?と言う感じでしたが、
値段が値段だけにまぁしょうがない。
それはいいとして、「コロッケの方、お待たせしました〜!」と言われ、
取りに行ったあとにもまた「コロッケの方、お待たせしました〜!」と言われる・・・
「もう取ったけど?別の人の注文?」と聞くと、
そんなことなかったようなので、
お前は壊れた拡声器か!と言った感じもありました・・・

テレビではフィギュアスケート、NHK杯をやっていて、
別に興味ないので、あまり見てなかったのですが、
聴きなれた音楽が・・・村主章枝の演技だったのですが、
ちょっと考えて、「ああ、ボレロか」と。
スケートのことはよく分かりませんが、
曲のテンポに合わせているわけではなく、
逆にスピードの速い、技の連続した演技だったような気がします。
そんな真面目に見ていたわけではないのですが、
(酒入っていたしf^^;)
ボレロは緩急と言うかメリハリの利いた音楽かな?とも思うので、
そのイメージとは合致しなかった、ということは言えるかな、と。
それはそうと、個人的には「ボレロ」と言えばバレエ。
去年のことだったか、シルビィ・ギエムが「ボレロ」を演るという事で、
そのポスターを観たときは、真剣に観に行きたいと思いましたが・・・
ま、私のバレエ観覧歴と言ったら、
ちゃんとしたプロの舞台となると、
松山バレエ団の「くるみ割り人形」しかないのですけどね(^_^;)
12月のバレエと言うとその「くるみ割り人形」。
バレエマンガの「テレプシコーラ」の一場面にて、
主人公一家がやはり「くるみ〜」を観覧し、
その後ディナー、という話がありましたが・・・
塩を舐めつつ酒が呑めるようなそば屋も欲しい環境ですが、
バレエを観たあとにディナーに行けるような環境も欲しいな、と(笑)
そんなこと考えつつ、コロッケを食べ終わるとかけうどんの券も出します。
出てきたものは、以前と同じく油揚げの細切れが乗ってまして・・・
これがスタンダードなのかな?と思った事でした。

ご飯を食べ終わってからはいい気分でテントまで(笑)
外は気温低かったと思うのですが、
温泉に入ったためか、サウナに入ったためか、
それとも酒が入っていたからか、
まぁそれが複合してと言うのが正解でしょうが、
寒さは全く感じませんでした。
テントが一つ増えてるな・・・と思いつつ、
テントに入ってからはもう全くやる気無し(笑)
シュラフに包まって、物思いに耽っていたのですが、
下手したらこのまま寝てしまいそうだな・・・と。
さすがにちゃんと包まって寝ないと風邪を引きそうな季節、
実際、風邪を引いたという某有名旅人もいましたし、
そんなのは自己管理が出来てない証拠、
一応ベテラン?旅人としては、
風邪引いたとか恥さらしのようなものなので・・・(^_^;)
ちゃんと包まって、もう寝ることにしたのでした。

本日の走行距離

157.6km

本日の宿

美濃田の渕キャンプ場(二泊目)
エッジの通信状況:◎

本日の家計簿

ローソン昼食395円
モンベルガスボンベx2458円
道の駅大杉おでん300円
日本一の大杉施設整備料200円
美濃田の湯入湯料500円
みのだ亭ごはん、酒1,700円

本日のトイレ

回数下血の量
無し

本日の摂取物

テント内目玉焼き、アーモンドチーズ、
チョコチップスナック(パン)、
魚肉ソーセージ、コーヒー
ローソンおにぎり、ポンジュース250ml
フライドチキン
児啼爺そば
道の駅大杉おでん
(玉子、厚揚げ、牛すじ)
みのだ亭生ビール、日本酒(熱燗)、
鶏のから揚げ、コロッケ、
かけうどん、塩

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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