市の浦キャンプ場〜中甑港〜(フェリーニューこしきにて)〜鹿島港〜片野浦キャンプ場
昨晩は、今日フェリーに乗るということで寝坊したら洒落にならないし、
23時前ぐらいには眠りにつきました。風もこれまでに比べたら、
あくまでこれまでに比べたら、なんですけど穏やかで、
時々目は覚めたものの、眠れないと言うことは無かったです。
それで、目が覚めたのは8時半ごろ。
今日行くところは特に無かったし、12時ぐらいまでに港に行けばいいだけなので、
シュラフの中でしばらくゴロゴロ。完全に目が覚めてから起きだしますが・・・
テントの外に出るとビックリと言うかなんと言うか・・・
これまでと違って、全く無いわけではありませんが、
雲が少ない青い空が広がっており、太陽光を一杯に受けた海もきれいに見えます。
これまで雲が多い天気だったので・・・移動日に一番いい天気とは・・・
「チクショー、なんだよー」と言う感じでした(^^;)
ま、お天道様に文句を言ってもしょうがないので、
洗面等を済ませてから、コーヒーを淹れてご飯を食べ、撤収作業。
出発は10時半ごろになりました。
そういえば、市の浦海岸とVFRの写真って撮ってなかったな、と思って撮影。
トップ画像候補、ですね(笑)
それから「里」集落に向かって走ります。
集落の中に、これまでも見かけてはいたのですが、
停まる機会が無かった石碑があったので、停まって見に行きました。
元衆議院議員石原登氏の(私は聞いたことない名前f^^;)望郷の詩ということでしょうか。
特に、氏の説明とかは無かったのですが(地元では有名人でしょうか?)
その読み下し文はこちら。
それからは時間もあるので、もう一度「長目の浜」に行って見ます(^^;)
今日は天気がいいので、いい写真が撮れるかな?と思っての事。
昨日と同じようなところに停まって、写真を撮ってみました。
と言うわけで、昨日の写真との比較。
左が既出の写真ですが昨日の物、右が今日のもの、ですね。
写真を撮った場所そのものは昨日の方がいい感じですね。
(今日はそれ以上下がるとVFRが影に入ってしまったのです)
それと、今日は風が無く波も穏やかな日だったので、
波が白く打ち寄せている様子も昨日のほうがいいでしょうか。
しかし、やはりぱっと見、全体が明るいので今日の写真の方がいいでしょうか。
私的には、やっぱり今日ですかね・・・
こちらをトップ画像に使おうかと思います。
それから、今度は「甑大明神橋」の前へ。
やっぱりこちらも昨日の写真との比較。
これもやはり今日のほうがいいでしょうか。
昨日の方が橋やVFRが大きく写っているし、VFRも正面向いてますが、
今日のほうがやっぱり明るいし、逆に言うと広範囲が写っていますし、
それと、VFRがフル装備と言うこともありますしね。
やはり、今日の写真を、という事で。
それでもうしたいことは終わったので、フェリー待合所に行って見ました。
乗船名簿を記入するも、受付には誰もいません。
観光案内のほうには人がいたので、「何時から受付ですか?」と聞いてみると、
「12時ごろには誰か来られますよ」とのことでした。
ただいま、11:15頃。フェリーは13:25発なので、かなり時間があります。
VFRのところに戻って、充電していた携帯でメールチェックとかしていました。
で、キャンプ場は圏外なので、メールとか普通に出来ないのですが、
そのとき受け取った、昨日送った私のメール(長目の浜の画像とか)に対する彼女の返事。
「また圏外だね、きっと。メールがリアルタイムじゃないと、ほしのこえみたいでセンチメンタルだね。
ちなみにほしのこえとは、彼女が異星人と戦う戦闘機のパイロットに抜擢されて地球を旅立ち、
メールが届くまでの時間がだんだん長くなっていく切ない話なのだ。
小海町出身の若い監督さんが作った話だよ。ちょっと話が最終兵器彼女みたいなかんじだね。」
だそうです・・・(原文ママ)
ま、その「ほしのこえ」(私は知りませんでした)の話はさておき、
彼女もそんなヲタクっぷりをアピールしなくてもいいのに、と言う話もさておき(笑)
メールなんて最近の物で、その前は電話しかなく、更にその前は電話も無く、
手紙しかなかったわけで・・・
しかしセンチメンタルとか言う話で言えば、それは手紙が一番でしょうね。
やっぱり、相手を手軽に感じられないと言う障害が感情をかき立てるのか・・・(笑)
ちなみに私は、メールはもちろんとして絵葉書も彼女(や親や友達)に送っていましたが、
彼女は最初、「絵葉書届いたよ」の一言もない酷い女の子でした(笑)
彼女を置いて一人旅をしている私のほうが、と言われればそれはそうなのですけれど(^^;)
話がそれましたが・・・
時間あるので、エッジがつながるかどうかチェックしようかな?と思い、
(昨日書いていたことと違いますがf^^;)
とりあえず、周りの様子を見渡してみて、
こりゃつながらないだろうなぁ、と言う街並みだったのですけれど、
とりあえず、パソコンを待合所の中に持ち込んで起動。やっぱりエッジは圏外でした。
画像が多すぎてエッジでのアップはかなり大変になるというのは昨日書いたとおりですが、
離島の風景を少しでも早く届けたい、と言うのはあったので・・・残念!
それからはやることも無いので昨日も行った「喫茶YOU&友」で再びさしみ定食を。
昨日からは、カツオとカンパチが少なくなり、タイが違う種類の物になり、
タコとイカが乗っていました。カンパチじゃなくてブリかな?
えっと、もうよくわかりませんが・・・
私の食べ物に関する知識なんて、所詮そんなものです(^^;)
食べ終わって外に出るときのTVで別府大分マラソンをやっていましたが、
その先導の白バイも女性隊員だったようです。
でも、大阪国際女子の隊員は小豆色(って例えが色っぽくないですがf^^;)のような服でしたが、
今回の隊員は普通の黒色の制服でしたね。
やっぱり大阪ともなると、特別な服作るだけの予算があるのでしょうか。
それからは、中甑の港を散策してみました。
やっぱり海がきれいで、遠くには橋が二つ見えます。
それと、中甑集落の様子。
こうして自分で撮った写真をページにしてみて、ずれが大きいとがっくりするし、
ずれが少ないとうれしくなるんですけどね。
まぁ・・・こういう感じの集落です。
真ん中に見える、赤い物が車両搭載用の桟橋ですね。
そんなこんなで過ごしていると、そのうちフェリーがやって来ました。
978トンだったか、フェリーとしては小さい部類に入ると思うのですが、
間近で見ると、やはり大きいですね、当たり前ですけど。
私は次の寄港地鹿島に下りるのですが、
ここ中甑でも、その鹿島でも船首から車両の積み下ろしをするようで、
「中でUターンして」と言われました。
串木野新港では船尾から搭載していたのですが、
積み下ろしの量とか考えると、串木野だけ船尾からかな?と言う感じがしますね。
ちなみに車はバックで入ってきていました。
今回VFRは脇に停めさせられて、私はデジカメを持ってデッキへ上がっていきます。
そのうち出航。船尾だけ先に岸壁から離れていき、そのうち船首も離れ、
バックで港を出て行く感じでした。
航路の半分ぐらいの風景は、既に陸から見た風景でもあるのですが・・・
それでもやっぱり、甑大明神橋と、鹿の子大橋、角度を変えてもう一枚鹿の子大橋。
こうしてみていると、中甑島の平良集落は橋が出来たから
フェリーが寄港しなくなったのかな?と言う感じでした。
そして船はおととい見た地層を左手に見たり、
瀬で釣りをしている太公望たちを見ながら海の上を走ります。
そして、中甑島と下甑島を分かつ海峡を見ながら鹿島港へ接近していきます。
ここに橋があれば、私もフェリーとか利用しなくて良かったんですが・・・
地元に人にもやっぱり架橋してほしいと言う要望があるようで、
その願いを書いたのぼりはこれまでもあちこちで見かけました。
そうして鹿島港へ到着。下甑島の北端の集落になります。
とりあえず、今日もキャンプ場へ行くのを優先するか、と思い、
目指す「片野浦キャンプ場」は、島のほぼ南端、西岸側にあるのですが行って見ます。
やっぱりこちらもアップダウンの多い道でしたが、
途中までは快適な二車線道路で快走できました。
旧鹿島村と旧下甑村(今は合併して両方とも薩摩川内市)の村境から
センターラインなしの山道になりましたが・・・
天気も良くて海も空も青く、なかなか気分が良かったです。
しかし、ガスの残量が微妙なところでして、
これがまたあいにく今日は日曜日です。
島のスタンドはやってないだろうなぁ、と思いながら、
集落を抜けるときはスタンドを探して走ります。
ま・・・集落と言ってもほとんど無いんですけどね(^^;)
鹿島から途中に二ヶ所集落があって、一ヶ所の集落にはスタンド無かったし、
もう一ヶ所の集落のスタンドは閉まっていたし。
そして走っていくと、目指す「片野浦」とフェリーが着く「手打」集落の分岐点に来てしまいました。
この手打集落が旧下甑村の村役場があったところで、
島内では一番大きい集落かなぁ?と言うイメージがあって行ってみたのですが、
スタンドは一ヶ所あったのがもちろん営業しておらず、
偵察のために行った港もそんなに大きくないし、
集落もそんなに大きくはないなぁ、と言う感じでした。
さて、その手打集落内には、森進一「おふくろさん」の歌碑があります。
その由来はこちらで、碑の全景はこちら。
下にスピーカーのような物が付いていますが、当然ちゃんと三番まで歌ってくれます(笑)
そして、その近くには映画「釣りバカ日誌」に関する看板。
ま、私は釣りにも映画にも興味が無いので、ふーん、と言う感じですけど(笑)
それと、この「おふくろさん」の歌碑は交番の前にあるのですが、
その交番の隅にぶじかえるがいたので撮影してみました。
本当は子蛙を背負ってたんですけどね。
それで、明日は昼は雨と言うことだし、
天気のいい今日にいろいろ見て回りたいということもあったのですが、
ガス欠したら洒落にもならないので、今日はキャンプ場でおとなしくしていることにしました。
手打集落から先ほどの三叉路目指して登っていくと、
おじいちゃんがよそ見をしながらチャリでカーブを曲がってきて、
下手したらぶつかりそうで怖かったですが。
やっぱりそういう場合でも、責任はこっち側にあるのだろうか?とか思いつつ・・・
仮にぶつかったとしたら、こっちが修理費用とか貰いたいぐらいなのに。
バイクの前面をカメラで撮影し、何か衝撃があったらその瞬間から15秒前までの画像を録画!と言うシステムが、
以前読んだ雑誌の広告で出ていましたが、それがチトほしくなったりしつつ(^^;)
三叉路には、「孤島の野犬」像が建っていました。
その説明板はこちら。ちなみに椋鳩十先生といいますと、
私も先日行った「うなぎの末よし」の上客であったらしく、
「すえよしや日本一のうなぎ食う」とか言う句を店内で見たことがあります。
それからは三叉路を下って「片野浦」集落に入り、キャンプ場まで。
キャンプ場は漁港のすぐ裏にあるのですが、着いてビックリしたことに、
えらく裏山が高いのです。もちろん、標高はそんな無いでしょうが、
勾配が急という事で。その中を、トンビ&カラスがたくさん飛んでいました。
時には攻撃されるのを心配するほど低く飛んでおり、
あとから散策しているときに発見したのですが、
漁船の周囲に集結していることがあったので、漁船からおこぼれをもらえるのでしょうか?
さて、さっきの裏山の写真にデッキが写っていますが、
本来ならテントはそこに張らないといけないようです。
しかしどう考えたって、階段を荷物持って上るのが面倒&風が強い&ペグが打てない、と言うことで、
あんなところには絶対に張りたくありません。
で、炊事棟の中に張るということを最初から考えていたのですが、
中を見てみると、これがちょっと開放的な炊事棟で、
防風という点から見たらそれはネックなのですが、
なんと電源あり!という事で、まぁこんな時期だし他に誰も来ないだろうと、
炊事棟の中にテントを張ること決定です。
スペースがあったので、VFRも炊事棟の中へ(笑)
ちなみに問い合わせをしたときは、管理人が料金徴収に来ると言うことだったのですが、
その様子はありませんでした。日曜日だからかな?
で、先日ゲットしたパンフレットによると、ここはシャワー棟もあるということで、
トイレの前に屋外シャワーがあり、まさかそれじゃあるまいな?と思った物の、
建物を見ていったらちゃんとコインシャワーがありました。
それでしばらくお風呂入っていなかったし、テント張ってからシャワー浴びたのですが、
コイン入れても水しか出なくてお湯が出ず、
それはコイン以外にも給湯器のスイッチも入れないといけないからで、
しかし給湯器のスイッチ入れても、設定温度も42度になっているのに、
ちゃんとしたお湯は出てこないし(ちょっとぬるいぐらい)
そのぬるいお湯も水に変わったので時間が終わったのかとコイン追加すると、
濡れた手で触ったのがいけなかったのか、コインを入れた反応なし・・・
それがちょうど頭を洗っているときにて困ったのですが、
しょうがないので頭は水で流しました(^^;)
ここが鹿児島県で助かった、と言うところでしょう・・・(笑)
それからまた少し近くを散策。
ここは先日書きましたが、西に海を臨んであるということで、
夕日が見られるだろうと期待していたのですが、
今の時期だと太陽は海面ではなくて、突き出た岬の中ほどに沈むようでした。
それは残念だったのですが、電源あることを幸いとして、
音楽を聴きながら、2005年分費用一覧のファイルを作ります。
だいたい切りのいいところでその作業をやめて、ご飯とうどんで晩御飯。
それから今日の分の日記を書きました。
最初のうちは風は全く無く、潮騒も子守唄に聞こえる程度だったのですが、
夜が更けてきてから少し風が出てきました・・・
明日は雨、あさっても曇りのち晴れという事で、
一番天気のいい日を無駄にした感じもありますが・・・
私はこのスケジュールで動かないといけないし、
最初に書いたようにお天道様に文句言ってもしょうがないですね。
61.7km
片野浦キャンプ場
炊事棟の中、テントを張っていた跡・・・(笑)
YOU&友 | さしみ定食 | 1,500円 |
自販機 | ジョージアテイスティ | 120円 |
甑島商船 | 二輪750cc以上 | 1,330円 |
片野浦キャンプ場 | コインシャワー | 200円 |
自販機 | コーラ500pet | 150円 |