2/25(土)

行程

ライダーハウス「とまり木」〜屋久島環境文化村センター〜屋久杉自然館〜紀元杉〜ライダーハウス「とまり木」

夜一回頭痛のために目が覚め、薬を飲んでからもう一回寝ました。
再び起きたのは朝7時半ぐらいでしたが、幸い頭痛はなくなったようでした。
今日は昼から雨との予報でしたが、空を見てみると今にも降り出しそうな位、雲が出ていました。
まぁ、島から帰るのに特に期限があるわけではないので、ゆっくりするかと思って、
とりあえず昨日の分の日記を書きます。昨日は特に行ったところも多くないので、
幸い2時間くらいで書き終わり、10時過ぎに出発しました。

ガソリンが残り少ないので、県道に出てすぐ、
空港前のガソリンスタンドで給油したのですが、
伝票見てみると、実にリッター179円・・・(-_-;)
こちらはハイオクなのですが、レギュラーだった甑島のリッター171円を上回る、
旅中最高値・・・まぁ、鹿児島はもともとガソリン価格が高くはあるのですが・・・
種子島で150円くらいだったのでそれくらいかと思っていましたが・・・
空港前で、レンタカー返すときに利用するところでもあるでしょうし、
ちょっとボッタクリ料金と言うこともあるかもしれません。
今後の給油はここはパスすることにします。

日記のアップロードもしなければ、と思っていたので、
途中のMマートでご飯を食べてから宮之浦へ。
最初はトッピーの待合所でアップロードしようかと思っていたのですが、
県道から港へ入るところにある、屋久島環境文化村センター、
まだ入っていませんでしたし、ここを見学ついでにアップロードすることに。
入館自体は無料と言うことでしたが、シアターと展示を見るためには料金が必要なようです。
展示への入口はガールスカウトのような服装をしたスタッフが出迎えてくれるのですが、
いい年こいてそんな格好して恥ずかしくないのかな?と思ったり(^^;)
ま、自分たちで選んだ服でも無いでしょうし、仕事だからしょうがないともいえますが(^^;)
さて、シアターは縦14m、横20mだったかとても大きなスクリーンで、
「屋久島〜森と水のシンフォニー〜」と言うタイトルの映像を流しています。
スクリーンが大きいのでそれは迫力があり、ヘリコプターで写した映像でしょうか、
渓谷をスピードにのって遡っていく冒頭はとてもよかったのですが、
印象に残ったのは・・・あとは山の様子ぐらいかな?と。
縄文杉の映像もあり、それは実物とほぼ同じ大きさと言うことでしたが・・・
こういう話ばっかりで申し訳ないのですが、日本一の巨木は蒲生の大楠であり、
私も幼稚園から小学校低学年と言うちょうど物心つく時期を、
その巨木を見ながら育ったので・・・あんまり感動しなかったし(^^;)
俳優のナレーションもなんかウザイな、いらないな、と。
「屋久島・・・この世界にたった一つの島で、
自分が屋久島に地球に対して何が出来るのか考えて欲しい」とか、
そんな感じの偉そうなナレーションも気に食わず(笑)
だいたい、世界中のどこの土地でだってそこはそこにしかないのであり。
屋久島だけが世界に一つしかないわけじゃないだろう?と。
山岳、巨木、巨石に対する信仰や自然との共生も、
まるで屋久島でしか行われていないような表現で、かなりダメダメでした(笑)
もちろん、私視点で、ということですけど・・・
そんな長い映像ではないのに、いびきかいてる人もいましたし、
「オホーツク流氷科学センター」のアストロビジョンの方がかなりマシだな、と。
知床対屋久島の自然遺産対決と言うことで・・・
ま、この映像を作ったのはわが故郷の「鹿児島県」なんですけどね(笑)

それから展示を見るのですが、記憶に残ったのは、
トビウオの一回の飛行距離が100mに達すると言うこと!
場合によっては、200、300mと行くそうで、それはかなりビックリしました。
で、展示をみて外へ出て行くと、鹿児島県の観光に対してのアンケートに
協力してくださいとのことで、「鹿児島県人ですけど」と言うと構わないとの事で、
色々書いておきました。今回の旅の費用、に対して「150万」とか・・・(笑)
最終的にはそれくらい行きそうな気がするので・・・
そして外に出てみると、雨が降り始めていました。
その中をフェリーが入港してきて、同時にとまり木でみたチャリダーたちが港の方へ。
もう島を出るのかな?と思いつつ・・・
今日は「白谷雲水峡」という所にいこうかな、と思っていたのですが、
そちらは遊歩道を歩くので、雨なら予定を切り替えて、
安房から山に入ったところにある、屋久杉自然館や自然遺産センターを目指すことにしました。

種子島が細長くてなだらかであるのに対し、
屋久島は丸くて標高が高い島であり、形は関係無いかもしれませんが、
やはり道も種子島のゆったりとした道に比べると、
アップダウンやカーブが多くあります。
普通だったら楽しい道でしょうが、あいにく路面が濡れているので、
あまり飛ばさずに慎重に走ります。
目的のところに着いたようなのですが、道路わきに駐車場があり、
建物そのものは駐車場からちょっと歩いていくようです。
車道なので、入っていいのかも知れませんけど、
駐車場の案内が、敷地内案内図ではここしかなかったので歩いていくことに。
道脇にはかつて使われたトロッコが展示してあり、
「屋久杉自然館」の建物前には、2000年打ち上げのスペースシャトル「エンデバー」にて、
毛利衛宇宙飛行士とともに宇宙を旅した1,180粒の屋久杉の種子のなかから、
5本のみ生育したと言う「宇宙ヤクスギ」が植えられてありました。
当然、まだ人間の背丈くらいの幼木ではあるのですが・・・
そういうのを見ていると、観光バスがやってきて、
団体客が入館していきます。かぶるのはかなり勘弁だな、と思い、
先に少し離れた場所に建つ「世界遺産センター」を見学することに。
しかしこちらはなんだか閉まっていまして、
しょうがないから「屋久杉自然館」に入り、受付に聞いてみると、
はっきりしないながらも土曜日休館と言うことでした。

で、この屋久杉自然館・・・まぁ色々展示はあったのですが、
先ほどとは違う団体客と一緒になったようで・・・
服装とか見るとトレッキングもするのかな?と言う感じでしたが、
その団体客に対して説明をする、おそらく地元のガイドの声がうるさくて、
かなーりイライラしました。客はそいつらだけじゃないぞ!と、
こっちだって金払って入館しているわけで、もう少し小さな声で、やってほしかったですね。
これが客の話し声とかだったら、まぁそれも全くないわけではありませんけど、
まだいいのですが・・・ホント、金返せ!って感じでした。
結局、何も言わずに外に出ましたけど・・・
先ほどのシアターといい、なんかほんとに屋久島ってダメな島なんじゃないかと思うくらいで。
もうこのまま何も見ないで島を出ようかなぁ、とも思ったのですが、
ま、さすがにそれはフェリー代とか色々もったいないので、
落ち着け落ち着け、と自分に言い聞かせて、
ここからまた山の中に入ったところにある「紀元杉」を目指すことにしました。
走りながら「猿を見たら心が和むかなぁ?」とか思い、
また島の西へ行くことも考えます。
道は結構整備された片側一車線道路でしたが、そのうちセンターラインのない道へ。
雨もだんだん降り出してきて、紀元杉へ着く頃は本降りでした。
道はここまで全線舗装だったのですが、紀元杉の前だけなぜか未舗装。
道路わきには「紀元命水」という水があり、それを飲んでから、
紀元杉は道をちょっと下ったところにあるようなのですが、
ちゃんと木の遊歩道が整備されており、それを歩いて見に行きました。
こちらが遊歩道から見た紀元杉下部の様子で、
こちらは車道から見た上部の様子。
説明板によると、高さ19.5m、8.1m、樹齢約3,000年だそうで、
「着生植物」と書いてありましたが、その体に20に迫る種類の植物を宿らせているそうです。
雨が酷かったので、あまりじっくり見ませんでしたが・・・
下部の様子はなかなか良かったですが、
まぁ感動すると言う感じでもなかったかな?と。
それで、崖側にはちょっと木陰があったので雨宿りをしていたのですが、
ふと溝を見ると、タバコの吸殻がたくさん落ちていることに気づきました。
写真撮ろうかと思いましたが、それもさすがにアホらしいからやめましたけど。
全ての喫煙家が全てこういう輩だとは思いませんが・・・
しかし所詮はこんな物だよな、と思ったのも事実。
ごみを捨てると言う行為もさることながら、ここは森の中、森林火災の恐れもあるわけで、
屋久島なら雨が多いし、溝なら水が流れてるから心配ないとでも言うのだろうか・・・
私だって大型のバイクに乗り、排気ガスというものを出している以上、
エコ野郎を気取るつもりはないし、タバコの吸殻が捨てられていると言う現実を見ても、
それを掃除しようというほど善人でもない。
しかし・・・しかし、やっぱり何かおかしい、と思う。
どうしてそんなことをする人間が、こんな山奥にわざわざ来るのか?
彼、彼女はなんにためにここに来たのか?
本当に、本当にその精神構造が理解できない。
ここまで書いてきたように、私は別に屋久島に特別な感情や憧憬を抱いているわけではないが、
屋久島が本当に貴重なかけがえのない島だというのであり、
そしてタバコの吸殻が側溝に散乱していると言うのが現実なら、
私は全島禁煙と言うのにだって賛成する。本当に。
少なくとも山間部はしてもいいんじゃないかと思う。
タバコなんて、吸わなくても死にはしないのだし、
そんなに吸いたいのだったら、自分の部屋で吸っていればいいのである。
わざわざこんな山奥まで来て、吸殻を捨てていく必要はないのだ。
と言うわけで、本当に腹が立ったのですが・・・
今日はシアターと言い、先ほどのガイドといい、このタバコの吸殻と言い、
なんだか観光と言うもののダメな面ばかり見たような気がしたのでした。

で、このまま雨宿りしていても雨が止む気配もないし、
そんな長く雨宿りしていたわけでもありませんが、山を下っていくことに。
シールドを閉めると前が見づらいので、顔面びしょぬれになりながらも、
シールドを開けて下って行きました。
そういう風に雨に打たれていると、なんだか冷静になってくるもので。
もちろん、雨でうれしいと言うことはないのですが、
屋久島と言うと雨の島、これが本来の姿なのかな?とも思ったり・・・
で、ゆっくり下っていくわけなのですが、
いつもそこにあるのか、それとも雨を集めて流れているのか、
小さな滝がいくつも出来ていました。
急な斜面を流れていくわずかな水の流れの表情はとてもよかったです。
気づいたら停まって様子を見、砂防ダムが大きな物から小さな物まで、
設けられている所も多いのですが、いくつか写真を撮った中から紹介したいと思います。

雨の屋久島の水の流れ

ちょっと、今回の写真は自分でももっと撮りようがあったかな?と感じますが、
写真ではそう見えませんがかなりの雨の中、デジカメを濡らすのも怖いので(^^;)
停まるごとに顔とメガネを拭きながら急いで写真撮っていました。
まぁ、所詮車道の脇なので、このあと道路の下に設けられた土管を通るのですが・・・
ガイドや吸殻の怒りが(笑)洗い流されていくような感じもありました。
そして、霧と言うか雲に包まれる山容を見ながら、道を下り、人里に出ます。
で、ちょっと買出しをしようとお店を探していたのですが、
すると雨が止んでいることに気づきました。
屋久島は雨が多いと言っても、やはり山間部と人里では2倍近い降水量の差があるそうで、
(山間部年間10,000〜8,000ミリ、人里4,000ミリ程度とか)
それも実感することに。
で、今日はご飯を炊くのがめんどくさかったので、
ちょっとご飯ものを買うかと思ったのですが、適当な物がなくいなり寿司に。
それと一食しか取っていませんし、ポテチとビールと芋もちというのを買って帰還します。
雨に濡れたウェアを干して、それもこういう場所のいい所だと思いながら、
テントに戻って買ってきたご飯を食べます。
それからお風呂に入り、談話室で日記を書くことに。
チャリダーもいなくなって、ちょっと人数が寂しくなったのかな?
私含めて五人しかいませんし、他のみんなは長期滞在者のような様子です。
スズメバチの揚げたもの?とか(結構普通に食えました、ちいさなエビみたいな感じ)
ナッツとかおすそ分けを貰いながら日記を書く・・・つもりが、
マンガを読み始めたりしてあまり進まず(^^;)
ここに戻ってきてからは雨も降り出してきたみたいで、
外では本当に良く降るなぁ、と言う感じの雨でした。
しかし、明日は晴れてくるとの予報。早めに行動起こすために日記書き上げておきたいし、
このままじゃダメだ!と思って、テントに戻って日記書き上げたのでした(笑)

本日の走行距離

82.8km

本日の宿

ライダーハウス「とまり木」(敷地内にテント、三泊目)
(建物の様子)

本日の家計簿

ENEOS18L 179円/L3,222円
Mマート朝食583円
屋久島環境文化村センター観覧料500円
屋久杉自然館入館料600円
上記内自販機コーラ120円
田中青果食料、ビール766円


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