日本vsクロアチア戦のこと
ま、今日はワールドカップのことを書くということで(笑)
結果は言うまでもなく、スコアレスドロー。
これで日本は次のブラジル戦を最低でも2点差以上で勝たないと、
グループリーグを突破できないと言うことになりました。
サッカーはそんな熱心に応援しているわけでもないし、
勝てればいいね、ぐらいの気持ちなのでどうってことはないのですが・・・
あんまりサッカーを見る機会は多くないのですけれども、
グループリーグ突破と言うのは世界で16強、
日本にそれだけの実力があるのか？と言うとそれも疑問な気がしますし、
突破できなくてもそんなもんでしょ、と思うくらいで・・・
ブラジル相手に「勝たなければいけない」と思ってサッカーをする、
そういう状況に追い込まれたことは、ある意味いいことなのでは？とも思ったり。
しかし、後半6分でしたっけ？
柳沢選手のシュートミスは本当にありえなかったですね。
普通に「ごっちゃんゴール」ですよ、普通に。
色々言い訳や解説は出来るかも知れませんが、
基本的にあれを入れられないようなFWはいらないでしょう。
全体的に、FWの選手は何やってるの？と言う感じで。
前線からのプレスとか、ボールを貰う動きだとか、
仕事は色々あるとはいえ、やはりFWの仕事は点を取ること。
点を取るどころかシュートさえ打てないFWなんか本当にいらないですね。
合ってるシステムのこととかはよく分かりませんが、
今日の試合だけ見るとFWは1トップのポストプレイヤーにして、
シュートは2列目から打っていくというのもありなのかな？と。
そんな風に感じました。
それともちょっと関連するのですが、
攻撃のオプションとして、やはり松井大輔選手を招集すべきでなかったか？と。
三都主選手や玉田選手と役割がかぶるから見送られたんだと思いますが、
玉田選手って松井選手より上手いんですかね？よく分かりませんが。
大体、何でフランス2部リーグ所属の大黒選手や、
1部リーグで出場機会を得られなかった中田浩二選手が招集され、
1部リーグで大活躍している松井選手が招集されないの？と。
今更言ってもしょうのないことですが・・・
玉田選手は途中出場とはいえ、見せ場もそうなかったし。
三都主選手はよくやっていたと思いますが、
やはり90分の疲労もあると思われるので・・・
逆サイドの加地選手もよくやっていたと思いますが、
中盤でボールを持っていて、「右サイの加地に出せ！」と言うときに、
なぜか中央にボールを出すことが多く・・・・うーん。
中田英寿選手ですが、良かった面も多いものの、「パスが傲慢すぎる」と思いました。
私の好きなサッカー漫画「ファンタジスタ」の中に、
コンドーという、中田選手をモデルにしたのでは？という登場人物がいるのですが、
（中盤の司令塔、レジスタ、頑強なフィジカルを持ったパサー、傲慢な性格(笑)）
その中で、「コンドーのパスは傲慢だ」と監督に言われるシーンがあるんですよね。
中田選手も、味方の届かないところにパスを出しているんです。
新聞にはそれを「もっと走れと言う意志だ」とか何とか書いてありましたが、
それでどれだけ貴重なボールを失うことの多かったことか。
またそのボールがちゃんと通っていたらもっとチャンスも多かったでしょうし。
前戦の終了後、「走らないことにはサッカーは出来ない」とか会見で言ってましたが、
そんなことさぁ、マスコミに言う前に・・・
アンタチームの一員、しかも中心選手でしょ？
ちゃんとチームメイトにそういえばいいじゃん、と。
自身の統率力とか、そういう問題ではないのかな？
いまさら、意思の通じていないチームメイトに、
ボールに自分の意思を込めていう場面ではないはず・・・
そういう面では残念なプレイが多かったですね。
DFでは宮本選手。もともと対人プレイは苦手と言われていましたが、
この試合ではさらに顕著だったのではなかったか？と思います。
なんと言っても、PKを与えてしまったと言うこともありますし。
アジアレベルではそれでもまだ通用していたのだろうし、
ラインの統率とかプラス面もあるのでしょうが、
ワールドレベルになると無理なのでは？と感じました。
相手に潰されている場面が多いんですよね。
今回は失点シーンがなかったから目立ちませんが、
大会前のドイツ戦では、宮本選手が潰れて失点したというシーンがあったわけで。
やはり世界レベルのチームになると、FWのフィジカルも強くなってくるわけで、
それに勝つまでは行かなくとも、互角にやれるだけのものは必要なのでは？と思います。
ついでにGKの川口選手。
PKを止めたのは本当にファインセーブでしたが、
そのあとの、バックパスをトラップミスしてコーナーキックにすると言う大失態！
これも失点しなかったから目立ちませんが、
ポカが失点に直結するポジションだけに・・・
オーストラリア戦でも、ファインセーブの一方で、
中途半端な飛び出しから失点したわけで、
もうちょっとプレイ全体のレベルを高めた方が・・・と言う感じですね。
それと・・・川口選手は確か「マイアミの奇跡」のメンバーだったかと。
その運には期待したいと思います。
全体的に今回のメンバーを見てみて、若さがないというか…
前回の日韓大会と特に中心選手は変化がないわけで。
そういう意味で言うと、野球の「松坂世代」と似たようなもので、
同一年齢ではないにせよ、「中田世代」と言う物があるのかな？という気もしますが、
4年後の展望が全く見えないチームだな、と。
イングランドのルーニーやウォルコット、アルゼンチンのメッシや
オランダのロッベン、ポルトガルのロナルド…
もちろん各チームで占めるウェイトはそれぞれ異なると思うんですが、
監督は彼らにある意味、本大会での大化け、
トリックスターとかラッキーボーイ的な役割を期待している面もあると思えます。
日本のベンチを見てみると、そういう選手がいないんですよね。
Jリーグにいるかも私は知りませんが…
まぁ、ブラジル戦の結果がまだであり、今大会終わったわけではありませんが、
4年後に向けてはホント、チーム解体的な出直しが迫られそうな状況だと思います。
若いオフェンスのスーパースターが一人出れば、
かなり状況は変わると思うのですが・・・誰かいないのかな？
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