3/3(金)

行程

ライダーハウス「とまり木」〜(フェリー屋久島2にて)〜実家

撤収の朝。i-modeのウェザーニュースにて晴れだから今日の予定だったのですが、
目が覚めてみるとフライに雨が当たる音が・・・(-_-;)
旅の中でもよく利用してきて、そんな大外れ、ということはなかったのですが、
屋久島でのそれは結構外れているような気がします・・・
外を見てみると、幸いそう本降りにもならなそうだと言う雨で、
様子を見ながら撤収作業をしたのでした。
晴れ間が出てきて日光が降り注いで「おっ」と思っても、
すぐ曇ってきて雨が降り出すなど、変わりやすい天気でした。
ちょっと強い雨が降るときもあったものの長くは続かず、
撤収作業は無事完了。雨が多かったり、電源が使えたり、
テントが張れたりで長居してしまいましたが、そことももうお別れです。
そういう慣習だと言うことで、立ち去り際に写真を撮られてから出発しました。

途中で、これまで走っている中でも注目しながらも、
タイミングが合わずに停まれなかった説明板、注意して走ってちゃんと停まります。
それは楠川城跡という事で、説明板はこちら
ただの裏山と言う感じで、あまり遺構は残ってなさそうでしたけどね。
それから「わいわいランド」でご飯を食べていたのですが、
雨が本降りになるようなことも。辟易しつつも、
タイミングを見ながら出発し、港に着いたのでした。
時間があったら日記の更新でもしようかな?と思っていたのでしたが、
気づいたら12時前でしたし、12時半には入港してくると言うことで、
パソコンは出さずにチケットを購入したらぶらぶらしていました。
小さなショベルカーが運搬用のトラックに積載を失敗して、
横転したりしていましたが・・・鹿児島弁で言うなら、「ひっちゃれた」と言うところかな?(笑)
他からクレーンを持って来て、無事元に戻せたようでした。
時々、雨が強く降って来ることもあったのですが、
待っていると、フェリーは10分遅れぐらいで入港してきました
「日本一周・・・出たばっかりなの?」とかやっぱり言われたりしたんですけでどね(笑)
しかし、そこからが長かった。
もともと今日は積載する車が満車という事で多かったらしいのですが、
普通の状態でも一時間で積み終わるのかい?と疑問に感じるほど、
なんだか手際が悪いような・・・(笑)
私のほかにもう一台、DAX(と言う50ccのバイク)がいたのですが、
一番最後に載ることになり、出航は13:30予定のところ、
詳しくは覚えていませんが、14:00過ぎ、かなり遅くなったようでした。

外は風が強いようで、外に出ている客は中に入ってくださいとのアナウンスがあり、
客室もコンセントが通路にはあるのですが、部屋にはなく、
しばらくロビーでぶらぶらしていました。
そこには代表的な屋久杉の写真が飾ってあったり、
バイク旅人兼写真家、見たいな人の写真が飾ってあったのですが、
自分の写真と比べてみて、そんな大きく差があるわけじゃないな、と(笑)
「屋久島行きの人へ」「帰る人へ」とのメッセージも添えられており、
「この写真を見て想像や期待を膨らませてください」とか、
「人生最大の宝物が待っているかも」とか、「人に自慢できる経験をしたか?」とか・・・
この人は、大阪出身と言うことでしたが、やっぱ都会の人にはそんなもの?と思ったり、
やっぱり屋久島関係者って偉そうな物言いするなぁ、とも。
宝物が待っているのも、(経験は人に自慢する物ではない、と言うのはさておき)
経験が出来るのも屋久島だけじゃないはず!
私なんか、自分の写真を感想貰うために見せることあっても、
人に何かをさせるために見せようとか思いませんが・・・
ま、そこは一般人の私と、写真家の彼の違いかも知れませんが。
「バイクを西日本で制覇」したそうですが、東日本は?
余計なお世話ですけどね・・・(笑)日本語に間違いもありましたが、
フェリー会社の人も「いい」と思って展示してるのかな?

それからは、客室にいて寝ていたり、
目が覚めてからは展望客室で外を見ていたり。
錦江湾の入口には「開聞岳」という別名薩摩富士とも言うきれいな山がありますが、
その姿は美しく、桜島とともに誇れる山だよなぁ、と感慨に耽り、
それから船の左手に落ちていく太陽を眺めていました。
デジカメを持って来るのを忘れたので、
写真撮れなかったのは残念なんですけどね。
だんだん鹿児島市街も姿を現し、結構大きな街だな、と(^^;)
これまで入港すると言えば、そんな大きな街はなかったので、
自分の生まれ育った街ながらもフェリーから眺めると言うのもなかなかない経験で、新鮮な感覚でした。
それとともに、港へ入っていくとやはりフェリーが多く停泊しており、
南への玄関口だというのを感じさせてくれました。

そして、船は港へ到着。既に18:00を過ぎていました。
まだまだ十分明るいんですけどね。
しかし、港から一般道へどこから出るか分からないんですけど・・・
入口のようなところにはゲートがあったしで最初は分からなかったのですが、
車はそこから出ているので、私も行って見たところ、
「カードを入れてください」とか言われる・・・
「は?」と思いつつ、戸惑っていると、後ろの車から人が降りてきて、
「こんなカード貰ったでしょ?」と見せてくれます。
いやいや、貰ってないし聞いてもないし、と思っていると、
別の人がここはバイクは抜けられないから、車が抜けた隙に一緒に行くしかない、と。
それで、そうしようとしていたのですが、係員らしき人がやってきてゲートを開けてくれました。
これまでいわさきコーポレーション批判ばかりしましたが、
このフェリー屋久島2を運営する折田汽船もそんな重要なことを事前に言わないとは・・・
いわさきの窓口は接客良かったし、ちょっと考え直す必要あるかな?(笑)
ま、世の中「車社会」ですけど・・・なんでバイクにはチケットくれないんでしょう?

あとは走りなれた道、無事実家へ到着。
実家の玄関には、屋久杉の置物が置いてあるので帰り着いていきなり屋久杉(笑)
ご飯の後には、屋久島の知り合いから送って貰ったらしいタンカン(屋久島名産柑橘類)も出てきました。
友人の結婚式の招待状が届いていたり、はいびすかすの料金超過徴収分も届いていたり、
その他郵便物も色々届いていて、やっぱりそれだけの期間、旅に出ていたんだなぁ、と。
それはそうと、野球のベースボールクラシック(WBCと言う略称はどうもなじめず・・・)
一次予選アジアラウンドが今日から始まりました。
ま、ここあたりだったら楽に勝てるはずですが、
ドラゴンズの福留孝介選手と、ホークスの川崎宗則選手と、
鹿児島県出身者が二人もスタメンにいるのはうれしい限りです(^^)
ジャイアンツファンの私としては、ジャイアンツの木佐貫投手が、
手術した箇所に違和感があるとの事で二軍に落ちたのが一番心配なのですが(^^;)
それはさておき、大隅の方へ走りに行こうか・・・悩み中です。

話は変わりますが、自分でもちょっと過剰なくらい、
屋久島には批判的だったかな?と言う思いはあります。
島には島の人々の生活があり、観光客は所詮異邦人・・・
やっぱり、そういう気持ちも持っていなければならないと言う気もしますが、
自分の、人が光を当てているものには拒否反応が出る性格も作用した気がします。
それでも自分が旅中に感じたこと、とりあえず撤回するつもりはありませんが、
気分を害された方にはごめんなさい、です(^^;)

本日の走行距離

km

本日の宿

実家

本日の家計簿

わいわいランド朝食602円
折田汽船フェリー屋久島2、大人一人+二輪8,600円
船内自販機コーラ500pet150円


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