3/7(火)

行程

鹿児島ライダーハウス垂水〜桜島一周〜実家

今日も私としては普通の時間、朝九時前に起きたのですが、
皆さん起床が早いようで、人はなんだか少なくなっていました。
まぁ私の今日の予定としては実家に帰るだけですし、
先日も書きましたが、それはホントに2時間くらいあれば十分なので、
ついでに桜島一周でもするかなぁ?とは思っていたものの、
とりあえずゆっくりします。
昨日、晩御飯用に買った物を朝ごはんとして食べて、
「Dr.コトー診療所」をここにある分は読破し(17巻だったかな?)
ついでにブロードバンドのパソコンまであるのでインターネット。
その途中、玄関の方で「VFRの方は?」という声がしたので、
出て行ってみると何でも「ミラーを割ってしまった」との事(-_-;)
その人と一緒にガレージまで歩いていってVFRの状態を見ます。
先日交換したばっかりなのに・・・しかも右側(左より重要)だし・・・
まぁ、そんなに怒ってはいなかったのですが。
何でも状況としてはVFRより奥に停まっていたハーレーを出そうとして、
VFRのミラーに体が当たってしまったとの事。
ふーん・・・と思って、本当にミラーだけきれいに割れているし、
「何で割れたんですかね?」と言ってみると、
体が当たってたわんだのではないか?とのことでした。
で、昨日はセンタースタンド掛けたのが、サイドスタンドで立っているし、
それも聞いてみると、自分のバイクを出すためにちょっとずらしたとのことでした。
「他にカウルに傷とかありませんかね?」と言われたものの、
ま・・・自分でもこけまくりのVFRですし、
別に大事にしてないとかでは全くないのですが、カウルに傷があっても修理代請求するつもりもないし、
あんまり詳しくチェックもせず、ミラー代・・・
先日交換したばっかりなのではっきり覚えてます(笑)
4,800円+税金のところ、「3,000円ぐらいでいいっすよ」と言ったのですが、
(こないだ、以前事故った時に交換した、傷が付いただけのミラーが部屋にあることに気づき、
それが使えるかも?と思っていたこともあり)
ちゃんと払うとの事で、5,000円貰って解決と言うことになりました。
その方はどこか出かけたようで、私はハウスに戻ってしばらくまたインターネットしてました。

で、区切りが付いたところで準備するか!と、
ガレージに行ってVFRと一緒に戻ってきます。
色々準備をしていると、スーツ姿のリーダーがやってきました。
とりあえず、ミラーの件は報告したら「ごめんねぇ」と言われましたが、
まぁそれは別にリーダーのせいじゃないし(笑)
「これからどこ行くの?」と聞かれたのに、
「しばらく会っていないので彼女に会いに」と答え、
「地元だし、また来てね」と言われましたが、
地元と言っても、これから他所にいる時間が長くなるはず・・・と思いつつも(^^;)
うん、ライダーハウスとしては私にしては珍しく、
また来たいと思わせる、楽しいところでした(^^)
しかし聞きそびれたのですが、リーダー、スーツと言うことはお仕事中、なのかな?と。
考えてみると、一泊1,000円というのは一日十人泊まってやっと一万円、
それでも一ヶ月30万円と言うことになりますし、
コンスタントに一日十人が宿泊すると言うのもありえませんし、
実質、他に仕事していないと家族を養っていけないのだろうなぁ、と思った事でした。
ということは、ライダーハウスはほぼ趣味のような物・・・(笑)
その志に感謝、ですね。

リーダーはまたどこかへお出かけし、私は荷物を積んでいたのですが、
その最中にトップケースに見慣れない傷&泥汚れがあるのに気づきました。
昨日は雨の中走ったわけですし、こんなところに泥が付いているのはおかしいぞ・・・
もしや、と思って色々見ていると交換したばかりのミラーの傷(裏のミラーは割れています)と言い、
フロントタイヤの汚れ具合と言い、こりゃ転倒してるじゃん!と。
(写真は実家に戻ってから撮ったものです)
「他に傷は?」と言われたときに、言った人間がライトのあたり見ていたのを思い出し、
そこも見てみると思いっきり傷が入っているし・・・
右のパニアケースも、既に一回転倒して傷が入っていますし、
傷の模様などいちいち覚えてもいませんが(^^;)どうも新しく傷が入っているような感じ。
おそらく察するに、実際ずらそうと思ってセンタースタンドを外そうとしたら、
なかなか外れず、弾みつけて外したらフロントが前方に停まっていたバイクにぶつかってしまい、
それに驚いて、VFRを倒してしまったのではないか・・・と。
うーん・・・・
さっきも書きましたが、私はVFRを大事にしているつもりですけれども、
ちゃんと「転倒させてしまいました」と言われたら、別に修理代とかはいいのです。
もちろん駄目になったところの修理代は別として、傷が付いた部分はね。
塗装とかの費用は知りませんが、カウル交換とかなったらそれこそ、5万、10万というコースですし、
自分でも何回も転倒して傷が入っているわけですし・・・
しかし、転倒させたのにそれを言わずに、ミラーが割れただけだから、
「ミラーを割ってしまった」と言うのは許せないな、と。
バイクに乗らない方には分かりにくい感覚かもしれませんが、
バイク乗りなら、分かって貰える・・・かな?
しかもその方は昨日、ハーレーのオイル買いに行くとかで、
私がハーレーのショップの場所を教えてあげた方でしたし、
別にそのくらいで恩着せているわけではありませんが、
全く話したことない仲でもないだけに・・・
しかも、人生で唯一の事故の相手もハーレーのXL883Rでしたし、
それに続いてまたハーレーかよ!と思うと、かなりムカつく物があり。
うーん・・・どうしようかなぁ、と思ったのですが、
先にも書いたように、ここはまた利用したいところ・・・
事を荒立てると、利用しにくくなるかなぁと思い、
当事者は既にいませんし、リーダー宛てに言付けることも考えたのですが、
結局何も言わないことにしました。
(あとから考えると、大げさに言うと被害者の私が、
今後の利用のことを考えて遠慮すると言うのも変な話かな?とも思います)
と言うわけで、もやもやする物はあったのですが、無事積み終わって出発したのでした。

近くのコンビニで、コーヒーとちょっと食事を取ってから、
桜島一周するべく目指します。
ところで桜島は現在、大隈半島と陸続きですけれども、
名前の通りかつては「島」でして、
これが陸続きになったのは、噴火による流出溶岩が海岸を埋めたため、
そしてその噴火は大正時代という、比較的最近の出来事なのです。
かなりありえない出来事だと思われるのですが、
あまり一般的には知られていない事実なのかな?と言う感じもあり・・・
戦国時代を扱った「信長の野望」の地図でも、実際陸続きだったりしますし・・・
どうなんでしょう?
それによって、かつては循環していた錦江湾の海水が循環しなくなり、
水質汚濁を助長していると言う面もあるようです。
それと、桜島と対岸の鹿児島市街を架橋しようと言う運動もあるようですが、
そんなことしたら、大隈側の人や資源の流出が進むだけなのではないかな?と・・・
現在でも、フェリーは24時間で、かなりの便運航していますし、
架橋はあまり必要ないという感じも私は持ちます。
ところでこのフェリーに乗ると、運がよければイルカが伴走してくれます(笑)
ちょっと小さなイルカだったと思いますが、私も見たことあります。
ついでに桜島の活動は、最近ちょっとおとなしいようです。
火山灰のことを鹿児島弁では「へ」と言い、
「灰が降る」と言うのを「へがふっ」と言いますが、
実際、火山灰もあまり降っていないと思います。
桜島は(比較的)小さな爆発を繰り返すことで、エネルギーを小出しにしていると言う側面もあり、
となると「爆発回数が少ない」=「エネルギーが少なくなった」なのか、
「エネルギーを溜め込んでいる」なのか、ちょっと不安も覚えますね(^^;)

桜島には一周道路がありますが、
南岸側の道路は国道でもあり、道幅は広いのですが、
北岸側は一部、狭いところもあります。
まぁ、既に何回も走ったことのある道ですし、様子は十分分かっているのですけどね。
桜島に入ってからは、時計回りで走るべく、南岸側を走っていくのですが、
そこあたりは「溶岩道路」と言います。
先に書いた大正の大噴火で流れ出した溶岩のようです。
その溶岩の様子と桜島
桜島は、一般的に対岸の鹿児島市側から見た景色が知られており、
そちらは台形のような形をしていますが、南岸から見るとこういう感じでした。
桜島は、北岳、中岳、南岳の三つの山頂からなっており、それが南北に並んでいるので、
東西から見ると台形に、南北から見ると円錐形に見えるようです。
ちなみに現在の噴火口は南岳、です。
また、ここあたりでは溶岩が海に流れ出して固まった様子が納得できるような、
リアス式海岸上の小さな入り江がたくさんありました。
そこから先に進むと、「古里」と言う温泉街があり、
白い浴衣で入り、波打ち際にある混浴露天風呂で有名なのですが、
既に二回入ったことありますし、入浴料も確かそれなりに高額だったのでパス。
代わりと言うわけではありませんが、温泉街と道路挟んで山側にある、
「林芙美子の文学碑」に行ってみました。
温泉街の前の道路がちょうど大掛かりな工事中で、
その道路から脇道を少し登ったら駐車場があり、
駐車場と道路の間の斜面に公園が設けられたような感じになっています。
駐車場から少し下ると、林芙美子の文学碑と像があります。
その拡大写真説明板
また、公園内には細川幽斎(藤孝)の歌碑があったり、
以前来た時には、道路まで続く階段に与謝野鉄幹、晶子の歌碑もあったと思うのですが、
下の道路が工事中という事もあってか、階段は立ち入り禁止でした。
ちなみに細川幽斎は、太閤検地の際にここを訪れたと考えられているそうです。
この公園からは、大隈半島と、海に浮かぶ生簀の景色がなかなかでした。

そこからまた走り、桜島が台形見えるところでまた撮影。
対岸から見るよりさすがに詳しく見られ、これまでずっと見てきたもののはずなんですけど、
山すそから山腹に見られる緑と、そこから山頂までの緑が見られない様子の対比が面白いな、と。
その近くに、「桜島国際火山砂防センター」なるものがあり、
展示室は無料という事もあって、入ってみることにしました。
入館してみると、まず「桜島土石流シミュレーター」なるところに案内されました。
3D映像なのですが、ただメガネをかけるだけのそれとは違い、
メガネであることは変わりませんが、ヘッドギアのような立派な物で、
シートも・・・なんと言うのかな?ヘッドレストのあたりにスピーカーがあり、
マッサージチェアのような立派な物。
内容としては土石流を悪魔に見立てていて、ちょっと子供っぽいなという部分はあります(^^;)
で、その悪魔=土石流が発生して川を流れ下るのですが、
砂防ダムを「こんな物ではワシの力は止められんわ〜」とかいって乗り越えていくのです。
それには「え?砂防ダムって役立たず?」とかなり意表を付かれたのですが、
三つ目ぐらいの砂防ダムで「おかしい・・・力が削がれていく・・・」と言う感じで、
無事せき止めることに成功。それは砂防ダム一つでせき止めずに、
複数の砂防ダムで段階的に土石流をせき止める、と言うことを表現しているようです。
それからは普通のシアターに案内されて、それを見ます。
他にもジオラマで避難の大切さ、防災意識の重要性を訴えており、
ジオラマそのものは子供っぽい物ですが、避難しなかった若夫婦が、
洪水によって脱出できなくなり、ボートによって救出されるというシビアな内容で、
なかなかインパクトがありました。
「防災診断 Q&A」と言うコーナーもあって、家の中から防災用品を探すパート、
地震が起こった街中でおばあちゃんを避難所まで誘導するパート、
クイズのパートからなるのですが、防災用品を探すパート・・・
アイテム数がかなり多い割りには制限時間が短く、
2回やったのですが2回目でも半分くらいしか探すことが出来ませんでした。
何しろ最初から用品名を明らかにしてくれるわけでもなく、
「暖かく、明かりにもなるもの」と言うような感じでしか最初は教えてくれませんし、
しかもそれが「蝋燭」かと思ったら「マッチ」だったりしましたし(^^;)
他にも狭いながらも色々コーナーがあり、良かったですね。
桜島をはじめとした日本の各地は土石流の多いところで、
当然のように、それに対する防災技術がとても発達し、
桜島において最近では土石流での死者は出ておらず、
その技術は世界各地に輸出され、「SABOU」は世界の共通語なんだそうです。
また近くを流れる川は土石流が多いところだそうで、
導流堤という人里に流れ出さないように設けられた堤の中を流れる土石流を、
タイミングによっては見られる事もあるそうです。

展示室をあとにすると、旧国道に入って溶岩群の中を走ります。
そして今度は、「烏島展望所」と言うところに停まります。
その名の通り、かつては島だったところで、
やはり大正の大噴火によって、その島が丸まる一つ埋まってしまった、と。
駐車場からちょっと階段を登るのですが、「烏島この下に」の碑と桜島
そしてその説明板
カップルがいちゃついていてムカついたのですが(^^;)
そこから眺める溶岩群と、霞んで見える鹿児島市の市街地の景色はなかなかでした。
烏島展望所より
ちょっと分かりにくいでしょうか・・・松林の下は全て溶岩です。
あと、街灯が特産の「桜島大根」を模していました。
桜島というと、最近では長渕剛の野外コンサートが有名だと思うのですが、
その会場跡に、3月下旬あたりに記念碑が出来るとの事で、
出来たらまた来ようと思います。

そこを過ぎて、袴腰と言うんだったかな?
桜島フェリーが発着する集落をパスし、周回していきます。
途中から、海のすぐそばを走るようになり、気持ちいいなぁ、と。
ついでに対岸の崖の様子が良く分かるかと思って撮影。
錦江湾北部は「姶良カルデラ」というカルデラでして、
桜島はその南の端にあたるんだそうです。
で、カルデラの西側はこのような切り立った崖です。
その崖の下を、国道10号線と日豊本線が走っています。
鹿児島で「8.6水害」と言う集中豪雨が平成5年にあったのですが、
その時はこの崖も崩れて10号と日豊本線を寸断し、約2,500名が孤立したと言うこともありました。
その救出劇は「プロジェクトX」でも取り上げられたのですが・・・
実際、私の実家はあの崖の上の台地にありまして、
そういうことを考えると、やっぱりちょっと怖いですね(^^;)

そして「新燃島」と言うんだったかな?
小さな島なのですが、有人島ということで、その様子を眺めてしばしのんびり。
あの島での生活はどんな物なのかな?と想像したりすることでした。
走り出すと、今度は有名な「黒神埋没鳥居」と、「埋没門柱」へ。
200mほど離れているのですが、ともに大正の大噴火の火山灰や軽石等によって埋没してしまった、
噴火の規模を伝える遺構です。
鳥居の方はすぐ分かって貰えると思うのですが、
門柱の方はいまいちマイナーですね。かつては高さ2.5mほどあったそうです。
鳥居の方は高さ3mだったそうで、当然というか当時の黒神集落、全687戸も埋没。
鳥居は現在と同じようにか?笠木だけ見えていたそうなのですが、
当時の村長、野添八百蔵氏が爆発の猛威を後世に伝えるために発掘の中止を指示し、
現代の我々もその姿を見ることが出来ると言うことです。

その脇から、「鍋山、黒神地獄」だったかな?
そちらへ行けるようで、行ったこともなかったので行って見ることにしました。
鍋山と言うのは、今日はじめてその存在を知ったのですが寄生火山のような物です。
セメントの道路を走っていったら工事中で行き止まりになったので、
鍋山の様子や、どこが地獄なのかはあまり良く分からなかったのですが、
とりあえず、写真撮影。そして溶岩の様子
軽井沢の「鬼押出し」を見に行ったときに、
その「鬼押出し」と、桜島とイタリアのベスビオ火山とともに、
世界三大奇勝との説明がありましたが、桜島では全く持ってそのような説は聞いた事ありませんし、
イタリアのそれは分かりませんが、おそらく鬼押出しが言ってるだけだと思います。
鬼押出しは入園有料ですが、つまりそれだけの範囲にしか溶岩が無いという事で、
桜島ではいたるところに溶岩がありますので、入園料とか取ろうとしたら、
島そのもので金取らないといけませんし・・・
たぶん鬼押出しは宣伝文句が必要で、そのようなことを言い出したのでしょう。
ま、私も鹿児島の人間ですから身びいきも入ると思いますが、
鬼押出しと桜島の溶岩、どちらかすごいかと言えば、もちろん桜島のそれです。
松が生えていて、溶岩が見えないところも多いのですが、
有料と無料と言うことを考えても、桜島の方が見る価値があると思います。

そこからは実家を目指して走るだけ。
ちょっとおなかがすいた感もあったので、「道の駅垂水」に寄ったのですが、
食事時ではなかったので食堂はやっておらず、ジュースを飲んだだけでした。
無事たどり着いて、母親に「今日はどこから帰ってきたの?」と聞かれたので、
「垂水から」と言ってみると、「垂水のライダーハウスに停まっていたの?」といわれてビックリ。
何しろ、屋久島のライダーハウスの存在は知りませんでしたし、
「なぜ知ってるの?」と聞いてみると、テレビで見たことあるとの事でした。
新聞にも良く取り上げられているようですし、
地元では結構メジャーな存在なのかもしれません。
晩御飯を食べてからは、ネットをしに近くのマックまで行きました。

本日の走行距離

111.6km

本日の宿

実家

本日の家計簿

サンクス軽食、コーヒー255円
道の駅垂水自販機ネクター120円
マクドナルドスナックパック330円


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