3/21(火)

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みほさんの部屋

今日はワールドベースボールクラシック決勝戦、
日本対キューバの試合がありました。
もちろん楽しみにしていたのですが、日記がちょっと遅れ気味なので、
日記を書きながらTV観戦していました。
序盤からキューバの投手陣は荒れ模様で、
いきなりデッドボールとフォアボールによる押し出しで2点献上したりするし、
日本代表の先発、松坂投手もこっちはこっちで一発食らうなど、
日本vs韓国の準決勝とは違ってあまりいいゲームじゃなかったかなぁ、と・・・
まぁ、ながら作業だったしあまり真剣にも見ていなかったのですが、
ナイスゲームだったら、たぶん日記はほっといただろうし・・・(笑)
結果はと言えば周知の通り、10-6で日本代表の勝利!
世界一だと言うことですが、なんかあまりピンと来ず・・・(笑)
これがサッカーのワールドカップでの優勝と言うことだったら、と考えてみて、
すごいことだなぁ、と実感したくらいでした(笑)

さて、それはそれでとてもおめでたいことだし、
色々問題があった大会の中、日本代表が優勝したということは、
今回大会を主導したアメリカに対抗できる要素が増えたと言うことで、
今後のワールドベースボールクラシック運営のためにも良かったのではないでしょうか。
しかし、名称が良く分からないのですがね・・・クラシックって何?
ワールドカップというのは商標権の問題で出来なかったから、
「C」という頭文字の単語を持ってきたとか、
それぐらいしか理由が思い浮かばないんですけどね・・・(笑)
で、「人気凋落が叫ばれる日本プロ野球のためにも良かった」と言うマスコミの論調ですが、
本当にそうなのでしょうか?「選手が高校球児のようにプレーしていた」と言うのも見たな。
考えてみると、だいたいプロ野球だって、今回の大会だって、
高校野球だって、普段の運営方法とかは別問題として、
一試合試合をする中でのルールと言うのは、そこまで変わらないわけです。
つまり、「プロ野球選手が高校球児のようにプレーしていた」のが良かったというのは、
図らずも、たいていのプロ野球選手がさほど真剣にプレーしていないと言うことを暗示しているのではないかと。
うーん・・・それはプロ野球選手に対して失礼な書き方というのは認識していますが、
ある程度どうしてもそう思えてしまうんですよね・・・
負けたら終わりの高校野球と違って、負けてもまた明日ゲームがあるプロ野球、
今日のゲームで怪我をしてまで一つのアウトをもぎ取るより、
自重して明日のゲームも出た方がいい、というのも、
チームのためにもその方がいいという側面もあるだろうし・・・
ペナントレースの終盤、下位のチームとかは特にそうではないでしょうか。
それとまぁよく言われることですが、ペナントレース全試合観戦したとして、
いいゲームと言うのは、おそらく25%あればいいほうで、
大抵のゲームは、いわゆる「凡試合」なのです。
ま・・・それが最近始まったことなのかどうか、私は知りませんし、
それがマスコミの言う最近の「野球人気の低下」につながっているかどうかも知りません。
視聴率の低下とかは、どちらかと言うと地上波以外のチャンネルも増えてきた影響が一番大きいと思いますけどね。
それにまぁ・・・こんなこと言ってますけど私にしてみれば、他のどんなテレビ番組より、
野球を見ていたほうが面白いし、野球が始まらないと見るテレビ番組がないというのも真実です(笑)
だいたい、例えばサッカー日本代表がワールドカップで優勝したとして、
地上波のゴールデンタイムでサッカーの放送が行われるようになるのでしょうか?
そういうことを考えると、いわゆる野球人気にもさほど影響はないんじゃないかな?と。
熱しやすく冷めやすい日本民族でもありますしね。
だからまぁ、プロ野球選手ももっと「必死」なプレーを見せて欲しいと思うし、
ワールドベースボールクラシックで優勝するより何より、
それがおそらく一番観客を魅了する物ではないかと思うわけです。
(必死でプレーしていない、と思わせるの一番のポイントは、
試合に負けてもあまり悔しがってなさそうなところ。
サヨナラ勝ちしてはしゃいでいる場面が不思議なほど負けても淡白なように見えます)

それとともに考えてみたいのが、今大会におけるイチローの態度です。
あらかじめ書いておきますが(これまでも書いてきましたが)、私はジャイアンツファンです。
ちょっと前に母親に「イチローと松井、どっちが好き?」と聞かれて色々考えたのですが、
まぁ別にどっちでもないんですよね(笑)
ジャイアンツの松井秀喜だったら、もちろん大好きだったのですが、
その松井選手が出て行って以来ジャイアンツは優勝していないと言う現実がありますしね。
(松井選手がそのままいたら、優勝の確率はかなり高かったでしょう)
それはアンチジャイアンツに言わせれば自業自得でしょうが、
それは一ファンのあずかり知らぬところ、また今回の話とは関係ないのでさておくとして、
ただ言ったのは「すごいのはイチロー」だと。
私は大リーグのことなどほとんど知りませんが、
バッターとしてのタイプが違うとはいえ、タイトルも取り記録も塗り替えたこともあるイチローに対し、
松井は失礼な言い方ですが、「一強打者」でしょう。
そういう中で、松井が性格が良くて誠実で、取材しやすいと言うことも考える必要があるにせよ、
大リーグの日本人選手の中では、松井選手に関するニュースや情報は
イチローのそれを上回っていたのではないか?と。
今回のワールドベースボールクラシック、松井選手が出場を辞退したことで、
イチローがそういう状況を打破する好機だ!と考えた・・・かどうかは知りません。
イチロー自身も、ドラマに出演したりするなど、いわばクールでスマートで求道者然とした自身のイメージを
打ち破ろうという考えもそれ以前からあったのかも知れません。
それにしても、今回のイチロー・・・はしゃぎすぎ。
日本テレビが中継していたときによく正力松太郎氏の言葉を引用していました。
「巨人軍(と言うのを日本野球に読み替えて)は アメリカ野球に追いつきそして追い越せ」。
ま・・・こういうことを書くと、アンチジャイアンツの反感を買うと思いますが(^^;)
正力松太郎氏の遺訓として知られるその言葉、もちろんそれだけではなく、
「巨人軍は常に強くあれ
巨人軍は常に紳士たれ」
そして、先ほどの言葉と続くのですが、
アメリカ野球はさておき、「強くあれ」「紳士たれ」というのは、
あらゆるプロスポーツに共通する言葉だと思うんですよね。
プロであり、スポーツと言う勝敗を競う物の中では強くあるべきだというのは当たり前のことで、
また「紳士たれ」と言うのも、スポーツの興行が社会の中で行われている以上、
紳士、が社会の中での模範像を示すのならば、模範であれというのも当然のこと。
で、今回のイチロー・・・紳士とは程遠かったな、と。
プレーがアグレッシブであると言うのはもちろんいいことで、
私としてもそういう選手は好きですし、球場内でプレー中のことはいいのですが、
会見とかインタビューで話す内容が、必要以上に攻撃的過ぎたのではないかと。
具体例は挙げませんが、実際に韓国のファンは怒っていたわけですし、
日の丸の重みと言いますが、どの国の代表だって、
その強弱は別問題として国を背負って来てるのは変わらないはず。
自身が日の丸の重みを感じているのなら、
よその国の選手の重みもちゃんと感じて欲しかったですね。
そしたらあんな言葉は出ないのではないでしょうか。
ま・・・ここでこんなこと書いたって意味ないでしょうが、
イチローバンザイ!と言う世の中かな?と言う感じもあり、
ちょっと書いてみました。

蛇足ですが、私は全てのプロ野球選手に敬意を払っています。
もちろん嫌いな選手だっていますが、その選手にだってちゃんと敬意を持っています。
批判が多いのは私の性格ゆえです・・・(^^;)

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