11/22(水) 

通算305日目

行程

小浜キャンプ場〜面河渓〜小浜キャンプ場

天気

うす曇


起きたのは8時ごろ。
ちょうど8時間睡眠でしたが、やはり背中が平じゃないので、
あまり快眠と言う感じでもなかったかな、と。
例によってシュラフの中で携帯触りながらゴロゴロし、
完全に体も起きたところで活動開始。
とりあえず、昨日発見したコンセントにパソコンのACアダプタ接続・・・
おっ!充電開始!という事で、それはしばらく放置。
朝ごはんを食べてから食器洗ってる間充電してました。
やっぱり昨晩、一日分書き上げたところでバッテリが切れたことを考えると、
テントの中に電気を引き込めると言うのはかなりポイントが高いのですが、
やはり周囲はテント張れそうな感じでもなく。
トイレにも行ったので周囲をチェックしたのですが、
こちらも屋外にコンセントがあり、通電チェックはしてませんが、
夜も電気がついてること考えるとしてるでしょうし、
張ってもタンクの上にはなりそうになかったし・・・と思いつつ、
「張りなおすのが面倒くさい」と言う理由でそのままです(^_^;)
そんなことするくらいなら他のところに行ってしまいますね(笑)
用が済んでからはパソコンをテントの中に持って来て、
しばらく日記書き、10時になったら出発しました。

今日の目的は面河渓。マップルを色々見ていたときに、
「四国最大級の渓谷美を誇る」という事で行くこと決定していたところ。
しかし、中国四国とホントに渓谷が多い・・・
広島の帝釈峡には「日本五大名峡の一つ」なんて書いてありますが、
残る四つはどこなんでしょうか?
今度BBモバイルを使えるときにでもリサーチしてみたいと思います。
旅も終わりが近づいているのに、
今から行きたいところ増やしてどうする?と言う感じもありますが(^_^;)

ルートはしばらく国道33号線を走り、
県道経由で国道494号まで、そこから入っていくようです。
西日本最高峰の石鎚山の麓にて・・・
そこから伸びる「石鎚スカイライン」が11月までしか通行できないとのこと、
徳島でゴロゴロしてる頃はこれを見てちょっとあせったものですが、
(期間と言うより、路面が凍結するのではないかと言うことに)
昨日、四国カルストで1400mクラスの標高の場所も問題なしだったので、
もう全然心配していませんでした。
途中はだいたい快走。
いくつか「おっ」と思ったものもありましたが、
それは帰りに、という事でとりあえず面河渓へ。
途中からその名前が標識に出てくるようになったのですが、
「Omogakei」・・・「おもがけい」と読むんだそうで?
これがまた変換しないんですけどね(^_^;)
石鎚山の山岳信仰に関連するものか、
大きな鳥居をくぐるとそこはもう面河渓。
途中の河の眺めもちらちらとしか眺められませんでしたが、
素晴らしいところもあったので、かなり期待してました。
しかし、入ったはいいものの、どこに行けばいいのか・・・
とりあえず、車道がずっと続いているので走って行きます。
すると、車道の真ん前に断崖絶壁・・・!
その下に申し訳ない程度にトンネルが口を開けており、
そういうところを三つくらい抜けました。

面河渓の断崖

道路わきに見えた断崖で、眼下に見えるのは遊歩道。
なんか初チャレンジと言う写真ですが・・・
つながってるように見えますでしょうか?
ちょっと微妙かも知れないですね・・・(^_^;)
断崖下のトンネル
とりあえず、写真撮ってたらナビの電波が入らなくなって困ったのですが、
しょうがないので入らないまま走って行きます。
すると今度はホントにすごい断崖!

面河渓、亀腹

由来は分かりませんが亀腹と言うところだそうで、
こんな岩が日本にあるのか・・・と。
写真の撮り方が悪くて写ってませんが(^_^;)
その下を流れる川もかなりの景色。
五色河原と言うようです。
五色河原、上流側
五色河原、下流側
この上流側のそばに亀腹がそびえたっているといえば、
そのすごさが分かって貰えるでしょうか?

さて、とりあえずそれはさておき・・・
時間がちょうどお昼時だったので昼ごはん(笑)
近くの国民宿舎が食堂をやっているようです。
食券方式のところだったのですが、私が入ったときには、
券売機の前に人がたくさんいたのでとりあえずトイレへ。
再び券売機の前に戻ってくると、
やはりおばちゃんが一人いて「バイクの人?」と話しかけられました。
もともと、バイクがもう一台いまして、
すれ違うときにちょっと挨拶はしたのですが、
そのライダーのようです。
バイクはアメリカンと言う以外は分からなかったのですが、
(私はアメリカンには弱い・・・それ以外なら結構分かるんですけどf^^;)
ハーレーのエンブレムが付いたウェアを着ていたからハーレー乗りなのかな?
ご飯も一緒のテーブルで食べて、色々話をしました。

ちなみに食べたのは鴨肉うどん。
昨日に引き続き、肉が少ないながらも、
そこそこ美味しかったかと思います。
食べ終わって外に出てからは、
おばちゃんは「バイクの写真撮らせて貰おう」と言っていたのですが、
全景かと思っていたら、自家製フェンダの日本一周の文字でした(^_^;)
おばちゃんのバイクが近くにあったら、
2台並んだところを撮りたかったのですが、
駐車してるところが別の駐車場だったのでそれはせず。
「これは何?」とバグスターのタンクカバーを指されたところで、
なぜか近くにいたおっちゃんが「暖房!」とか答える・・・(笑)
そんな感じで屋外でも少し話をしてからお別れします。

近くの案内板をよく見てみると、
この上にも車道が伸びてる感じ。
と言うわけで、そっちに行こうかと思ったのですが、
見事に通行止めでした・・・(-_-;)
なんだかずっと閉鎖されてる?と言うような感じ、
詳しくは見なかったのですが舗装も怪しく、
廃道状態?と言ったオーラを放っていました(笑)
という事で、ここがVFRで行ける最奥部らしかったので、
VFRで行こうとした道ではなく、ちゃんとした遊歩道・・・
亀腹に沿って伸びる道を歩いていきました。

面河渓遊歩道その一

ちなみに人はそれなりに多い感じでしたが、
三段峡の山登り装備の方々とは違い、
普通の格好の人ばかりでした。
同じ弁当ガラを持っていたので、パック旅行客かもしれませんが、
川原で弁当を食べている人も多かったです。
見終わってからはVFRのところまで戻り、
通ってきた車道の下の遊歩道も歩くことにしました。
VFRどうしようかな?と思ったのですが、結局置いたまま歩いていきます。
途中の断崖
下が護岸されてるのが少し残念・・・
ところで途中には堰がありまして・・・
何もこんなところに作らなくてもいいのになぁ、と言う感じ。
そのせいか、堰から下流側はかなり流量が少ないようです。
車道の橋から、下流側
車道もそこそこ歩き、途中でトイレに行きたくなりましたが(^_^;)
橋のそばに遊歩道の入口がありました。

面河渓遊歩道その二

遊歩道を引き返し、車道も歩いてVFRのところまで。
途中の五色川原もいい景色でした。
下流から五色河原と亀腹
上流から五色河原にかかる橋
VFRのところに戻ってからは準備して出発。
ここ辺りはガードレールがないので、
アクセル、クラッチ操作を一つ間違うと川に転落・・・
そう考えると、否が応でも慎重になります(笑)
面河渓を抜けて、石鎚スカイラインを走ることも考えたのですが、
まぁいいかな・・・と。もう3時ごろでしたし、
少し引き返して写真を撮り、また別の道・・・
こちらもマップルに寄れば酷道とのことでしたが、
そこを通って帰還する予定でした。
面河渓を抜けて少ししたところの鳥居を撮影。
面河渓そばの道にかかる鳥居
上には「石鎚国定公園」と書いてあるのですが・・・
やはり、石鎚山の山岳信仰関連なんでしょうかね。
それはそうと、ここ辺りは「もみじライン」とか言うのだとか・・・
ずっと、と言うわけではありませんが、
きれいに色づいた紅葉が見え、目を楽しませてくれました。
しかし個人的には・・・昨日の四国カルストもそうだったのですが、
全山燃え立つような紅葉が見たい・・・
昨年の一時期、トップページのトップ画像がまだ固定だった頃、
紅葉の写真を載せていて、
それを見たみほさんが「いい写真だよね」と言ったことがあり、
その残像があるのかどうか・・・(^_^;)
件の写真、八甲田の紅葉とVFR
ここ辺りでは植生が違うようで(つまり常緑樹が多い)、
その「全山燃え立つ紅葉」はおそらく望むべくもなく、
それがいいとか悪いとかの話ではなくて、
ただ、残念に思う・・・と言うことです。
一本一本、見て行ったらきれいなものも多いんですけどね。
その一本。
紅葉とトンネル
県道33号線から県道212号に入ってちょっとのところで、
来たときにも目をつけていたところ。
そしてその近くには紅葉ではありませんがすごいものが・・・

御三戸嶽

軍艦岩なる別称もあるそうで、
近く喫茶店の名はそのまま「軍艦」。
横から見るとあまりそういった感じはありませんが、
正面から見れば細い、と言う点ではそう言えるかもしれません。
見終わったら、今度は行きと同じ方向へ少し走り、
国道494号線を使って帰還します。
マップルに拠れば、「時間のかかる狭い道が続く」とのこと、
確かに狭いと言えば狭いのですが、
ガードレールがおおよそちゃんと設置されてるので、
転落したら死ぬ!とか、そんな気配はありません(^_^;)
渓谷と崖はかなりのものがありましたが(^_^;)
国道494号沿いの渓谷
国道494号そばの断崖
また、道に入って程ないところには、
「よさこい節の主人公の墓」なる説明板がありましたが、
よさこい節と言うものをよく知らないので読んだだけ。
道を下って行くと、川がきれいなところがありました。
ちょうど橋を渡るときに写真撮ったのですが、
土井川に架かる釜乃渕橋、と言うことで、
おそらく「釜乃渕」と言うところなんでしょう。
釜乃渕、上流の様子
釜乃渕、下流の様子
途中で国道439号に合流するのですが、
そこで眼下に見えた集落の様子もなかなかでした。
国道439号線沿いの集落

帰還の途中で、マップルに「地元の人気のラーメン屋」とあった、
「自由軒」と言うところでご飯を食べていくことに。
塩チャーシューメンの半チャンセットを注文したのですが、
別に言うほどない普通のラーメン・・・ちょっと味薄い・・・
まだ5時ごろと言う時間の割には、
周囲に人家もない田舎の割には、
確かに客は多かったのですけど。
ついでに、店内に入ろうとしたら、
店員が外に出て迎えてくれるなど(偶然?)
感じのいいところでしたけどね。
「お口に合わなかったら作りなおしいたします」なんて張り紙ありましたが、
作り直せ、とか言えるわけないし(^_^;)
やっぱり九州男児の私としては豚骨が一番いいようで。
ここは醤油、みそ、塩はあったのに豚骨がなくて残念。
ついでにドラフトの情報知りたかったので、
スポーツ新聞を読んでいたのですが、
タイガースの記事が多い・・・
やっぱり、キャンプをするからなのでしょうか?

食べ終わってからはテントに籠って日記書き。
パソコンのパワープロファイルなどもいじって見たのですが、
やっぱり長期間使っているからバッテリも弱っているようで・・・
バッテリが5,6時間ぐらいしかもたなくなっているようです。
以前はもうちょっと長かったように思うんですけどね。
しかし今更新しいバッテリを購入する余裕があるわけもなく・・・
と言うわけで、23時過ぎ・・・
一応、昨日の日記は書き終わり、
今日の日記も途中までは書けたのですが、
バッテリの残量が一桁切ったので寝ることにしたのでした。

本日の走行距離

141.6km

本日の宿

小浜キャンプ場(三泊目)
エッジの通信状況:×

本日の家計簿

面河荘鴨肉うどん、お冷600円
自販機ジョージア
エメラルドMブレンド
120円
自由軒塩チャーシューメン
半チャンセット
920円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(朝、キャンプ場)
二回目(昼、面河山岳博物館)

本日の摂取物

テント内目玉焼き、コーヒー
クリームパン、黄桃の缶詰
面河荘鴨肉うどん
売店前ジョージア
エメラルドMブレンド
自由軒塩チャーシューメン
半チャーハン、お冷

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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