11/29(水) 

通算312日目

行程

道の駅みま〜宇和島城〜佐田岬〜道の駅ふたみ

天気

晴れ時々曇り


起きてみると、昨日と似たような天気で、
晴れなのですが、ちょっと雲が多いかな、と言う感じ。
寝たベンチがちょっと幅が狭くて、
肩がこった?と言う感じもありました。
そのうち彼も起き出してきて、
「眠れました?」と聞いて見ると、
「着込んで寝たら大丈夫でした」とのこと。
昨晩ちょっと思ったのですが、
私と約束しなければ、彼はまた市街でコインランドリーに寝たのかな?と。
その是非はともかくとして、暖かいことは確実ですから、
ちょっと悪かったかな?と思っていたのが、
無事眠れたと言うことで、ホッとした感もあり。
ちなみにまだ7時過ぎぐらいでしたが、
道の駅の食堂のおばちゃんたちが早くも出勤。
近くにテントが張ってあったのですが、
そこはおばちゃんたちの駐輪場のようで、
「ちょっとどいてね」とのこと。
そちらは老夫婦のお遍路さんのようで、
またちょっと離れた東屋の下にはチャリダーがテント張っており、
昨日の徒歩ダーや私達も併せると、
この道の駅は、ライダーチャリダー徒歩ダーお遍路、と・・・
まるで旅人の見本市のような感すらありましたが(笑)
食堂のおばちゃんたちも別に邪険にするわけでなく、
馴れたものなのか、お遍路の老夫婦とともに、
コーヒーをご馳走になったのでした。

私はしばらくここで日記を書くつもりだったので、
四国カルストに向かう彼とはここでお別れ。
彼が準備してる間に、「るるぶ」を見せてもらったのですが、
面河渓に「おもごけい」とルビが振ってありました。
あれ?「おもがけい」じゃなかったの?と思ったのですが・・・
彼も「おもがけい」だと言っていたし、
標識にはそう書いてあったような気がするんですけどね・・・
それはそうと、彼の準備が完了したところで、
「(私の)写真を撮っていいですか?」と言われ・・・
互いに互いの写真をバイクと一緒に撮り、
握手をしてまたどこかで、と別れることになったのでした。

私はそのまましばらく残って日記書き。
すると一人、ジャージ姿の人がやってきて、
この人もノートに何か書き出したのですが、
もしかして、車の旅人だったんでしょうかね?
そうなると、ますます見本市が充実するのですが(笑)
話をする感じでもありませんでした。
で、そのうちお腹がすいてきまして(^_^;)
道の駅の施設はまだ営業してないようですし、
もう出発することにしました。
とりあえず、昨日と同じローソンに行って、
また讃岐うどんを食べます。
それから宇和島市街へ行って「宇和島城」を見学。
彼は「宇和島城」には昨日行ったそうで、
駐車場事情を聞いていました。
その通りに走ると、公衆トイレの前にちょっとスペースがあり、
そこに自転車なども停まっていたのでそこに停めて歩いていきます。
ま、すぐそこが門なんですけどね。

宇和島城

見学が終わったら、佐田岬を目指します。
実は道の駅みまの先には「観音水」という名水百選があったのですが、
キャンプ場に行く途中で寄るつもりだったので、
キャンプ場に行かないと決めた今はすっかり失念していたのでした(^_^;)
しばらく国道56号線を北上し、
シーサイドラインを走る国道378号線に入ります。
ガソリンが少なかったので、56号で入れておくべきだったかな?
と思っていると、こちらでもちゃんとあったので給油。
そうして国道378号線を本格的に走るのですが、
もうしっかりと海岸線をトレースしてくれており、
狭いところも多く、海のそばなのに山の中を走ったり、
と言うわけでアップダウンやカーブも多くて疲れた道でした(^_^;)
道沿いはみかん畑、これが段々畑なのですが、
それが多かったり、断崖の下、細い道が海との間に走っていたり、
いい景色もそれなりに多かったのですが、
何しろ風もやはりそこそこに吹いてまして、
道が細いので停まる場所もタイミングよくは現れず、
ところどころで撮った写真もあまりよくないので貼りません。
まぁ、とりあえず疲れた、と言うのが実感でした(^_^;)

道は八幡浜(やわたはま)と言う街につながり、
その市街を過ぎてしばらくしてから、
今度は国道197号線に入ります。
これが「佐田岬」で標識に名前を出してくれたらいいのですが、
佐田岬にある「三崎港」で標識には名前が出ていまして・・・
そこから九州の佐賀関に向けてフェリーが出ており、
その航路が国道扱いなので、そうなのかな?と言う感じなんですけどね。
佐田岬は日本一細長い半島とか、50kmほどあるそうです。
一本背骨のように走っているのが国道197号線、
別名「佐田岬メロディーライン」と言うそうですが、
山の尾根を走るような感じの道で、
やっぱりちょっと風にビビリながら走っていました(^_^;)
甑島のことを考えてみると、
海近くの切通の道がヤバいという感じなのですが、
そんなところもないことはありませんでしたが、
足をついて耐えるような強風は吹かなかったので、
ちょっとビビリすぎなのかもしれません(^_^;)

途中の道の駅でトイレ休憩。
今日はローソンでうどんを食べただけだったので、
何か軽食でも・・・と思っていたのですが、
あまりそういう感じのお店はなく。
ここあたりじゃこ天と言うのが名物らしいのですが、
もう一つ、手前のほうにあった道の駅には
その販売所があったらしいので、ちょっと失敗。
トンネル工事でかなり長い迂回路を走らされたりして、
国道の終点、三崎港に到着したのですが、
佐田岬の先端はさらにここから15kmあるとか標識が出ており・・・
これまでも結構走ってきたはずなのに、
これからまた15km・・・と思うとかなり疲れました(^_^;)
何しろ細長い半島なので、来たら戻らないと行けない訳で・・・
青森の龍飛崎には、太宰治の「津軽」より、
「ここは本州の袋小路だ」とか何とか、
そんな碑があった気がしますが、
まさにここは四国の袋小路だと言う気がしました。

やっぱり細いところが多くて分かりにくい道を色々走り、
やっと先端近くまで到着。
駐車場が地すべりにより崩れかけており使用禁止(^_^;)
まぁ行き止まりなので路駐して、
先端にはさらに遊歩道を1km弱ほど歩くことになります。
マップルには「結構疲れる」とありましたが、
そこまでアップダウンもなかったので、
まぁ普通に歩けたほうの道・・・
ここまでのアクセスのほうがよっぽど疲れたかな、と(^_^;)
ついでに、遊歩道の途中には自販機やゴミ箱が設けられており、
なかなか親切なことだ、と思ったのでした。

佐田岬灯台

帰ってくる途中の自販機でジュース買おうと思ったのですが、
お金入れても反応しない・・・もしかして販売中止?と思い、
遊歩道入口までそんなにないのでそこまで戻って、
そこの自販機でジュースを買います。
来た時に、自販機に貼られた「200円」という張り紙を見ていたのですが、
それは個人の駐車場の料金のようで、
ジュースそのものは普通の値段。
しかし、コーラを買うつもりが、
間違って隣の爽健美茶を買ってしまったり(-_-;)
それはそれでしょうがないとして、
マップルでこれからのルートを見定めて出発します。

途中で夕日がきれいになってきまして・・・
基本的に東に走っているわけで、
西に沈む夕日を上手く見られるポイントは少なく・・・
一回、とてもいいところがあったのですが、
もうちょっと沈んだほうがいいかな?と思ってスルーすると、
そこ以外夕日がきれいに見られるところはありませんでした(^_^;)
まぁ、夕日じゃなくて夕焼けならいい写真が撮れたんですけどね・・・
佐田岬の夕焼け
これはなかなかいい写真だな、と思ったのですが、
やはり夕日が撮りたい・・・
今日はもう普通に来た道戻るつもりだったのですが、
そこから外れる県道255線、こちらがしばらく北に走るので、
少なくとも東に走るよりかは見える可能性が高いかな?と、
そちらに入っていったのですが、
結論から言うと見えませんでした(^_^;)
ついでに、この道も人気がない細い道で・・・
みかん畑があったりするので、
一応人通りは昼間はあるのでしょうが、
もう日も暮れて暗くなってきて、誰もいない・・・
転落でもしたら大変だぞ、と慎重に走ります。
かなり走ってちょっと集落に出ましたが、
集落のところは整備されてる道が、
やはり集落を過ぎると細くなる・・・
もうちょっとうんざりして、
この道が国道と近接したところで国道に入ろうと。
そう思いながら走っていくと、
途中で小さな灯台があり、
小さな灯を灯していたので撮影。
プレートによると、見舞崎灯台と言うようです。
見舞崎灯台
それから国道の近接したところ、
小さな集落だったのですが、
ナビで色々見つつ走っていくと、
無事国道に・・・国道と言うか迂回路の入口だったのですけど、
そこに出ることが出来ました。

もう暗い中を走って八幡浜まで。
市街に入る前に国道378号線に入って北上するのですが、
その交差点にはジョイフルがありまして、
ついでに大分に渡るフェリーの看板が出ており・・・
ああ、九州が近いんだな、と実感しました。
(ジョイフルは大分に本社があるのです)
今日はちょっと疲れており、
もうそのフェリーに乗って九州まで行けば、
とも思ったのですが、まぁチラッと思っただけ。
何しろタイヤは減っているし、VFRもエンジンからなのかな、
異音があるので・・・走行距離も7万kmを越えて来てるわけで、
ヤバいと言う感覚はあるのですが、
何とか持ってくれるのを願うばかりです。

国道378号線を北上していると、
シーサイドラインを走るのですが、
これがまた真っ暗な海で、しばらく走って、
「ああ、海のそば走っているんだな」と気づいたくらい。
いい道らしいんですけどね・・・
ただ走り抜けただけでした。
お腹もすいてきていたので、
最初に見つけたお店に入ろう、と思っていたのですが、
それがローソンだったのでそこで食事休憩。
今日のご飯はここでいいか、と思っておでんを食べようとしたのですが、
玉子、白滝、餅巾着と順番に注文してみたら、
白滝と餅巾着は入れたばかりだとのこと・・・
しょうがないので他のものを注文。
「汁を入れておきますか?」と聞かれたのですが、
それって普通でないのかな?と・・・
ここ辺りでは違うんでしょうかね?
ついでに、あまり見かけない味噌ダレのようなものがついていました。

食べ終わっても、ちょっと足りないな・・・
という感じはありましたが、
作ればいいかと思って今日の宿泊予定地、道の駅ふたみまで。
しかし着いてみてビックリ、
ここの駐車場は10時で閉鎖するとか何とか・・・
そんな道の駅はじめて聞いた!と言う感じでして、
それより何より、そんなんじゃ泊まれないな、と。
うーん・・・と思って周辺を見ていると、
東駐車場なるものがあり、
そちらは24時間開いてるらしい・・・
そちらへ、と思ったものの入口が上手く見当たらず、
「潮風ふれあい公園」という公園の案内もあったので、
とりあえずそちらに行ってみました。
ところがこちらも10時に閉鎖するとか・・・
と言うことは10時まで管理人がいると言うことで、
仕事熱心なのはいいんですけどね(^_^;)
色々見て周って、閉鎖される門の外の駐車場に、
一台荷物積んだバイクもあったのですが、
個人的にはちょっと宿泊場所と違うかな・・・と言う感じ。
結局もとの道の駅周辺まで戻り、
よく観察してみると東駐車場の入口もあったので、
とりあえずそこに入ります。

目の前にはヤマザキストアがあって、
そこでカップヌードルを買ってお湯を入れてもらい、
それから偵察を始めます。
テントを張るかなぁ?とか色々考えたのですが、
めんどくさいの一言で片付けられまして(^_^;)
色々見た挙句、屋根はないのですが、
ここ辺り海水浴場を兼務してるようで、
駐車場と砂浜の間には段があり、
その段の近くに植え込みがあるところ・・・
ちょうど人には見えず、風も避けられるかな?と、
そこにマットとシュラフだけで寝ることにしました。
説明が下手糞ですね・・・(^_^;)
百聞は一見にしかず、という事で、
下の宿泊地の写真を見てください(^_^;)

ちょっと疲れていたので、
パソコンも起動はしたモノの、
日記書くまでには至らず、
基本項目をつけた位で、さっさと寝ることに。
今日は月夜の晩でして、
スターライトホテル(野宿の美称)ならぬ、
ムーンライトホテルだな、と・・・(笑)
それもなかなか乙なもの、
野宿の醍醐味かと思われ、
天気予報を信じるなら雨の心配はなかったのですが、
私は眼鏡掛けなので、
寝る前には眼鏡を外さねばならない・・・
このまま月見をしつつ自然に眠れたら最高だと思うのですが、
眼鏡を外すと言う「これから寝るぞ」と言う動作をしないといけないわけで、
それはちょっと興ざめだったかな?と。
植え込みは思ったより風を防いではくれませんでしたが、
普通に寝ることが出来たのでした。

本日の走行距離

241.2km

本日の宿

道の駅ふたみ
エッジの通信状況:○

本日の家計簿

ローソンかけうどん大、ちくわ天410円
宇和島城登城料200円
ENEOS17.91L 149円/L2,809円
自販機爽健美茶500mlpet150円
ローソンおにぎり、おでん575円
ヤマザキストアカップヌードルシーフード150円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(昼、道の駅瀬戸町農業公園)

本日の摂取物

道の駅みまコーヒー
ローソンかけうどん大、ちくわ天
佐田岬爽健美茶
ローソンおにぎり2個、爽健美茶残り、
おでん(たまご、牛すじ、豚角煮)
道の駅駐車場カップヌードルシーフード

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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