10/17(火)

行程

窓ゆきさんの家(色々雑用)

天気

晴れ


本来ならば、今日出発しようかとも思っていましたが、
はっきりと決めていたわけでもなく、
朝起きると、旦那さんに「今日は暇?」と聞かれました。
何でもちょっとお手伝いして欲しいことがあるとのこと、
私も日程はどうでもいいので、お手伝いすることにします。
ちなみにその内容は、福岡市から西方に糸島半島と言うところがあるのですが、
そこに小さな家があるとのこと、先日の台風のこともあり、
ちょっと様子見兼片付け、と言うことでした。
毎朝の通りコーヒー飲み、パンでご飯を済ませ、
旦那さんが運転する車に乗って出発。
窓ゆきさんは留守番してるとのことでした。

途中までは、昨日私が走ったルートと同じで、
書きましたけれども、ここ辺りは都市高や地下鉄の整備のため、
様子が一変しており、旦那さんも怖くて走ったことないのだとか。
私は昨日通ったばかりだったので、ナビしながら行きます。
結構時間がかかって着いたのですが、見てビックリ、ほぼ廃屋でした(^_^;)
この家の話は初めて聞いたのですが、まぁ築年数もかなり行ってるらしいし、
一番大きいのは誰も住んでいない、と言うことで、
家の傷みもさることながら、庭は草ぼうぼう(^_^;)
出る前に、「KENちゃんが住むんだったらあげるけど」と言われましたが、
場所の不便もさることながら、この家にそのまま住むのは、
ちょっと・・・無理、かな・・・と言う感じ(^_^;)
まぁ別荘のような物で、海が好きな窓ゆきさんの買った場所、
当然、海は近いので遊ぶにはいいかも、なんですけどね。
前カノとまだ付き合っていた頃、
前カノが「(将来)一軒家かマンションが欲しい」とか言った事ありましたが、
そんな彼女に「ここは?」と聞いてみたらなんと答えたのだろうかと、
思ったりもしました・・・いつまでたっても未練たらしいですけどね(^_^;)

家の庭には大きな松ノ木が生えているのですが、
旦那さん曰く、家を建てた時には無かったもので、
どこかから種が飛んで来て勝手に育ったのだとか(笑)
家の中に入ってみると、雨漏りがしている箇所があり、
床もちょっと痛んでいたので、そのまま土足で進入。
風通しをするべく、窓や雨戸をあけようとするのですが、
一部の雨戸はツタが絡まっていて開けられませんでした(^_^;)
クモやヤモリもたくさんいたし(笑)
まずはツタ払いの作業をして、
二年位前の地震で倒れたのかな?と言う棚を起こす作業。
その棚には食器が入ってたりしたので、
割れた食器を撤去するのが大変だったりしましたが、
旦那さん曰く、今日一日で終わる作業でもないしとのこと、
適当なところで切り上げることになりました。
「藤原、江川食う!」とか見出しのスポーツ新聞も出てきて、
日付見てみたら1982年・・・(笑)
甲子園関連で「次は早実の荒木君と対戦したい」なんて記事もありました(笑)

ところで、普段宿泊場所で頭を悩ませている旅人として、
こういう利用してない場所があるんだったら、
旅人向けに提供できないのかな?とも思うし、
私がライダーハウスをやるってのもあるのかな?と(笑)
糸島半島は福岡でもアーティストが集まり始めてる場所とかで、
陶芸家の卵とかに貸せれば、と言う希望もあるみたいですが、
どっちにしろ、管理が大変ですからね・・・
旦那さんは壊すつもりはあまり無い様なので、
いい利用法が見つかればいいと思います。
窓ゆきさん夫妻の別宅
建った頃はカッコいい家だったとか、その面影は偲ばれます(笑)
屋上で海が見たいと言う事で、1階も2階も屋根は平坦ですし、
床はかさ上げしてありますし
もうちょっと痛みが少なければ・・・と思わずには居られませんね(^_^;)

旦那さんはなんだか用事があるみたいで、
ちょっと観光しつつも、急いで帰還します。
喉が渇いたので、最初の自販機でジュースを購入。
食事も取っていなかったのですが、
近くの美味しいらしいお店は、時間もずれていたし準備中。
上手いことお店が無かったら、帰るまで我慢と言うことでしたが、
走っている途中に、夕陽の見える喫茶店と言う物があり、
食事メニューはカレーが3種類とピラフが2種類しかなかったのですが、
カレーをそれぞれ違う種類の物を注文。
こだわりのカレーらしく、一般的なものとはちょっと趣が違うのですが、
どちらもあまり辛くなくて、辛いもの好きの旦那さんにしたら、
ちょっと不満だったのかな?と。別にまずいわけじゃないのですけど・・・
「ニューデリーで食べたカレーは美味しかった」とのこと、
それも、世界一周ツーリングへの誘惑になるのでしょうか?(笑)

ここ辺りで、旦那さんの用事のお相手からTELあり。
旦那さんは山男ですが、色々あって太宰府市の宝満山と言う山の麓にある、
「山の図書館」と言うところに関わってらっしゃるそうで、
今日のお相手は、ハガキ絵の教室を主宰されてる方、
その教室を、山の図書館で出来ないかな?と言う下見をする予定だそうです。
時間が押してるみたいなので、下道は混んでるし、都市高を使って帰ります。
今現在、工事しているところが完成すれば、
窓ゆきさん宅まで直通のような感じになるのですが、
まだまだ完成していないので、ぐるっと大回りして帰る感じでした。
途中には、ヤフードームやら斜張橋やらあったりして、
私もあまり、福岡では観光名所とか行ってないし、
せっかくなので写真撮影しておきました。
都市高の車窓から、ヤフードーム
都市高の車窓から、斜張橋
上部に写っている青いものは、当然空ではなく、
車のフロントガラスの色です。
路線をいくつか替えて、一番近いらしい「野多目」と言うところからおります。
「のだめカンタービレ」と言うドラマが話題になっていますが、
この地名は「のため」と読むんだそうです。

下道をしばらく走って帰還。
お相手は、逐次連絡とっていたこともあり、
近くで車を用意して待っていました。
山の図書館は以前、読売新聞で記事になったことがあり、
旦那さんが中心で写った写真が比較的大きく掲載され、
気づいた私が窓ゆきさんに教えてあげたくらい、
つまりその存在は知っていたのですが、
実際行ったことは無かったので、いい機会だと私もお供することに。
窓ゆきさんは帰ってきた車でお母さんのところに行かれるようです。
旦那さんが、はがき絵の先生に私のことを紹介してくださったのですが、
「息子かと思った」とのことでした(^_^;)
ま、普通の反応かもですけどね(笑)

車に同乗し、都市高に乗って太宰府まで。
都市高を降りてからは、細かな道を抜け、政庁跡の近くを通り、
無事、宝満山の麓、「山の図書館」に到着しました。
初めて外観は見ましたが、図書館と言うイメージとは異なり、
建物はログハウスでした。
山の図書館、外観1
山の図書館、外観2
最初は福岡の街中で小さなマンションを借りる構想が、
上手いこと見つからず、どうせなら山の麓に、となり、
ちょうど空いていたこのログハウスに決まったのだとか。
近くには「竃門(かまど)神社」と言う神社があり、
またすぐ上はソバ屋でした。
あとから聞いた話によると、宝満山と言うのは、
地元福岡でも屈指の登山者が多く、また手軽な山らしいのですが、
山から下りてきた人たちが、何人も前を通ります。
はがき絵の先生がお昼抜きだったとのことで、
とりあえずそば屋で腹ごしらえすることに。
石臼引手打そば、十割りかどうかは失念しましたが、
親子でやっているこだわりのソバ屋のようです。
今日のそばは新そば、北海道産90%、鹿児島産10%と表示アリ。
ちなみに注文したモノは3人とも同じオススメのセットでした。
ざるそばと、自然薯のとろろご飯、あと何か練り物・・・
さつま揚げの味が濃い状の物が付いていました。
そばの味が分からないのはいつものこととして(^_^;)
つゆにつけてもさほど美味いとは思われず、
(つゆにつけて食べたら美味いと感じた、
月山花笠ライン沿いのななかまど亭とは違うところ)
とろろご飯も、「ホントに自然薯?」と言うレベルでしたが、
練り物みたいな物は、なんだか分かりませんがとても美味しかったです。
カレー食べてから時間経っていなかったこともあり、
その練り物だけでも十分だったかも知れません。

外に出ると、もうだいぶ暗くなっていました。
とりあえず、近くの「竈門神社」に参拝。
旦那さんが私に向かって「縁結びの神社だよ」と仰いましたが、
彼女いないんだから、参拝しとけば?と言うことだったのかな?(^_^;)
ま、そういう意味ではおそらく一番強力な出雲大社には参拝済みな訳で、
別に縁結びを願っての物ではありませんが、せっかくなので参拝。
境内に居る間には、OL風の方がずいぶん心を込めて参拝していたようでした。
やっぱり、縁結びを願って参拝していたのでしょうか?
神社としては、この地が大宰府政庁から見て鬼門に当たることから、
その鎮護として鎮座したようです。
竈門神社社殿
暗い中なので、ほとんど写ってませんけど、それなりに立派な物でした。
竈門神社の由来

参拝が終わると「山の図書館」内部へ。
山の図書館、内部の様子1
山の図書館、内部の様子2
図書館のことについては色々お聞きしましたが、
どれが公開していい情報か分からないので、
とりあえず書かないことにします。
内部はいくつかの空間に区分けされ、
画像にもありますが、階段もあって2階もあり、
なんだかとてもいい雰囲気のところでした。
「山の図書館」と言うのは愛称で、
正式には「九州登山情報センター」と言うのだとか、
その性質上、泊まりも出来るようになってるようです。
先にも似たようなこと書きましたが、
ライダーハウスとしてはどうなのだろう?と考えてみて、
まぁこのままでは、不特定多数を宿泊させると言うのは無理なのですが、
(貴重な蔵書も多いらしいので)
この「山の図書館」の年間必要経費が約150万円とのこと、
(これは「山の図書館ニュース」と言う会報にも明記されてる情報です)
これだけの器を借りて、水道光熱費を払う、となった場合に、
目安となる情報なのかもしれないな、とは思いました。
旦那さんと教室の先生は色々話されてましたが、
私は本などを斜め読みしていただけ。
登山・・・登山・・・身近にこうして愛好者が居るのですから、
やろうと思えば道は開けていると思うのですが、
今のところ、食指が動かない、と言うのが現実かもです(^_^;)
ちなみに「山の図書館」にはウェブサイトがあり、
会員や基金、寄付の募集を行っているようです。
リンクを張っておきますので、興味をもたれた方は訪問してみてください。
山の図書館ウェブサイト

それからまた車に同乗して帰還。
出掛けに旦那さんは窓ゆきさんに帰ってくる時間と、
「ご飯は一緒に食べられる」旨を言っていたのですが、
実家から戻ってきた窓ゆきさん曰く、
「お二人で出かけてください」とのこと。
ならばと言うことで、近くの焼き鳥屋に行こうとしたのですが、
あいにく定休日、別の焼き鳥屋に行くことになりました。
60代後半の、豪快なおっちゃんと、
旦那さん曰く愛嬌のある奥さんでやってるお店。
ま、さっきも食べたばかりなので、
それ程食べなかったのですが、
取り立てて美味しい訳でもなく。
福岡は焼き鳥屋が多いところらしいのですが、
これまたほとんど行ったことが無いので、
比較して語ることは出来ないのですけどね。
テレビでは何でも鑑定団をやっており、
関連して「趣味は何?」と言うことをおっちゃんに聞かれ、
「バイクで旅してる」みたいなこと言うと、
ビールを一瓶ご馳走になりました。
「ジョッキもあるよ」といわれましたが、
旦那さんの嗜好に合わせて瓶ビール(笑)
しかしまぁ、旅に関して全肯定されたわけでもなく、
私がドラ息子であるかのような表現・・・
「学校教員、警察署の署長、そんな奴らの息子にはろくなヤツ居ない」と、
真実、私の親、父も母も加えて言うならば姉も学校の教員なので、
客商売してる人間が客に対して言うせりふじゃないよな、と。
「優秀な両親の反動で・・・」とか何とか言ってましたが、
少なくとも、私は自分の親を能力的にも性格的にも、
何か優れていると思ったことは無いので。
どっちかといえば、トンビが鷹を産んだ、と言うレベルではないかと(笑)
強いて言えば、私も仕事をあまり長く続けたことが無いので、
一つの仕事を定年になるまで続けたのは、
尊敬できることかもしれませんね。
まぁ・・・父親とはずいぶんとまともに話もしていないし、
成人してから実の父親と話をした量、一緒に酒を飲んだ量、
窓ゆきさんの旦那さんとどちらが多いかといえば、
それは圧倒的に旦那さんの方が多いのではないかと思われます(笑)
思われます、じゃ無くて確定かな?
ちょっと話がずれましたかね・・・(^_^;)
それほど長居もせず、深酒もせず帰りました。

帰ってからは、テレビなどを見つつ話をし、
夫妻が寝た後も、私はやはり夜更かししてました。
日記はほとんど書いてませんでしたけど(^_^;)

本日の走行距離

0km

本日の宿

窓ゆきさんの家

本日の家計簿

自販機500mlpetx2300円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(窓ゆきさんの家)

本日の摂取物

窓ゆきさんの家コーヒー、パン
車内コーラ500ml
喫茶店カレー、サラダ
ソバ屋ざるそば、トロロご飯、練り物
焼き鳥屋ビール、焼酎(お湯割り)
焼き鳥、ししゃも、イカ、梨

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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