10/23(月)

行程

窓ゆきさんの家(お出かけ)

天気

曇り


今日も適当な時間におきだしまして、
パンは無かったのですが、色々な物で朝ごはん。
窓ゆきさんがジグソーパズルをやっていたので手伝ったり、
旦那さんに頼まれて、近くのスーパーまで買いに行ったり。
今日は天気予報では雨でしたが、朝からしっかり晴れていました(-_-;)
昼ごはんは3人でいつものところへ。
今日もなんだか暇のようで、お客さんは他に一人居ただけでした。
家に籠りっきりの私を心配したのか、
旦那さんに「山登りでも行く?」と誘われて行くことに。
窓ゆきさんは、ピアノの先生が来ると言うことでお留守番。
ピアノが無くても山登りには行かなかったと思われますが(笑)
私も、靴がブーツとサンダルしかなく、
旦那さんの靴を貸して貰えることになったのですが、
旦那さんの靴のサイズは26.5cm、私は27.5cmなので、
合うのかな?と言う心配はあり・・・
しかし実際に履いてみると、26.5の靴でちょうどいいくらいでした。
やっぱり登山用の靴だから、厚めの靴下履くために、
大きめに造られているのかな?と言う感じはありました。

さて、登るのは「油山」と言う山です。
もちろんそんな高い山ではなくて、標高は600mほど。
旦那さんの車の運転で、沿道の施設を色々紹介して貰いながら行きます。
山は山として、「油山市民の森」というところもあり、
住宅地からそんな遠くないこともあって、
市民の山、と言う感じなんでしょうか。
ちなみにその名前は、572年に油山観音正覚寺を開いた清賀上人が、
自生する椿の実を搾り、筑前各地の寺に送ったことに由来するとか。
仏教関連の史跡も多いそうで、その油山観音は、
国の重文だとか看板が出ていました。何が指定されているのかは知りませんが・・・
また、旦那さんによれば「美空ひばり観音」なるものがあるのだとか、
「何か(福岡と美空ひばりで)関係があるのですか?」と聞いて見ると、
亡くなったのが福岡の病院と言うことはあるということでした。

さて、登山道も色々あるようなのですが、
山登りなどほとんどしない私のことを考えてくれ、
暗い道より明るい道、きつい道よりなだらかな道をと言うことで、
片江展望台と言うところから登ることになりました。
展望台と言うことで、福岡市街が一望でき、
その景色をしばらく眺めて、準備運動をしてから登山を開始しました。
片江展望台より福岡市街
何回も同じことを言いますが、私は山登りをほとんどしたことが無いので、
他の山の様子はよく知らないのですが、
なんだか土が砂っぽくて、それこそシラスのような、
崩れやすそうな山?と言う感じがありました。
旦那さんのお話を色々聞きながら歩きます。
山登りはしないとは言え、私もこれまで重いブーツを履いて歩いたことも多く、
道もそこまで急ではなくて、靴が軽いと言うこともあってか、
思ったよりはきつくなかったですね。
まぁ、山登りと言うよりハイキングとかトレッキングと言う感じかもしれません。

休憩も挟んで歩きながら、ポイントでは写真撮影。
マイクロ波反射板
なんだかすごく怪しい名前ですが、
建設省・・・とあったけど、今は国土交通省ですか、
その専用無線回線の進路を変える働きをしてるんだそうで。
災害や河川、道路管理業務等に関する通信で使用されているとのことでしたが、
「建設省」を「国土交通省」に変えてないところを見ると、
現在はそこまで重視されてないのかな?とも思ったりしました。
この反射板もここだけではなくて、今日登っているだけでも二つ見ましたし、
山系の中にはたくさんあるのかもしれません。
ちなみに、ここ付近は道がちょっと急でしたが、
おかげで展望も少しひらけていました。
反射板付近からの展望
さっきの展望台からの景色もそうですけど、
肉眼でだったらよりはっきりくっきり見えるんですけどね。
ここからは、ヤマダ電機の黄色い建物が目だって見えました。
全体的に、本当になだらかな道が多くてすいすい歩けます。
しかし、旦那さん曰く、「油山はきついと嘆く人が多い」のだとか・・・
もちろん登山道によりけりだとも思いますし、
標高が低い山としては思ったより、と言うことなのかもしれませんけど、
個人的には去年の12月、千葉県で伏姫籠穴を見に行ったときのほうが、
よっぽどきつかったですけどね(^_^;)

ところで、ほとんど山の尾根を歩いているわけですけれども、
ところどころに大岩が見られます。旦那さんも言っていましたが、
なぜこれがここにあるのか?と言うのはかなり不思議なことで、
周りも小さな岩がたくさんあるならともかく、
ほとんど見かけないと言うこともあり。
こんなことばっかり考えてしまいますが、
そういう筋の人が見たら「ピラミッドだ」と言うくらい不思議(笑)
もちろん、岩によっては巨石信仰の対象になっていたようで、
中には、岩の影につっかい棒がされており、
旦那さんが「これは誰かが雨宿りした跡だな」なんてところもありました。
妙見岩
これはそれこそ信仰の対象になっていた岩のようで、
昔、北辰妙見大菩薩が祀られており、龍樹権現の上宮と称されていたとか。
現在では岩しか残っていないのですが、
かつては旱魃のとき、火をたき太鼓を叩いて雨乞いをしたところだそうです。

旦那さんの話は、山男のマーキング?についてだったり、
「藪漕ぎ」に関する物だったり。ところどころ、
人が通った跡?と言う分岐があるのですが、
山男が道なき道を進んだ跡だそうで。
純粋な興味であったり、自分の地理感覚を鍛えるために、
あえてそういう道がないところを進んでみるのだそうですが、
道がないということは、草木が生い茂っているところも多いわけで、
その草木をかき分けることを「藪漕ぎ」と言うのだそうですが?
「それを考えると、最初に道を作った人はすごいよね」とのことでした。
また、そういう人たちは自分たち専用の地図を作ったりもするそうで、
それに関連した物か、あるいは林業に従事する人のものか、
ところどころ、ビニールテープが巻いてあるところがありました。
細めのテープで、山男はもっと太いテープを使うとのこと、
林業従事者のものかなぁ?と言うことでした。

途中で二等三角点のそばを通ります。
二等三角点
ここが山頂ではないのですが、山頂は少し奥まったところにあるので、
市街地から見えやすいここに設けられているのかな?と。
また、このすこし前にだったか、250段とかの階段があり、
勾配がどちらかと言えば緩やかなので、
そこまできつくは無いのですけど、この山の中では難所のようです。
途中で、特に説明板とかはありませんでしたが、
やはり大岩があったので撮影。
名無しの?大岩
そこからちょっと歩くと、今度は国見岩と言うものがあります。
国見岩
斜面にへばりつくように存在してるので、
この写真ではそこまで大きな岩には見えませんけど、
名前の由来としてはよくあるパターンで、
ここから筑前の国が一望でき、
黒田公も何代目かは知りませんが、城下の配置を眺めたところだとか。
写真の白いところに、一望と言う感じもなかったですけど、
市街地を眺めることが出来ました。
その国見岩を過ぎて、しばらく歩くと、
登山開始より1時間経ったとのこと。
元々、開始したのが2時20分ごろと少々遅く、車で来ていたのですけど、
窓ゆきさんがお母さんのところに行くために車使うこともあり、
1時間経ったら引き返そうとのことで、山頂まではあと少しでしたが、
そこから引き返すことになりました。
引き返した場所にあった岩
二等三角点のところにベンチがあったので、
そこに座って休憩を取り、改めて出発。
登りもなだらかだったら、当然下りもなだらかなわけですが、
やはり旦那さんの靴を履いてるので、やはり少し合わなかったようで、
場所によっては登りよりは少し大変でした。
まぁ、そんな言うほどの場所も無いのですけど(^_^;)
ちなみに、道沿いではちょっと紅葉が始まっている位でしたが、
一回見上げてみると、歯をほとんど散らした木があり、
青空がそこから見えたこともあって、いい写真が撮れるかとも思い撮影。
題して秋山の冬
取り込んでみたら、そんな大した出来じゃなかったですけどね(^_^;)

駐車場まで戻ると、ちょっと急いで帰宅。
ラジオでは「冷凍みかんの歌」?
私は以前、ヤフーか何かのニュースで見たことあり、
聴いたことは無かったのですけど、
特徴的で間違いようの無いその歌が流れていました。
帰ってきたら窓ゆきさんはお母さんのところへ。
旦那さんと私はシャワーで汗を流して、
ニュースを見たり、新聞読んだりでした。
ところでその新聞の投書欄に、ちょっと気になるものがあり・・・
特定疾患の医療費給付事業がどうのこうのとか、
10/17の新聞記事に対する投書だったので、
その17日付の新聞を引っ張りだして読んでいました。
それによると、医療費の助成がある45疾患のうち、
潰瘍性大腸炎とパーキンソン病は患者数が多いので、
軽症者を助成の対象から外す方向で検討しているとか何とか・・・
まぁ、私はそこまで重症ではないし、
軽症者を外すと言われれば、真っ先にその対象になりそうなのですが(^_^;)
一時は病気そのものを助成の対象から外すことも考えられたようで、
個人的に言うなら、それよりはいいのかな?と・・・
でも、この記事で疑問に思ったことは、
見出しからして「難病 無料治療を縮小」・・・
まず、難病と言う病気のくくりは無いのであり、
平易な言い方といえばそうかもしれませんが、
ちょっとおかしいな、と・・・
更に「無料治療」って・・・私もそこまで詳しくないのですが、
これまで「無料治療」だったのですかね?
以前はそういう時期もあったようですが、
少なくとも、私が発症した平成11年の時点で、
入院にしろ通院にしろ、「無料」ではなく、
ある程度の患者負担はあったかと思われるのですけど。
ま・・・間違いなく言えるのは、それこそ対象から外される軽症者、
パーキンソン病のことは分かりませんが、
私みたいに緩解期が長い潰瘍性大腸炎の患者・・・
少なくとも私は病院も行かなくなるんじゃないかと。
以前なんか、助成があったときでさえ行かなくなったのに、
そんなねぇ、一年に一回、2万円を越える検査費とか払いたくないし(^_^;)
自分の体のことだと言われればそうなのですけどね・・・
ついでに、大腸がんの心配もあるので、
やっぱり受けたほうがいいのかな?と言うのも書きながら思いますが・・・
予算の大半が治療費に回り、本来の目的である研究費に回らないから見直すそうですが、
患者も治療費を助成して貰っている代わりに、
自分のデータを、研究に役立ててくださいと提供しているのであり、
逆に言うと、助成が無いんだったら腹いせにデータ提供しないとか(笑)
治療法もそんなすぐ確立されるわけじゃないと思うし、
軽症者というのがどういう患者を指すのかは分かりませんが、
緩解と再燃を繰り返すのが潰瘍性大腸炎の特徴なのだから、
そんな簡単に軽症とか言えるのかなぁ?と思ったり・・・
ま・・・特定疾患の患者なんて日本全体でみたら極少数だろうし、
見直しをしようがしまいが、あまり問題になることはないだろうなぁ、
と言うのが一番の感想だったりしますけどね(^_^;)

そんなことしているうちに窓ゆきさんも帰宅。
帰ってくるなり、「今日のご飯、あたし知らんよ。
普段やり慣れんこと(ご飯を考えること)続くから疲れた」と言っていて(笑)
それはそれで真実の叫びのような気がしました(^_^;)
結局ご飯は、いつものカフェレストランになったのですが、
先日私がゲロった影響で、今日は「飲むな飲むな」と盛んに言われました(^_^;)
「ビールくらいならいいけど・・・」とのこと、
とりあえず、瓶ビールを旦那さんと二人で一本のみ、
その後、窓ゆきさんのプレッシャーがあったので(笑)
何も飲んでいなかったのですが、ここだけの話、
窓ゆきさんが帰ってからもう一本瓶ビール飲んでました(^_^;)
ちなみに今日の食事は、南蛮漬けとか天ぷらとか出てきて、
ピザを食べた後、ちょっと足りなかったのでカレーも食べました。
以前私はピザ屋だったので、旦那さんに「どう?」と聞かれるのですが、
まぁピザ専業の店の味と、喫茶店のピザの味だったら、
それはもう言うまでもないことで・・・
でもお店の中ではそんなこと言えないし、ちょっと困りました(^_^;)
もちろん、窓ゆきさんの家を宅配エリアとしているお店もあるのですが、
そういうお店には一階も注文したことがないらしいので、
「KENちゃんがそういうのなら一回食べてみないといかんね」とのこと・・・
しかしまぁ、私もお店の中で、焼きたての物を食べていたので、
それが宅配時間を経てどうなるのかはちょっと謎・・・
そこまで味が落ちることも無いとは思いますが・・・
その宅配してくれるお店のピザを食べたことも無いんですけどね(^_^;)
そんなこんなで今日は早めに帰還。
ジグソーパズルとかやってると、
旦那さんに「(窓ゆきさんと私が)似たもの同士だ」と笑われる(^_^;)
ジグソーパズルを、私はあまりやったこと無いのですが、
結構面白いのかな?と。窓ゆきさんのをあまりやるわけにも行かないので、
今度、自前で買ってやってみようかな?と思ったりもしてます。
と言うわけで、日記も書きつつ、そろそろ出発しようかな、と思ってるので、
今日は比較的早めに寝ました。

本日の走行距離

0km

本日の宿

窓ゆきさんの家

本日の家計簿

支出なし支出なし支出なし

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(窓ゆきさんの家)
二回目(窓ゆきさんの家)

本日の摂取物

窓ゆきさんの家饅頭、コーヒー、ゼリー
カフェレストランランチ
山登り中アクエリアス、饅頭
カフェレストランビール、肴、ピザ
ビーフカレー

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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