7/9(土) 

プレツーリング二日目

行程

ふれあいの森キャンプ場-都井岬-鵜戸神宮-堀切峠-宮崎神宮-板ヶ原オートキャンプ場

ルート

ルート画像

注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。

天気

晴れ

昨晩の宿泊地

ふれあいの森キャンプ場
ふれあいの森キャンプ場
キャンプ場というか、松林の中、炊事棟があるだけ(笑)
トイレも離れたところにあるので、無料以外めぼしいところはないかな?
炊事棟に「一週間以上の滞在は云々」張り紙がしてあり、
「こんなところに一週間…」と思ったものの、
奥のほうにブルーシートが見えていて、
資材か何かおいてあるのかと思っていたら、
どうやら人が住んでるっぽいな…と(^_^;)
撤収中に話しかけてきたおばちゃんに、
「鹿児島の人なんだね」といわれました(-_-;)(笑)


志布志湾
朝は狐の嫁入りがパラついて撤収が遅れたものの、
走り出してからはいい天気。
走っていて楽しい日でした。
写真は志布志湾。右奥に小さく見える島は、
枇榔島といって、亜熱帯植物群落で、
国の天然記念物(たしか特別)指定。
行ってみたいものです。

山頭火歌碑
上の写真は「とるぱ」(景観の良い駐車帯)で撮ったものですが、
そこにあった種田山頭火の歌碑。

都井岬灯台
全国に15か所のみの登れる灯台の一つ、都井岬灯台。
階段わきのソテツは、その木そのものが相当かは不明ですが、
都井岬ソテツ自生地として国の特別天然記念物指定。

都井岬灯台
灯台そのものは、かなりの断崖の上に立っていることもあり、
高さはそれほどではありません(むしろ低い)
今日は朝以外はおおむねいい天気だったものの、
ここでは靄というか雲が海からやってきて、
あいにくの天気でした。
晴れていても、海しか見えないので、
見る分はともかく、いい写真は撮れないと思いますが(^_^;)

都井岬御崎馬
都井岬観光のもう一つの目玉、御崎馬。
日本古来の馬だそうで、
馬としてはかなり小さいと思いました。

都井岬御崎馬
近寄っても平然としていて…
逆に近寄られてこっちがびっくりしたくらい(^_^;)
後ろから近づくのはダメなようですが…
ここの入り口で、管理のおばちゃんに、
「あげる」といわれて三枚くらい割引券もらったのですが…
ジュース、ソフトクリーム、乗馬体験、各100円引きだったかな?
どれも使わなかったけど、
せっかくだからソフトクリームぐらい食べればよかったかな?と(^_^;)

幸島
芋を洗うサルで有名な幸島。
都井岬から北上する道路は大変景観がよく、
(日南フェニックスロード、道百選)
走っていて、一時期検討していた車載カメラ…
断念したのを後悔したものでした。
シール・エミコという人の、
「速すぎる旅」という言葉が思い出されました。
ま…私はバイク以外の手段は考えられませんが、
その速すぎる旅をフォローする一つの手段かな?と<車載カメラ

幸島
ここでは、都井岬でも居合わせたタンデムライダーと再会。
バイクが一台でメットが二つだったので、
カップルかな?と思っていたら父娘でした(多分f^^;)
娘にとっては分からないけれど、
お父さんにとっては至高のデートだろうね、と(笑)
デートの邪魔をしてはいけないので、
特に話等はしなかったのですが、
女の子がショートパンツにタイツ?だったので、
緊急時に危ないんじゃないかと…
余計なお世話ですが(^_^;)

日南フェニックスロード
特に景観とかではないのですが、
離島の小さな集落と、海の様子がよかったので。

鈴之家定食
走ってる途中で街中に入って行って…
南九州に勢力を張る「タイヨー」というスーパーがあり、
日曜日に朝獲れの魚のフェアをやってるのですが、
私の家の近くの店では「目井津」というところの魚。
その目井津の街でした。
ちょうどご飯時で…港にこじゃれた建物があり、
期待してみていたら「海鮮丼」等ののぼりあり。
「よし、ご飯食べよう」と思ってとめたはいいものの、
食堂らしきところには、建物の外まで並んでる人がたくさん…
「無理」と思って、駐車場から見えた「鈴之家」という、
旅館兼食堂みたいなところへ。
頼んだのは「鈴之家定食」というもので、
中央はカツオのヅケ、かな?
運んできたおばあちゃんに、
「たくさん食べてまた元気に走ってね」と言われましたが、
好意はありがたくも、そんな若くないと思ったり、
おばあちゃんにしたら私もまだ若いか?と思ったり、
「元気に走って」というのはやはり、
ツーリングライダーが客として多いことを感じさせました。

鈴之家定食
カツオはお茶漬けにするといいといわれ、
ご飯をおかわりしてそうしてみました。
おいしいことはおいしいのですが、
カツオって今の時期にここあたりで獲れるの?というのは疑問(^_^;)

日南フェニックスロード
左手の岩の手前に、岩が一列に整然と並んでおり、
和歌山あたりの「橋杭岩」を思い出させる光景でした。
ただ、スケールの違いがあるとはいえ、
向こうは世界遺産にまで指定されていたような?
こちらは名もなき岩(多分)…(^_^;)

日南フェニックスロード
同じところのもう一枚。
透明度の高い海でした。

鵜戸神宮
鵜戸神宮本殿。
建物そのものはともかくとして、
岩屋の中に建物がおさまっている特異な神社。

鵜戸神宮
参道わきの燈籠。
飫肥藩主、伊東佑久公1648年奉納。
九曜紋あり、とあって…家紋なのかな?と。
本殿は、同じく飫肥藩、5代藩主佑実公改築(1711年)。

鵜戸神宮
本殿脇の皇子神社。
どうやって建てたのか、
ある程度作って入れ込んだのか、不思議ではあります。

鵜戸神宮
鵜戸神宮の主祭神はウガヤフキアエズといって、
はやい話が神武天皇の父君。
安産の神様の面があって、
その象徴の「お乳岩」。
ウガヤフキアエズの陵は吾平山上陵といって、
一応、鹿児島県鹿屋市に治定されているのですが、
参考地としてのそれもここの近くにあるようです。
鹿屋市の吾平山上陵は、洞窟状になっていますが、
ここもそうなのは何か意味があるのか?と思ったり。

鵜戸神宮
お乳水。
あまり冷たくなくて残念でした。

鵜戸神宮
有名な運玉。
5個100円だったか、素焼きの粘土の玉(運玉)を、
右下の岩のくぼみに入れれば、願がかなうとか?
見ている限りでは、それなりに入っていたみたいで…
話がそれますが、それを販売している巫女のねーちゃんが、
ブスーッとして座っていて、
一応、観光地の顔なんだから、
愛想を振りまけとは言わないまでも、
もうちょっと表情があるんじゃないかな、と思ったり、
窪みに入った運玉を、
神社がお守りとして再販売していて笑えたり。

鵜戸神宮
境内より。
水平線が見える神社を挙げろ、と言われても、
ぱっと挙げるのは困難かな、と。
村社レベルのものはさておき…

鵜戸神宮
境内の様子。
南国ムード漂う境内(笑)

鵜戸神宮
参道より。同上(笑)

鵜戸神宮
神犬石(いぬいし)と燈籠。
確かに犬に見えるな、と。

鵜戸神宮
国道から、駐車場の途中、「鵜戸千畳敷奇岩」。

鵜戸神宮
今日の一枚(笑)
今日の、といっても毎日これをやるわけじゃないですが(^_^;)
もうちょっと手前で撮影して、
左手が草にかからないよう、
宙に浮いてる感じで撮影できればよかったな、と…

鬼の洗濯岩
洗濯岩としては、こちらが本命。
堀切峠(道の駅フェニックス)より。

鬼の洗濯岩

鬼の洗濯岩

鬼の洗濯岩
今日は土曜日ということもあってか、
ツーリングライダーも多かったのですが、
特にここではバイクがたくさんとまっていました。
相変わらず、荷物満載でちょっと恥ずかしいですが(^_^;)

道の駅フェニックスを出てからは、
ひたすら北上…どこにも寄らないつもりだったのですが、
(うなぎ百選の会の会員店が宮崎にあるようで、
 候補だったものの、時間が合わず断念)
宮崎市内にて、「宮崎神宮」の案内が出てきて、
候補の一つだったこともあり、せっかくだから寄ることに。
宮崎市南部は道が高規格で走りやすかったです。

宮崎神宮
宮崎神宮に寄りたかったというのは、
ニニギを祀る霧島神宮、埋葬する可愛(えの)山陵
ホオリを祀る鹿児島神宮、埋葬する高屋山上陵
ウガヤフキアエズを祀る鵜戸神宮、埋葬する吾平山上陵
それぞれ行ったことがあるのに、
上記の神の子孫(ウガヤフキアエズの子供)である神武天皇を祀っている、
にも関わらず来たことがなかったからです。
(もちろん、上記神々をまつるのは書いた神社だけではありませんが、
 霧島神宮にこういったことを書いた説明板があるのです)
というわけで、その参道入り口。

宮崎神宮
拝殿。
神社として、大きく立派ではあるものの、
説明板には2/3が明治以降のことが書かれていて、
建物の雰囲気等も含めて、
あまり歴史の古さとかを感じさせなかったのは残念かな?と(^_^;)

宮崎神宮
拝殿に掲げられていた額。
ちなみに幣殿では結婚式が行われていたようで、
白無垢を着た花嫁さんも見られたのですが、
さすがにそれは失礼だろうと写真撮ってません(^_^;)

宮崎神宮
その幣殿。
結婚式で舞っていた巫女さんかな?と…
のわりには、普通のねーちゃんという雰囲気と行動(^_^;)
ありがたみが薄れるなぁ、という感じでした。

そこを出てからはキャンプ場まで。
国道10号を走るだけで、
道も基本混んでるし、面白くなかったのですが、
途中で「何あれ?」という乗り物が…
信号待ちの時に側道から入ってきて、
しばらく私が後ろを走ることになったのですが、
最初は、「トライクがサイドカーの側車みたいなのを牽引してる」
と見えたのが、信号待ち等で近づいてみると、
エンジンがシートの後ろにあるようで…
別れるときに見た感じではバイクのタンク状のものはあったので、
トライクとカートを足して2で割ったような不思議な乗り物…
ついでに何かを牽引している…
カバーがついていたのでよくわからないのですが、
牽引してるのは人が乗れるのか、荷物だけなのか、と…
まぁ不思議な乗り物でした。
向こうは途中の道の駅に入って行ったので、
ついて行って話聞けばよかったかな?とも思うのですが、
キャンプ場までの距離と時間を考え、まぁいいか、と。
キャンプ場は辺鄙なところながら(^_^;)
整備されてるし、週末だし、と思っていたのですが、
やはりというか誰もいませんでした(^_^;)

走行距離

249.9km

本日の家計簿
ENEOS17L 166円/L2822円
都井岬入場料100円
都井岬灯台入場料200円
自販機コーラ100円
鈴之家鈴之家定食1100円
鵜戸神宮賽銭5円
自販機ファンタ100円
自販機飲料120円
宮崎神宮賽銭5円
自販機円120

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