ふれあいの森キャンプ場-都井岬-鵜戸神宮-堀切峠-宮崎神宮-板ヶ原オートキャンプ場
注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
晴れ
ふれあいの森キャンプ場
キャンプ場というか、松林の中、炊事棟があるだけ(笑)
トイレも離れたところにあるので、無料以外めぼしいところはないかな?
炊事棟に「一週間以上の滞在は云々」張り紙がしてあり、
「こんなところに一週間…」と思ったものの、
奥のほうにブルーシートが見えていて、
資材か何かおいてあるのかと思っていたら、
どうやら人が住んでるっぽいな…と(^_^;)
撤収中に話しかけてきたおばちゃんに、
「鹿児島の人なんだね」といわれました(-_-;)(笑)
朝は狐の嫁入りがパラついて撤収が遅れたものの、
走り出してからはいい天気。
走っていて楽しい日でした。
写真は志布志湾。右奥に小さく見える島は、
枇榔島といって、亜熱帯植物群落で、
国の天然記念物(たしか特別)指定。
行ってみたいものです。
上の写真は「とるぱ」(景観の良い駐車帯)で撮ったものですが、
そこにあった種田山頭火の歌碑。
全国に15か所のみの登れる灯台の一つ、都井岬灯台。
階段わきのソテツは、その木そのものが相当かは不明ですが、
都井岬ソテツ自生地として国の特別天然記念物指定。
灯台そのものは、かなりの断崖の上に立っていることもあり、
高さはそれほどではありません(むしろ低い)
今日は朝以外はおおむねいい天気だったものの、
ここでは靄というか雲が海からやってきて、
あいにくの天気でした。
晴れていても、海しか見えないので、
見る分はともかく、いい写真は撮れないと思いますが(^_^;)
都井岬観光のもう一つの目玉、御崎馬。
日本古来の馬だそうで、
馬としてはかなり小さいと思いました。
近寄っても平然としていて…
逆に近寄られてこっちがびっくりしたくらい(^_^;)
後ろから近づくのはダメなようですが…
ここの入り口で、管理のおばちゃんに、
「あげる」といわれて三枚くらい割引券もらったのですが…
ジュース、ソフトクリーム、乗馬体験、各100円引きだったかな?
どれも使わなかったけど、
せっかくだからソフトクリームぐらい食べればよかったかな?と(^_^;)
芋を洗うサルで有名な幸島。
都井岬から北上する道路は大変景観がよく、
(日南フェニックスロード、道百選)
走っていて、一時期検討していた車載カメラ…
断念したのを後悔したものでした。
シール・エミコという人の、
「速すぎる旅」という言葉が思い出されました。
ま…私はバイク以外の手段は考えられませんが、
その速すぎる旅をフォローする一つの手段かな?と<車載カメラ
ここでは、都井岬でも居合わせたタンデムライダーと再会。
バイクが一台でメットが二つだったので、
カップルかな?と思っていたら父娘でした(多分f^^;)
娘にとっては分からないけれど、
お父さんにとっては至高のデートだろうね、と(笑)
デートの邪魔をしてはいけないので、
特に話等はしなかったのですが、
女の子がショートパンツにタイツ?だったので、
緊急時に危ないんじゃないかと…
余計なお世話ですが(^_^;)
特に景観とかではないのですが、
離島の小さな集落と、海の様子がよかったので。
走ってる途中で街中に入って行って…
南九州に勢力を張る「タイヨー」というスーパーがあり、
日曜日に朝獲れの魚のフェアをやってるのですが、
私の家の近くの店では「目井津」というところの魚。
その目井津の街でした。
ちょうどご飯時で…港にこじゃれた建物があり、
期待してみていたら「海鮮丼」等ののぼりあり。
「よし、ご飯食べよう」と思ってとめたはいいものの、
食堂らしきところには、建物の外まで並んでる人がたくさん…
「無理」と思って、駐車場から見えた「鈴之家」という、
旅館兼食堂みたいなところへ。
頼んだのは「鈴之家定食」というもので、
中央はカツオのヅケ、かな?
運んできたおばあちゃんに、
「たくさん食べてまた元気に走ってね」と言われましたが、
好意はありがたくも、そんな若くないと思ったり、
おばあちゃんにしたら私もまだ若いか?と思ったり、
「元気に走って」というのはやはり、
ツーリングライダーが客として多いことを感じさせました。
カツオはお茶漬けにするといいといわれ、
ご飯をおかわりしてそうしてみました。
おいしいことはおいしいのですが、
カツオって今の時期にここあたりで獲れるの?というのは疑問(^_^;)
左手の岩の手前に、岩が一列に整然と並んでおり、
和歌山あたりの「橋杭岩」を思い出させる光景でした。
ただ、スケールの違いがあるとはいえ、
向こうは世界遺産にまで指定されていたような?
こちらは名もなき岩(多分)…(^_^;)
同じところのもう一枚。
透明度の高い海でした。
鵜戸神宮本殿。
建物そのものはともかくとして、
岩屋の中に建物がおさまっている特異な神社。
参道わきの燈籠。
飫肥藩主、伊東佑久公1648年奉納。
九曜紋あり、とあって…家紋なのかな?と。
本殿は、同じく飫肥藩、5代藩主佑実公改築(1711年)。
本殿脇の皇子神社。
どうやって建てたのか、
ある程度作って入れ込んだのか、不思議ではあります。
鵜戸神宮の主祭神はウガヤフキアエズといって、
はやい話が神武天皇の父君。
安産の神様の面があって、
その象徴の「お乳岩」。
ウガヤフキアエズの陵は吾平山上陵といって、
一応、鹿児島県鹿屋市に治定されているのですが、
参考地としてのそれもここの近くにあるようです。
鹿屋市の吾平山上陵は、洞窟状になっていますが、
ここもそうなのは何か意味があるのか?と思ったり。
お乳水。
あまり冷たくなくて残念でした。
有名な運玉。
5個100円だったか、素焼きの粘土の玉(運玉)を、
右下の岩のくぼみに入れれば、願がかなうとか?
見ている限りでは、それなりに入っていたみたいで…
話がそれますが、それを販売している巫女のねーちゃんが、
ブスーッとして座っていて、
一応、観光地の顔なんだから、
愛想を振りまけとは言わないまでも、
もうちょっと表情があるんじゃないかな、と思ったり、
窪みに入った運玉を、
神社がお守りとして再販売していて笑えたり。
境内より。
水平線が見える神社を挙げろ、と言われても、
ぱっと挙げるのは困難かな、と。
村社レベルのものはさておき…
参道より。同上(笑)
神犬石(いぬいし)と燈籠。
確かに犬に見えるな、と。
国道から、駐車場の途中、「鵜戸千畳敷奇岩」。
今日の一枚(笑)
今日の、といっても毎日これをやるわけじゃないですが(^_^;)
もうちょっと手前で撮影して、
左手が草にかからないよう、
宙に浮いてる感じで撮影できればよかったな、と…
洗濯岩としては、こちらが本命。
堀切峠(道の駅フェニックス)より。
今日は土曜日ということもあってか、
ツーリングライダーも多かったのですが、
特にここではバイクがたくさんとまっていました。
相変わらず、荷物満載でちょっと恥ずかしいですが(^_^;)
道の駅フェニックスを出てからは、
ひたすら北上…どこにも寄らないつもりだったのですが、
(うなぎ百選の会の会員店が宮崎にあるようで、
候補だったものの、時間が合わず断念)
宮崎市内にて、「宮崎神宮」の案内が出てきて、
候補の一つだったこともあり、せっかくだから寄ることに。
宮崎市南部は道が高規格で走りやすかったです。
宮崎神宮に寄りたかったというのは、
ニニギを祀る霧島神宮、埋葬する可愛(えの)山陵
ホオリを祀る鹿児島神宮、埋葬する高屋山上陵
ウガヤフキアエズを祀る鵜戸神宮、埋葬する吾平山上陵
それぞれ行ったことがあるのに、
上記の神の子孫(ウガヤフキアエズの子供)である神武天皇を祀っている、
にも関わらず来たことがなかったからです。
(もちろん、上記神々をまつるのは書いた神社だけではありませんが、
霧島神宮にこういったことを書いた説明板があるのです)
というわけで、その参道入り口。
拝殿。
神社として、大きく立派ではあるものの、
説明板には2/3が明治以降のことが書かれていて、
建物の雰囲気等も含めて、
あまり歴史の古さとかを感じさせなかったのは残念かな?と(^_^;)
拝殿に掲げられていた額。
ちなみに幣殿では結婚式が行われていたようで、
白無垢を着た花嫁さんも見られたのですが、
さすがにそれは失礼だろうと写真撮ってません(^_^;)
その幣殿。
結婚式で舞っていた巫女さんかな?と…
のわりには、普通のねーちゃんという雰囲気と行動(^_^;)
ありがたみが薄れるなぁ、という感じでした。
そこを出てからはキャンプ場まで。
国道10号を走るだけで、
道も基本混んでるし、面白くなかったのですが、
途中で「何あれ?」という乗り物が…
信号待ちの時に側道から入ってきて、
しばらく私が後ろを走ることになったのですが、
最初は、「トライクがサイドカーの側車みたいなのを牽引してる」
と見えたのが、信号待ち等で近づいてみると、
エンジンがシートの後ろにあるようで…
別れるときに見た感じではバイクのタンク状のものはあったので、
トライクとカートを足して2で割ったような不思議な乗り物…
ついでに何かを牽引している…
カバーがついていたのでよくわからないのですが、
牽引してるのは人が乗れるのか、荷物だけなのか、と…
まぁ不思議な乗り物でした。
向こうは途中の道の駅に入って行ったので、
ついて行って話聞けばよかったかな?とも思うのですが、
キャンプ場までの距離と時間を考え、まぁいいか、と。
キャンプ場は辺鄙なところながら(^_^;)
整備されてるし、週末だし、と思っていたのですが、
やはりというか誰もいませんでした(^_^;)
249.9km
ENEOS | 17L 166円/L | 2822円 |
都井岬 | 入場料 | 100円 |
都井岬灯台 | 入場料 | 200円 |
自販機 | コーラ | 100円 |
鈴之家 | 鈴之家定食 | 1100円 |
鵜戸神宮 | 賽銭 | 5円 |
自販機 | ファンタ | 100円 |
自販機 | 飲料 | 120円 |
宮崎神宮 | 賽銭 | 5円 |
自販機 | 水 | 円120 |