7/23(土) 

日本縦断ツーリング10日目

行程

道の駅-仁科神明宮-尖石遺跡-大法寺-草津温泉-道の駅六合

ルート

ルート画像

注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
取り込み、加工したものです。
一部、海を走っているように見える部分がありますが、
不必要なデータを表示させないために、
マップの詳細を最低レベルに落としているためです。
トンネル、深い谷など電波が受信できないため、
ルートが途切れているように見えるところがあります。

天気

晴れ

昨晩の宿泊地

道の駅
道の駅
昨晩は、少し離れたところに、
使われていないテーブルとイスがあったので、
それを持ってきて日記書き。
そのテーブルは就寝時に元あった場所に戻し、
起きて撤収が終わってから、常設のテーブルで日記書き。
野菜直売所みたいな感じになりましたが、
おばちゃんが「暑いね」といって、
肌寒くて長袖Tシャツ着てる私には驚愕の出来事でした(笑)


仁科神明宮
来たところは仁科神明宮というところ。
写真は境内の杉で、元は3本杉だったのですが、
真ん中が突風で倒れて2本杉になったそうです。

仁科神明宮
境内の様子。

仁科神明宮
国宝、仁科神明宮。
右から、本殿、附釣屋、中門。
日本最古の神明造で、式年造替が20年ごとに行われており、
1376年から1919年までの棟札が一枚も欠かさず現存して重文指定、
(1856年のモノまで)
1636年を最後に、新築ではなく修造となっており、
したがって1636年のモノと推定されるそうです。

仁科神明宮
本殿前面の様子。

仁科神明宮
本殿。

仁科神明宮
神明造の特徴…詳しいことはウィキペディアでも(^_^;)

仁科神明宮
上のズーム。

仁科神明宮
屋根の様子と鰹木。

仁科神明宮
建物の横中心にあるのは棟持柱というそうです。

仁科神明宮
釣屋。

仁科神明宮
中門。

仁科神明宮
床下の様子。

仁科神明宮
杉が覆いかぶさるようで…
いざという時、社殿に被害がでないようにか、
ワイヤーで吊ってありました。

仁科神明宮
境内の一社。簀社、とあり、
祭神は穂高見命、穂高神社の祭神ということです。
特に掲載の理由は、屋根が特殊だから。
元来こういう作り方なのか、
費用等の理由でこうなったのか…
理由がわかるほど、精通してないのが残念。
穂高神社は、昨日のルート上にあり、
行こうか迷って、今朝リサーチはしてたのですが、
そんな特殊な写真は載ってなかったよな…と。

話は変わりますが、
境内では5人の一行と一緒になりまして、
うち3人が作務衣を着てるのですが、
こいつら、手水も使わないどころか、
参拝すらしないぞ、と思ったら、
数珠を持ってたので坊さんなのかな?と。
どういう理由で来たのかは知りませんが、
郷に入ったら郷に従え、参拝ぐらいちゃんとすればいいのに、と。
ついでに、神社の案内人?関係者みたいなのと話を始めて、
その声が大きすぎる…
「木啄も庵はやぶらず夏木立」って知らないのか…
まぁとりあえず、私はボランティアガイドみたいなの、好きではありません。
自分が説明するのに一所懸命で、
他にも客はいるということがわかってないから。
こういった社寺ではなおさら静謐さが求められると思うんですけどね。
というわけで、社殿や雰囲気は良かったと思うのですが、
イメージはあまりよくないところとなりました。

仁科神明宮
帰るときに、駐車場から。

長野の山
ちょっと走ったら、長野の山がよく見えたので、
撮影ポイントを探して撮影。
川べりから撮ったのですが…
右側の橋の奥にも山が続いていたので、
ちょっと失敗写真かな、と(^_^;)

諏訪湖
松本を経由して諏訪湖のほとりへ。
松本も、諏訪湖周辺も、その間以外は混雑してて参りましたが(^_^;)
途中で標識に従って走ったら国道を外れてしまい、
途中にあった野球場の駐車場から撮った写真。
せっかくだから、長野名物でも、と考えたときに、
やっぱりそばかな…と。諏訪湖のほとりで最初に見つけた蕎麦屋へ。
写真撮っとけばよかったな、と思うくらいにはおいしかったです。
無料のコーヒーサービスがセルフですがあるそうで勧められたのですが、
長野で以前暮らしたおかげで、それまで知らなかった蕎麦湯を知ったので、
せっかくですがコーヒーは飲まずに蕎麦湯だけ。
まぁ、入る腹はなかったですが(^_^;)

尖石縄文考古館
それから「尖石縄文考古館」へ。
国宝の土偶、「縄文のビーナス」を所蔵するところ。
長野に住んでいた時に来たことはあるのですが、
写真がなかったし、現品だった確信もなかったので…
国宝だから当たり前ですが、それらがあったとしても、
再訪する価値はあるのですが(^_^;)

縄文のビーナス
国宝、縄文のビーナス。
現品、とちゃんと書いてありました(^_^;)
これで国宝土偶はコンプリート確定かな?と…
コンプリートといっても、3体しかないし(^_^;)
中空土偶が現品だった確信がないなとも…
まぁ中空土偶も合掌土偶も、
私が見た当時は重文だったんですけどね…
(それぞれ、2007年、2009年に国宝指定)
奥に重文の土偶、「仮面の女神」。

縄文のビーナス
写真撮影も、館外には許可が必要とかあったような?
聞いてみたらOKとのことでした。
UPしていいかは知りません(^_^;)
シンプルな中に、優美さがあるなぁ、と…
まぁ国宝だから、そう見ることができるという話もあり(^_^;)

縄文のビーナス 縄文のビーナス 縄文のビーナス 縄文のビーナス
縄文のビーナス 縄文のビーナス 縄文のビーナス 縄文のビーナス

仮面の女神 仮面の女神 仮面の女神 仮面の女神
仮面の女神 仮面の女神 仮面の女神 仮面の女神

他に出土品等の展示も多く、
優品は写真も撮ったのですが、後日UPします(^_^;)
ちなみに、館内に、
「函館市縄文文化交流センター」なるものがオープンするとポスター有。
中空土偶がメインモチーフのポスターなのですが、
開館が平成23年10月1日…訪問無理(^_^;)
館内の人に、「中空土偶は実物展示されるんですか?」と聞いたところ、
「されると思いますよ」とのこと。
「先日の地震で、十日町の土器は大丈夫だったんですか?」と聞くと、
「何も聞いてないから、大丈夫だったんではないでしょうか」とのことでした。
頼りない答えですが…(^_^;)

安楽寺
尖石遺跡もちらっと見てから北上。
麦草峠やビーナスライン等、
走りたい道はありましたが、見るモノ優先して普通の国道。
まぁ長野なので、十二分に走って面白い道ですが…
ついでにルートがV字型になってますが、
松本から東に向かうと、有料トンネルを通らなければならないので、
(通らなくてもいけると思いますが、おそらく酷道)
回避したということがあります…
しかし軌跡データを見たら、
有料といっても300円ぐらいだったと思うので、
通ってたほうがスムーズだったかな?とも…(^_^;)
ちなみに向かった先は、上田市の安楽寺。
国宝の八角三重塔があるお寺ですが、
なんと、またまた工事中…国宝建築で今年3件目(-_-;)
檜皮葺は定期的な葺き替えが必要とのことですが、
今年がその年なんでしょうかね…
10月に長野にいることも、ちょっと考え物…
ここも一度は拝観したことはありますが、
特殊な建築なので見ておきたかったです…残念。

大法寺
ちょっと時間が押していたこともあって、
先日のようにお願いしても見られるものではなく、
さっさと諦めて次に向かいます。
安楽寺は別所温泉という温泉地にあることもあり、
道が狭くて分かりにくいので、ナビに案内させます。
絵的に、こんな道かよ!というような細かいルート設定でしたが、
その通りに走ると、大法寺への案内標識があり、
ちゃんと正しいルートだったようです(^_^;)
というわけで、写真は大法寺。
奥に国宝三重塔、手前に観音堂。

大法寺
別名、「見返りの塔」ともいう美しさで知られるとか。
鎌倉時代末期の1333年の建立。

大法寺
初重(第一層)が特に大きいことが、この塔の特徴。
説明板には、専門用語でいろいろ説明がしてありました(^_^;)
その、初重が大きくなる手法は、
ほかに奈良の興福寺三重塔があるだけの珍しいものだそうです。

大法寺

大法寺

大法寺

大法寺
個人的には、ちょっと微妙かな?と(^_^;)
「見返りの塔」といわれるその所以を感じることできず(^_^;)

塩田平
駐車場から、塩田平(しおただいら)の様子。
平というのは、山の多い信州で平地を表す言葉かな?と。
住んでた佐久市あたりも「佐久平」というようです。

海野宿
意図するところではなかったのですが、
道を走っていたら海野(うんの)宿に入りました。
雰囲気はいいのですが、以前散策したことあるしスルー(^_^;)
写真だけ撮影。
そのあとは、ちょっと佐久を散策。
ま、一応住んでた街ということで…
レッドバロンができてたことに驚きました。 以前は、少し走って東御の店舗まで行ってたのに(^_^;)

羽根尾交差点
佐久からどうしようか考えて…
草津温泉が近く(というほど近くもないですが)にあるし、
一応、有名な観光地だし、温泉が無料なので行くことに。
軽井沢から抜けていくのですが、
途中から寒くて、長袖Tシャツを着ないといけないほどでした。
写真はルート上の羽根尾交差点、
3本の国道起点であることを示す標識。

羽根尾交差点
その交差点の様子。

草津温泉
草津温泉の中心地、湯畑についてびっくり、
すでに21時前なのに異様な人出…
浴衣を着た人も多く、たいていは宿泊客なのでしょうが…
ちなみに駐車場に入ろうとしたらバイクはNGということで、
「どこに停めたら?」というのに、よくわからなかったのですが、
付近の空きスペースに停めろってことか?と…
見たら他のバイクも停まってるし、
そういえば以前もそうだったような、と…
私も金をとられなくて、結果的にはよかったのですが、
駐車場も特に混んでないんだから入れたほうが売上になるのに…
ついでに管理人の態度が悪くてイメージダウンだし。
バイク駐輪場は、少しずつ改善が進んでいるようですが、
古い観光地ほどまだまだだという気がします。

草津温泉
湯畑。
一通り見てから、一番近い「白旗の湯」は混んでそうだったので、
次に近いっぽい「千代の湯」へと。
行ったときは誰もいなかったのですが、
入ってる間に何人か人が来ました。

セブンイレブン
特殊なセブンイレブン。
買い物をしてたのかもしれませんが、
バイクをここに停めてる人もいたようです。
逆に、配送のトラックが私がとめてた広場で積み下ろししてました。

温泉入り終わったら、ちょっと悩んだのですが、
ラーメンが結構安かったな、と思って食べることに。
看板を見て安かった店は遠かったので、
適当に近くにあった店に入ったのですが、
別の店の看板では590円で、相場なのかな?と思ってたのが、
ここでは800円前後でした…(-_-;)
量も少ないし(飲んだ後の、しめラーメン用だからでしょうが)、
対して美味しくもなくて失敗しました…
それから道の駅六合(くに)へと。
ルートは暗く、人気のない山道で怖かった…
そういう道を通るたびに、
昔話で出てくる「道中日が暮れて難儀しております…」というの、
本当にそうだったんだろうなぁ、と…(笑)
今は強力なヘッドライトで照らされ、安心感もありますが、
昔は明かりもない、道も悪いだったでしょうから…
たとえたどり着いたのが山姥の家でも、
山姥の家と暗い山道と、どっちか選べと言われたら、
山姥の家なんじゃないかと思うほど暗かったです(^_^;)
道の駅は狭いところで、奥まったところに宿もあるようで、
ちょっと考えましたが、まぁ早めに撤収するということで決断。
軒下にベンチがあったので、今日もいつものテントなしでした。

走行距離

272.2km

本日の家計簿
仁科神明宮賽銭5円
蕎麦屋天ざるそば、麦とろごはんセット1480円
尖石縄文考古館入館料500円
売店ファンタ120円
大法寺拝観料100円
サークルK軽食、飲料488円
ローソン飲料108円
ENEOS18.22L 160円/L2915円
ラーメン塩とんこつラーメン800円

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