道の駅七ヶ宿〜材木岩〜小坂峠〜高湯温泉〜磐梯吾妻スカイライン〜あだたら高原野営場
注)ルートはGARMIN GPSmap 60CSにて記録したものを、
ルートラボにて表示しています。
貼り付けているものは簡易版でルートをなぞるだけですが、
正式版では、地図を空撮写真に変更できるほか、
速度、時間、標高等のデータを見ることができます。
リンク先がある画像のリンク先は「フォト蔵」です。
元サイズ(基本3344x1872)の画像を見ることができます。
道の駅七ヶ宿
だんだん南下してきているので、
やはり暖かくなってきている?と感じた昨晩のテントでした。
ここはダム湖のそばに立地する道の駅なのですが、
起きたら天気も良かったので、少し散策してみました。
駐車場の端っこは、このように崩壊していましたが、
これが地震の影響なのかは不明…
ちなみに、その名の通り以前は付近を街道が通っていたようなのですが、
宿場町はダムに沈んだところもあるとの説明でした。
今日の最初の目的地は「材木岩」。
やはり、以前に来たことある場所なのですが、
来たときは大したことないと思ったものの、
(岩肌が木目のように見えるのかと思っていた、ような…f^^;)
その後、写真を見たら「実は結構すごいんじゃないか?」と思ったところ。
道の駅から山を下ってすぐのところにあります。
川沿いの崖、という感じなのですが…
対岸の遊歩道は通行止めでした(-_-;)
別に行っても大丈夫じゃないか?という感じもありましたが(^_^;)
そこは無理せずに、大丈夫なエリアから眺めることに。
材木岩…国天然記念物。
だいぶ崩落が酷いですが…
崩落自体は以前もあったように思いますが、進行しているかもしれません。
やっぱり実際に見ると、これほど大規模な柱状列石は、
なかなか見られないのではないか?と思われたのでした。
付近は、公園の様に整備されていまして、
氷室の跡だったり、検断屋敷木村家住宅という建物があったのですが、
その囲炉裏の様子が良かったので撮影してみました。
そこから県道経由で南下していたのですが、
その道は一部、旧羽州街道らしいです。
小坂峠という峠でしたが、茶屋と説明板がありました。
そこから眺める平地の風景。
峠を下っていくと、先ほどの茶屋に出る登り口に。
弘法水という水がありましたが、由来は不明。
峠の少し手前に神社があったのですが、
その鳥居でしょうか?神社はスルーしましたが…(^_^;)
峠を下り終え、国道4号に入ってからコンビニで休憩。
福島市やその近郊のホンダドリーム、レッドバロンにTELしたのですが、
どこもバルブの在庫はないとのことでした…
一軒、あとでかけなおすというところがあったので、
先日の教訓を生かして、後ほどこちらから電話を掛けるということに。
どっちにしろ、なかったんですけどね…(^_^;)
写真は、ちょっと道間違ったら飯坂温泉というところに入ってしまって、
そこにあった「芭蕉と曾良 入浴の地」碑。
句は残していないうえに、拡大して読めばわかりますが、
当地にとって不名誉な内容なのでは?と思います…(^_^;)
近くに、鯖湖湯という共同浴場もあったのですが、
この温泉のメインの共同浴場らしいです。
今日は休業日ということでしたが(^_^;)
元々、まだ先の「高湯温泉」というところに入るつもりだったので問題なし。
入湯料は200円らしいです。
再び走って、その「高湯温泉」へ。
先ほどの飯坂温泉が、奥州三名湯の一つなら、
こちらは奥羽三高湯の一つらしいですが…(^_^;)
写真は、その共同浴場「あったか湯」で250円。
半露天浴場のほか、貸切温泉もあるらしいです。
乳青色をした雰囲気の有る温泉ですが、
名前と違って、あまり(私的には)温かくないのが残念…
高湯温泉を出てからは「磐梯吾妻スカイライン」へ。
まぁ、ここを通るから高湯温泉にも来た、というほうが正しいのですが(^_^;)
通常は有料ですが、観光振興のためか、
福島県の観光有料道路は三つ、無料開放されているようです。
道百選に選ばれているほか、作家の井上靖が名づけたという「吾妻八景」があり、
(たしか、公募でポイントを選定したのちに、だったと思います)
写真はその八景の一つ、「つばくろ谷」にかかる不動沢橋。
説明板によれば、つばくろはイワツバメの別名ということですが…
スワローズのマスコット、つば九郎でも有名でしょうか?(^_^;)
八景のひとつ、「天狗の庭」。
天狗が舞い遊んだという故事があるらしいです。
ここは八景ではありませんが、
このスカイラインの写真としては最もよくつかわれるような?
少し走って、八景のひとつ「浄土平」へ。
ここは大きな駐車場やレストハウスが整備されています。
以前は駐車場も有料だったかと思いますが、
無料開放の一環なのか、駐車場も無料のようでした。
登山や高原植物散策の拠点でもあるようで、
ちょっとレストハウスで腹ごしらえ。
振り返って、レストハウスの建物越しに見える一切経山(たぶん…)。
吾妻小富士に登ってみることにしました。
登山道(というほど労力は必要ないですが…)の入り口と、
脇に建つ「道百選」の碑。
山頂は火口沿いにぐるっと一周出来るようでした。
してませんけど…(^_^;)
積んであったケルンと、それ越しに見る一切経山の噴煙。
雲をまとった山がいい感じでした。
何という山なのか、わかりませんが…(^_^;)
道路まで入れてみましたが、
そうすると山と雲がぼやけてしまってよくないですね(^_^;)
少し走ったら、磐梯山がきれいに見えたので撮影。
もう少し走ったら、八景のひとつ「双竜の辻」があって、
見る光景は似たようなものですが、こちらもいいことは間違いないので掲載。
そうして「双竜の辻」。
フォト蔵経由だと、写真が小さくなってしまってよく分かりませんが(^_^;)
右手に会津磐梯山、左手に安達太良山、説明板を引くと、
「(二つの峰を)天空で互いに向き合う二頭の竜に見立てたもの」だそうです。
各方角の写真を一枚づつ…
左手の切れている山が「箕輪山」、
右に行って急にストンと落ちているところが「安達太良山」のようです。
中央ですが…写真の中央の三角の山は「川桁山」というようです。
そして「会津磐梯山」。
きれいな山が、一方は激しく崩壊しているのがよく分かりました。
また少し走って、八景のひとつ「湖見峠(うみみとうげ)」。
磐梯山山麓の湖が一望、ということだったのですが、よく分からない…(^_^;)
磐梯山から右手に、湖が三つ見えるとのことですが…
手前の、まだ近い山から右上に「桧原湖」があり、それはまだ見えます。
基点の山からすぐ左にあるのが小野川湖だそうで、
これもまだ、あると言われれば、これがそうなのかな?ぐらいには見えますが、
さらに左にあるらしい秋元湖は全くわかりません(^_^;)
説明板では、結構しっかり写っているのですが…理由は不明。
また少し走って(^_^;)八景のひとつ「天風境」というところ。
場所的にはそうなのですが、この眺めが「天風境」ではありません(^_^;)
しかし、ススキ越しに眺める磐梯山が一興だったので掲載。
こちらが本来の「天風境」。微妙ですが…(^_^;)
正面の山が「高山」という名前で、シラビソ植生の北限とか、
ここを吹く風は「天翔ける風の如く風情がある」だそうです(^_^;)
山頂からちょうど真下に、「幕滝」という滝がありますが、
写真ではかなり拡大しないとわかりません。
またちょっと走ってやってきたのは八景のラストを飾る「国見台」。
井上靖が、「高原を深紅に染めながら沈んでいく太陽を見て、
『壮麗な幻想交響詩のフィナーレを奏でるようだ。』と感想を漏らしたのがこの地」
とありましたが、それがなぜ「国見台」になるのかは不明(^_^;)
記念撮影…興奮してか?ヘルメットのチンガードを上げてませんね…(笑)
最後に少しズーム…雲が多くて、
井上靖の言うフィナーレを体感できなかったのは残念でした。
ついでに、今日は「吾妻八景」、堪能できたと思うのですが、
一つだけ「白樺の峰」というところを見ていません。
つばくろ谷の近くらしいですが…
まぁ、スルーしたってことは大した場所ではないんだろうと、
OKなんですけどね(^_^;)
ちょっと走ったら、入り口に到達。
このように「道100選」と大きく書いてあるので、
記念撮影は必須でしょう(笑)
少し下ると「道の駅つちゆ」があるので食事休憩。
一切経山の噴煙がここからも見えました。
今日はもうちょっと走りたかったのですが、
スカイラインでストップしてばっかりだったこともあってか遅くなったので、
無料のキャンプ場が近くにあることもあって、そこでテントを張ることにしました。
テントを張っていると、夕焼けが凄いことになってきたので写真撮影。
中央からちょっと右に、ぷっくらとした山影が見えますが、
その名も「乳首山(ちちくびやま)」、正しくは安達太良山、です。
(乳首山も一般的に認知されている別称)
これが何かというと、移動しながら写真撮影していたわけですが、
昔は柵がちゃんとあったのに、今は柵がなくなって(壊されて?)、
踏み跡までできている…ということで。
せっかくなので、珍しく夜のテントも撮影。
もう一人、バイクのキャンパーがいたのですが、
数日前に、草津温泉のキャンプ場でテントを張ったら極寒だったとか…
ここのキャンプ場も、標高が高いせいか、寒かった気がします(^_^;)
昼も寒いと言えば、寒かったんですけどね…
108.3km
セブンイレブン | 食料、飲料 | 435円 |
あったか湯 | 入湯料 | 250円 |
自販機 | ジュース | 120円 |
浄土平レストハウス | 豚汁、玉こん | 450円 |
道の駅食堂 | 定食 | 560円 |