2/27(月)

行程

ライダーハウス「とまり木」〜平内海中温泉〜屋久島一周〜ライダーハウス「とまり木」

今日は天気がちょっとは良さそうなので、
これまで撮っていなかった、屋久島一周の写真を撮ろうと思っていました。
それとともに、干潮の前後2時間ぐらいのみ入れると言う平内海中温泉・・・
i-modeのウェザーニュースで干潮の時間、載っていないかと探してみたら、
無事載っており、午後1時前だとの事。
と言うわけで、今日はまず偵察走行を反時計回りに平内海中温泉までして、
温泉に入ってから今度は時計回りに写真を撮りながら走る、と言う計画でした。
で、ちょっと早く出ようと思っていたのですが、
VFRのキーが見つからず・・・日光のキャンプ場で痛い目にあっていますから、
そのあとキーの場所だけはいつも同じ場所に、と思っていて、
寝るときに着ているジーパンでは、ポケットに入れるようにしていたのですが・・・
寝ているときにポケットから出てシュラフの中かな?と思って見てみたのですが、
見つからず・・・そのあと色々探してみてもやっぱりないし、
でもやっぱりシュラフの中が一番怪しいよな、と思って
もう一回探してみたら無事発見でき、出発したのでした。

Mマートで朝食を済ませてから反時計回りに屋久島を巡り、
平内海中温泉まで。日記を書いてないので、アップする手間が省けるのでいいなぁ、と(^^;)
で、写真はまた撮るので、偵察はしつつもVFRを降りることはなし。
そうして温泉前にやってきました。12時をちょっと過ぎたぐらいだったでしょうか。
見に行ってみると、潮は完全に引いているのですが、
温泉には湯がたまっていない様子でした。
ちょっと遠くから見ていたのですが、そのうち服脱いで入り始めた人もいたので、
私もタオルを取りに戻ってから温泉へ。
ちなみに、こころざし(100円ぐらい)を払ってくれとのこと。
温泉見てみると、湯はあんまり入っていない上に藻見たいなのが浮いています。
何でも、掃除をしたばっかりだとの事で、しばらく待ってればたまるから、
昼寝でもしておけば?とのことでした(^^;)
温泉近くの巨岩の様子と、温泉の様子
あんまり温泉の様子が分からない失敗写真ですが・・・(^^;)
そうそう、「あんたはどこからな?」と聞かれて「鹿児島市ですけど」と言うと、
「元から鹿児島の人じゃないんやな、言葉ですぐ分かる」とか言われたのですが、
知る限りでは親の親の代から鹿児島人のはず・・・
いわゆる、鹿児島言葉は出ないのですが、イントネーションはそうだと思うのですけどね。
「きれいな言葉を使うんですね」といわれたことがある一方で、
神戸の床屋だったり、中部の「治水神社」というところでは、ちょっと話しただけで、
鹿児島出身というのがばれたんですけど・・・(^^;)
鹿児島のイントネーションは自分たちが使っている分には全くそういう意識はないのですが、
TVでその言葉が出ていると、絶対に分かるという特徴があるような気がします。
話がずれましたが、待っていてもしょうがないし、
湯が少ないのもたくさん人数入って嵩上げすれば問題ないかと思い、
私も入ることにしました。

私が入ってしばらくすると、子供と爺さんが上がり、
その代わりに鎌倉からだという大学生がきました。
それと、一人おじいさんが残って、藻の掬いだしをやっていました。
大学生はこの春から就職という事で、卒業旅行みたいな物らしく、
トッピーでやってきて、レンタカーで移動しているんだとか。
おじいさんと話しているときに、縄文杉に行ったとか言うのに、
爺さんは「おいは、縄文杉は行ったことなか」というので、
そりゃ地元の人はそんなもんだよな、となんだか妙に納得していました。
学生さんがタンカンの農家にも行ってみたいと言う話の流れから、
爺さんが「お山の大将エテ公が」というのに、なんだか分かっていなかった様子なので、
「猿のことですよ」と助け舟を出したのですが、
あとから「猿は見ました?」と聞いてみたところ、YESとのことなので、
やっぱり言葉がわからなかったのかなぁ?と思ったり(^^;)
私の髭が立派だ、と爺さんに褒められたり・・・(笑)
旅中ですし、手入れとかしているわけでもないのですが、
やっぱりうれしかったりしました。みほさんには不評のようですが・・・(笑)
学生さんは、明日朝のトッピーで本土に帰り、
桜島見てから飛行機に乗るということでしたが、
飛行場まではバスという事で、これで何か足があれば、
桜島見るポイント教えられたり、蒲生の大楠も見に行ってください、と言えたのに、と思いつつ。
それも迷惑かな?と思って(自分の旅でも、行きたいところは自分で決めますし)何も言わず。
挨拶をして上がろうとすると、「これからどちらへ?」と聞かれたので、「島を一周します」と言ったら、
「車でも大丈夫ですか?」と聞かれたのですが、
「道が細くて離合が厳しい場所もあるけど全線舗装ですよ」と答え、
「気をつけて帰ってください」と先に上がったのでした。

程なく大学生も上がったようで、私がVFRのところにいると、挨拶されて先に行かれます。
私はちょっと反時計回りに走って、給油をしてから時計回りに走ります。
こないだよりちょっとは安かったとはいえ、やっぱり超高額な島のハイオクでした・・・
日本の滝100選でもあると言う大川の滝(おおこのたき)に行ってみると、
その学生さんもいて話をします。
これが滝の様子なのですが、学生さんは一昨日も来たそうで、
何でもその時は右側の滝ももっと流量があったとのことでした。
やはり屋久島の滝は雨量の影響を受けやすいのかな?と言う話をしつつ、
学生さんは先に行かれて、私はしばし滝を眺めていました。
それから道路の様子とか写真を撮りつつ走っていくと、
林道の中にお山の大将を発見!まぁ発見だけなら既に何回もしていますが、
停まって写真撮るというのはまだやったことがなく・・・
慎重にVFRを停めて、写真とっても逃げられないので助かりました。
ヤクザルその一
ヤクザルその二
ヤクザルその三
ヤクザルその四

三枚目が良く撮れているかな?と・・・
それだけあれば十分かもしれませんね(^^;)
写真撮らせてくれてありがとう、と心の中で礼を言ってから、
エンジンかけると驚くかな?と思って、幸い下りでもありしばらく慣性走行。
山の様子や、渓流の様子を撮りつつ、
渓流のところでは、新芽?が出ていたので、また写真を撮ってみました。
新芽の様子その一
新芽の様子その二
こうして写真を撮っていたりすると、やっぱりいいカメラは違うのかなぁ?と思ったり、
と言ってもデジカメだといいカメラ=画像のサイズが大きいと言うことだろうし、
今のデジカメでさえファイルサイズが結構大きいし、
しかしエッジでもアップできないほどではないし、
ちょうど今くらいのものがいいのかな?とも。
で、偵察走行のときに、一番屋久島らしいかと思った谷・・・
高いところから、海までずっと続いているようだったし、
水はもうあまり流れていなかったのですが、写真とって見ました。
上流の様子と、下流の様子
下手したら、下流が上流と言っても通じそうですけど(^^;)
下流の写真の白く見えているところは海という事で、
屋久島の世界自然遺産指定の理由の一つともなっているのかな?
植物の垂直分布・・・それが見られるのは屋久島でもこの西部地域だけなんだとか。
それからまた走っていると、今度はシカ発見!
ま、サルと同じで発見そのものはたやすいのですけどね。
逃げてくれるなよ〜、と思いつつ、牡鹿で角も少し生えていたし、
あれで太もも刺されたら病院送りかなぁ?と思いつつ、
VFRを停め、デジカメ取り出し、無事撮影する事が出来ました(^^)
やっぱりオスは堂々としたもので・・・牝鹿だとこうは行かなかったかな?と。
あとから、小鹿を連れた牝鹿には逃げられたと言うこともあったし、
写真を撮らせてくれたこのシカにもやっぱり感謝です(^^)
ヤクシカその一
ヤクシカその二
ヤクシカその三
何枚か撮ったものの中から、まともに撮れている物を紹介しています。

それからは、最初来た時にもおおっ、と思った大岩壁へ。
これがその様子。これで、これがコンクリートだったら大笑いですが(^^;)
さすがにそんなことはないでしょう・・・もうちょっと実物は雄大に見えるんですけどね(^^;)
ここあたりは少しどこから撮ればいいのかと歩いていたのですが、
そうすると山菜?を見つけたり、牝鹿に逃げられたりしました。
しかし、全部の車が普通に走り去っていきます。
まぁ、止まっている車が同じく停まっている私を追い越すことはないわけですけど(笑)
観光客も多いだろうに、ガイドに載ってる名所ばっかりじゃなくて、
もっと色々見たほうがいいんじゃないかなぁ?という気もしますが、
それを言ったら私だってバイクに乗ってる以上、いろんなもの見逃しているだろうし、
大きなお世話、なのかも知れませんね。
そしてだんだん森が開けてきて、海が望めるように。
やっぱり今日も曇りちょっと晴れ、と言う感じだったので、
海も光が足りずに鉛色、だったのですが・・・
走っていると、屋久島灯台が見えたので撮影。
念願の?海に浮かぶ灯台と言う情景ですが、やっぱり海の色が良くないですね・・・
そこから県道を、灯台へと入る脇道に入って行きました。
当然そんないい道でもなく、ガードレールもない道にてちょっと転落が怖いのですが、
無事到着しました。ここにきたときはちょっと晴れていたので、
灯台の北側は、私が好きな感じの海と空でした。
ちなみに、南側の様子と、山の様子
灯台の様子もみてVFRのところまで戻ってくると、
車は最初からそこにあったのですが、ポイントを見て帰ってきたのでしょうか?
釣り人達がつりの様子を始めたようです。
で、私がVFRにデジカメとかしまっていると、
チオビタドリンクを一本貰い、ちょっと話をしました。
岡山からだそうで、車のナンバーもそうだったのですが、
一人の方はバイク乗りのようで。
釣りと言うのも、私は子供の頃にちょっとしかやったことがないのですが、
ツーリングがてらやるのも楽しいのかな?と・・・
食料がただで手に入ると言うこともありますし(笑)
さばいたりするのが面倒くさそうですけどね。

今度は永田いなか浜と言うところへ。
海がめの産卵数が日本一と言うところです。
駐車場には観光バスが一台停まっていて、
そんな広い駐車場ではないので、私もそばに停まることになったのですが、
おそらく添乗員さんがVFRの後ろに回りこんでから、
「日本一周ですか!すごいですねぇ!」と言っていました。
そんなすごいことなのかな・・・・と。
特に最近は同じところにばっかり宿泊しているし、
なーんか、ダラダラしている感じもあるし(^^;)
もう、沖縄は行かないことになりそうな気がするのですが、
あと中国四国近畿中部北陸を周らないと、一周にならないし・・・
できるのかなぁ?と思いつつ、ま、それは特に今心配することではないですけど。
浜に下りて行ってみると、波が荒くて、砂も砂と言うより、
細かい砂利と言った方がいいような目が粗いものでした。
波の様子と、砂の様子
あとは特に何もなかったかと(^^;)

それからは、まだちょっと見るところもあったのですが、
もう17時近かったし、明日見て周ればいいことだし、帰還することに。
途中、スーパーによって買い物をしてきたのですが、
お惣菜もちゃんと揃っている島としては大きなところでした。
ちなみになんだか魚が食べたかったので、刺身とレタス巻きとビールを購入。
なんだか最近毎日ビール飲んでるなぁ・・・と思いながらも・・・
帰る途中で、チャリダー四人組を見たのですが、
あとからとまり木に来たようでした。
で、ビールを飲むとあまり日記書く気がせず(^^;)
あさっては一日雨らしくて、休養日にしようと思っていたし、
そこで書けばいいかという甘えもあり、書き上げずに寝たのでした。

本日の走行距離

137.6km

本日の宿

ライダーハウス「とまり木」(敷地内にテント、五泊目)

本日の家計簿

Mマート朝食583円
平内海中温泉入湯料(志)100円
自販機ポカリスェット120円
ENEOS17.65L 175円/L3,089円
わいわいランド食料、ビール1,091円


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