8/12(土)

行程

月見野森林公園キャンプ場〜夏泊半島〜尻屋崎〜カッパの湯〜大間崎〜月見野森林公園キャンプ場

天気

曇り時々雨


ねぶたも終わり、日記も追いついたわけで、
とりあえず青森は長居しすぎた感もあり、
撤収しても良かったのですが、
今日は、せっかくここ青森にいるわけですから、
下北半島を走ることにしていました。
尻屋崎からカッパの湯へと周り、
薬研野営場が閉鎖してるらしいのでそれを確認、
時間があれば大間崎も・・・という感じでした。

朝起きるのは結構早かったので、
目玉焼きを焼いてその他色々朝食を取ります。
その間に、金銭出納帳をつけつつ、
昨日の日記も短かったので書き上げてしまいました。
そのうちホーネットライダーも起きだしてきたので話をします。
彼は昨日マップルを持たずに出発して、
夏泊半島へ行った帰りに同じ道通るの嫌だからと、
県道123号線へと入ったところ、えらいダートだったとか・・・
ついでに何かの宗教団体の立派な建物があり、
可愛い女の子たちが滝に打たれていたのだとか・・・(笑)
写真を撮ろうとしたところ、その団体の人に話しかけられ、
結局撮れなかったそうですが・・・(笑)
団体の人も、写真を撮られないようにガードする意味もあったようです。
他のキャンパーが荷物を運んでくる様子も見つつ、
今日はさすがに早めに出発しました。

とりあえずコンビニでトイレに行きます。
キャンプ場のボットン便所は嫌なので(笑)
それとともに、朝の薬を飲んでいなかったので、
飲み物買って薬を飲みます。
ついでにキシリトールガムのボトルも購入。
以前の分がなくなったのは、青森に着く前だったんですけどね。
それからガソリンもなかったので給油。
最初は、145円のセルフがいいかと思ったのですが、
場所の記憶があやふやで見つからず、
結局144円のJOMOのスタンドで給油。
こっちの方が安いのに避けたいのは、前回給油した際、
ギリギリまで入れて欲しい(燃費計算に正確を期すため)のに、
適当なところまでしか入れてくれなかったからですが、
今日は「新人さん?」という感じのスタッフが給油してくれ、
私も「もっと入れてください」と言ったので、
ちゃんとギリギリまで入ったと思います。
給油が終わると、これまで一度も行ったことない、
夏泊半島へ向けて出発です。

ところで、先日総走行距離が60,000kmを越えたVFR・・・
エンジン快調です。怖いくらい良く回ります(笑)
プラグが新品だからか、エアフィルター清掃したからか、
青森が涼しいからか、ここ最近ずっと乗っているからか・・・
多分、プラグが新品と言うのが一番大きいと思うのですが、
VTECが4バルブに切り替わる回転数まで、
シグナルダッシュで一気に回ります。
車なんかあっという間に置き去りです(笑)
まぁ、私もその気になって回しているという部分もありますが(^_^;)
スピードは、せめて一発免停にならない程度には気をつけてます・・・
そんな人間に、交通マナー悪いとか言われたくないかもですが・・・
というわけで、それなりに飛ばして夏泊半島へ。
夏泊半島は、下北半島と津軽海峡に挟まれた陸奥湾に、
小さく丸く突き出ている半島です。
県道9号線で海岸線を一周できるのですが、
何だかんだでこれまで一度も走ったことなかったのです。
県道9号は途中、山道のようになりましたが、
やはり海が近いので、途中からはシーサイドライン。
天気があまり良くなくて残念でしたけどね。
そうして走っていると、道端に奇岩を発見!
停車して撮影しました。
夏泊半島道端の奇岩
薪を積み上げたような形が面白くてよかったです。
それからは程なく半島の先端、
大島と言う歩いて渡れる島があるとのことでしたが、
そこに到着・・・しかし、駐車場が有料・・・
とりあえず一回パスし、周囲の状況をうかがって見るも、
天気が良くないせいで、海水浴客が少ないこともあるのでしょうか?
これが、通る車もほとんどおらず、道幅も広い・・・
逆に道端に停めるとかやりにくく(^_^;)
駐車場に戻って料金を見てみると、
バイクは100円でしたし、払って駐車することにしました。

駐車場から大島まで歩いていきます。
歩道の両脇には、土産物屋みたいな感じの店が並んでいましたが、
釣堀みたいな物をやっていました。
じっくり見ると、客引きに引っかかりそうだったので、
歩きながら見ただけですが、釣果はそれなりに上々のようです。
店が並ぶところを抜けると大島が見えてきました。
夏泊半島大島
道の両脇は海水浴場の様でしたが、
あまり人もおらず、寂しげな感じ。
ま、実際、海水浴と言う気温でもなかったのですけどね。
コンクリート製の橋が架けられており、それで渡ります。
これが特に何もない島だったような・・・(^_^;)
せっかく100円払ったんだし、堪能しなければもったいないと思い、
登りの階段があったので登ってみたのですが、
松林の中を歩くだけで展望が開けるわけでもなし・・・
島の頂上までは歩くか、と思って歩いていくと、
それらしきところに三角点もあったので、
そこから引き返しました。
山頂?でも展望はひらけなかったのですけどね(^_^;)
もっと先に進めば、なにか花の自生地があったようですけど・・・
特に歩く意味はなかったかな?と感じる島でした(^_^;)

VFRに戻ってからは、ジュースが飲みたいと思ったものの、
自販機のそばに空き缶入れがないのでパス。
水道水で我慢しました。
観光地で、自販機のそばに空き缶入れがないって、
どういうこっちゃ、という感じ。
私もコンビニで働いていたので、
空き缶入れのゴミ箱を掃除するいやさは分かりますが、
しかしそれではごみの散乱を促すような物ではないかと・・・
空き缶じゃないごみまでぶち込まれてしまうのかもしれませんが、
実際、自販機と空き缶入れはセットで設置して欲しいものです。
ま、節約のためには良かったのですけどね(^_^;)

半島の残りを走り、国道4号線を東へ走って、
下北半島へと入ります。
少し県道とかも走るのですが、
下北半島を北上するのは国道279号線。
何回か走ったことある道ですけれども、
微妙なアップダウンが連続し、
直線で伸びているなかなかの道です。
まぁ、アップダウンがあるのは一部分だけですし、
そばを鉄道が走っていて、
何回も交差するのでそのたびに踏切を通過せねばならず、
それは少しめんどくさいのですけども・・・
大間からフェリーで北海道へと渡るのか、
荷物を積んだバイクも多く見られました。
横浜と言う町を過ぎて、西岸を走る国道279号線から、
県道7号線を通って下北半島を横断、
東岸を走る国道338号線へとスイッチします。
その県道7号線も緩やかなワインディングで、
道も整備され走りやすかったのですが、
残念なことに雨が降ってきました・・・
本降りでもなく、なかば霧雨のような感じだったので、
気にせず走っていましたが、一番嫌なのは、
路面が濡れてスリップしやすくなること・・・
普通のバイクに比べて後ろが重いVFRですし、
そこはやっぱり幾分慎重に走りました。

県道7号を抜けてからは国道338号を少し北上、
そこから県道248号に入って尻屋崎を目指します。
この道もかなりの道でして・・・
まず何より、ほぼ車が見られません(笑)
車いないのに取締りしてるわけないし、という感じで、
かなり快走できます。
まぁそんな無茶苦茶ぶっ飛ばすわけでもないのですが、
最初から少しきつめのスケジュールではあるので、
それなりには飛ばしていました。
しかしホントに、道幅も広いし走りやすい道でした。
下北半島県道248号線

県道248号線からは県道172、県道6号線とつないで尻屋崎へ。
初めて来る訳でもないし、そこあたり心得た物ですが、
逆に、ここに来たときは前回も雨だったな、と・・・
酷い土砂降りながらもすぐ止んだ雨でしたが、
そのときの雨に比べたら今日などまだマシな方ですね。
ここあたりではあまり降っていませんでしたが。
そして、馬止めのゲート?を抜けて尻屋崎を目指します。
寒立馬は今日は放牧されておらず、
ゲート脇の柵に囲われたところに集められていたような?
車が多いからでしょうか?

本州最涯地尻屋崎

前回訪問時は人が少なくて、
私ともう1人しかいませんでしたが、
きょうはかなりの人出でした。
まぁ、こういうところにしては、ってことですけど・・・(笑)
前回の、もうほとんど冬、人がいない様子もよかったですが、
今回、夏に訪れて人が多いのもまた一興・・・
緑の牧草に覆われた辺りの様子もいいし、
灯台も日本の灯台50選に選ばれたとか、立派な灯台ですし・・・
ところどころに馬糞が転がったりしてますけど(笑)
全国の岬の中でも、かなりお勧めできるポイントではないでしょうか。

そういうことを思いつつ、近くの食堂へ。
アワビとかイクラとかメニューにあって迷いましたが、
結局ワンタンラーメンを注文。
店のラジオからは、ファイターズvsマリーンズの中継が流れてまして、
「ファイターズの中継って青森でもやるの?」と思ったら、
CMが流れてきてそれがセイコーマート・・・(笑)
明らかに北海道の放送でした(笑)
VFRに戻り、トイレに行ってからカッパの湯目指して出発です。

ここあたりで、大間崎に行くかどうか、
かなり悩んでいたのですが・・・
何しろ、下北半島も何回か走っていますが、
青森-尻屋崎-大間崎-青森というルートは、
これまでの感覚で言えば明らかに二日分の走行距離です。
しかし、今度いつ青森に来られるか分からないわけで、
せっかくだから行くことに決定しました。
県道6号線を西へ走り、県道266号線と言うショートカットもあったのですが、
一部ダート残るとのこと・・・と言うか、入口からダートだったのでパス。
そのままむつ市内へと入り、県道4号線、
恐山経由でカッパの湯へと。
恐山とかはさっさとパスしましたが、
途中に「霊場恐山」とか言う門があったので、
せっかくだから写真撮っておけば良かったかな?と・・・
恐山からは幾分道がタイトになりますが、
頑張って抜けてカッパの湯へと到着しました。

最初来たときは虻が多くてまともに入れず、
2回目は清掃中だったというこの温泉・・・
東北リベンジシリーズの一翼を担うのでしょうか?(笑)
今日は虻も全くではありませんがほとんどおらず、
湯加減もちょうどいいくらいでしたし、
ゆっくり入れたような気がします。
ま、時間もあまりないのでそこまでゆっくりはしてませんけど(^_^;)
これでただなんだから、確かにいい温泉です(笑)
ちなみに、混浴ですけれども、
入っていたのは私のほかはおじさん二人だけでした(笑)

上がってからは、飲み物欲しかったのですが、
周囲には何もないのでそのまま少し休憩。
駐車場にはテント張ってる人もいますが、
水とかどうしてるんでしょうか?
神戸からだと言うプリウスの60過ぎぐらいの方と話をし、出発。
薬研野営場の前を通るときには、しっかり偵察しました(笑)
通行禁止の看板
入口の様子
近くの駐車場のようなところには、
知らずにここ目指して走ってきたのでしょうか、
テントが見られ、ライダーもたくさんいたような気がします。
私は、大間のキャンプサイトが電源も使えるので(^_^;)
ここでキャンプしようとはもう思いませんが、
実際、橋が原因で閉鎖されているのなら、
何とかして早く運営再開して欲しいものですね。

それから山を下り、国道279号にでて大間を目指します。
さすがに国道なので、車もそこそこいるのですが、
結構飛ばしている車も多いですね・・・
私も人のことは言えないのですけども(^_^;)
途中で、子供たちが組みねぶたを曳いているところに遭遇。
車線を一つ使って、そこは片側交互通行になっていたのです。
しかし正面を道路の外、崖側に向けていたのですけども、
せっかくだから正面見たかったな、と・・・
運行しているわけではなく、ただ移動中ということでしょうか?
そういうことがありつつも・・・
ここまで大体、どこどこには何時まで、
とプラン立てながら走っていて、
大抵のところは遅れ気味だったのですが、
大間へは思ったより早く到着しました。
午後4時半前でした。

さっきカッパの湯で水分補給できなかったので、
ここの自販機で水分補給。
本州最北端の碑はもういいとして、
その他のものを写真に収めておきました。
こんな物あったっけ?というのも見られまして・・・
北海道からの行きかえりと2005年10月、そして今回と、
ここは4回目の訪問になるはずですが、
やはりそんな数回来たくらいではまだまだと言う暗示でしょうか(笑)

本州最北端大間崎

時間の割にはバイクも車もそれなりにいて、
やっぱりそれなりに人がいます。
海を少し眺めていると、北海道行きのフェリーも見えたりして、
考えてみれば北海道へ行かないと言うことは、
今回の旅ではここが最北端の地なのか、と・・・
気づいたのは走り出してからでしたけど(^_^;)
いるときはそういう感慨に浸ることもなく、
さっさと出発してしまいました。

大間崎をあとにして南へ国道338号線を南下。
佐井という町から、むつと脇野沢の中ほどに出る県道46号へと。
下北半島はまさかり半島とか、アックス共和国だとか言いまして、
地図で見ると、刃を左、西側に向けた斧に見えます。
その柄の先端尻屋崎、刃の上端大間崎へ行ったのだから、
刃の下端北海岬へも、と行きたいところですが、
さすがにそれは時間的に無理(^_^;)
一応、崩落で突端までは行けなかったものの、
北海岬だろうというところは写真撮ったことありますしね。
そういうわけで、県道46号線・・・かもしかラインと言うそうですが、
やっぱりここもほとんど車が通りません(^_^;)
かなり長い道なのですが、対向車は十指でちょっと足らないくらい・・・
道は山里から峠を抜け、また山里を走って海沿いへ。
渓流沿いを走っている部分もあり、
遊歩道のような橋も整備されているようでしたが、
今日はもう通り過ぎただけでした。

陸奥湾沿い、国道338号線をむつへと向けて走ります。
ここは逆側にですが、一回走ったことのある道・・・
小学校の防犯マップとか写真に撮ったなぁとか思い出しながら・・・
その防犯マップは走りながら見たところ、
変わらずに掲示されているようでした。
むつからは国道279号線を南下します。
途中からは日も暮れ、雨も降ってきました。
暗いのと雨が重なると、色付き眼鏡では前が見難い・・・
雨も少し長く降っていたのですが、
眼鏡を変えるかな?と考える前には止んでくれました。
途中のコンビニで一回休憩。
ここにもバイクの集団が一組いました。
かなり荷物積んでましたし、南下したようですから、
北海道からの帰還組でしょうか。
私も休憩が終わると南下して行くわけですが、
道路標識で示される青森までの距離と、
今日の走行距離を足してみると、
おそらく最長走行距離記録更新だな、と・・・
これまでの最高記録は2005年8月に北海道にて記録した物。
430kmと少しでした。
テントを落として引き返したと言う理由があるのですけどね(^_^;)
更新は更新でいいとして、ガソリンがちょっと心配になってきました。
今朝給油したあと、400km近い距離を走っていましたし、
むつ市街ではあまり気にしていなかったのですが、
そこを抜けて、燃料の残量を気にし始める頃には、
沿道にスタンドはほとんど見受けられなかったのです。
お盆前の週末の夜ということもあって、
あっても既に店じまいしてるとか・・・
こんなところでガス欠しても誰にも助けて貰えないぞ、と(^_^;)
かなり冷や汗かいていたのですが、
国道4号線に入ってしばらくしたら発見。
ハイオク152円の店でしたが、
次にいつ見つかるか分からなかったし、
最初見つけた店に入ると決めていたからしょうがない。
しかしここでは18Lいれてタンクはほぼギリギリでしたし、
ということはVFRのタンク容量は22L、
差し引き4Lガソリンが残っていたことになります。
とすると、キャンプ場までは余裕で帰れたのかもしれませんけど(^_^;)
ちなみに今朝の給油から今回の給油までに401.8km走行していました。
燃費がおよそ22km/L・・・VFRにとってはかなりの好記録。
やはり、車も信号もない道が多かったせいでしょうか(笑)
とりあえずガソリン残量におびえることはなくなり、
キャンプ場の近くのコンビニでご飯を買って帰還。
今日は自炊するつもりはありませんでした。
昨日あおさんが、キリンの発泡酒買ったら、
お茶のチューハイの試供品がおまけでついて来たとのこと、
買ったのはサークルKだったらしく、
私もそれを狙ってキリンの商品を買ったのですが、
あいにくおまけはついてきませんでした・・・(-_-;)(笑)

キャンプ場に帰還してみると、
テントが増えてるのはいいとして、
駐車禁止(荷物運び入れ後、駐車場へ移動)のはずの入口に、
車が三台並んでいる・・・
車の下は濡れていなかったし、ずっと置きっぱなしのようです。
考えてみたら、そういう人がいたら青さんが注意するはず・・・
翌日の朝、テントがないことで気づいたのですが、
青さんは既に撤収したあとのようでした。
炊事棟や水場のあたりにはファミリーキャンプの荷物が置かれ、
あまり近づける雰囲気でもありません。
ホーネットライダーのバイクもないし、
青さんも炊事棟にはいないみたいだな、ということで、
今日は近くのテーブルで1人でご飯でした。
子供の声はうるさいし、花火もうるさいし・・・
せっかくの静かなキャンプ場、もちろん私のものではありませんけど、
最後の夜が、という意味では少し残念でした。
ホーネットライダーはそのうち帰ってきたので、
すこし話をして今日は長い距離走ったし、明日は撤収。
早めに寝ることにしました。
というか、ビールをテント内に持ち込んだのですが、
それを飲みきらないうちに眠りに落ちてしまったようでした。
ああ、もったいない(-_-;)(笑)

本日の走行距離

441.6km

本日の宿

月見野森林公園キャンプ場(十三泊目)

本日の家計簿

サークルKキシリトールガムボトル
野菜生活
924円
JOMO18.61L 144円/L2,680円
夏泊半島大島駐車場駐車料金100円
尻屋崎灯台食堂ワンタンラーメン600円
自販機ファンタグレープ120円
ローソン休憩軽食364円
出光18L 152円/L2,736円
サークルK晩御飯777円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(朝、コンビニ)

本日の摂取物

キャンプ場目玉焼き(卵二個)、おさかなソーセージ2本
リッツクラッカー、インスタントコーヒー
サークルK野菜生活200ml
尻屋崎灯台食堂ワンタンラーメン
大間崎ファンタグレープ
ローソンおにぎり、フライドチキン
あおりんごあかりんご
キャンプ場おにぎり2個パック、一番搾り350ml
大盛ぶっかけきしめん

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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