8/16(水)

行程

戸塚森森林公園キャンプ場〜桜地人館〜気象庁大気環境観測所〜JAXA大気球観測所〜フレアイランド尾崎岬

天気

曇り時々雨


今日もまたまた早起きでした。
昨晩は、テントの入口は網の部分だけ、
シュラフも広げずに寝たのですが、
それではさすがに少し寒くて、途中で入口も普通に閉め、
シュラフも広げて再び眠りにつくと言った感じでした。
起きてからはずっと日記を書いていまして・・・
13日の分まで書き終わったのが10時過ぎぐらい。
ここもエッジはつながらないことはなかったのですが、
本当につながると言えばつながる、と言ったレベルだったので、
アップはちょっと無理かな?と。
しかし、キャンプ場で一応つながるんだったら、
街中ではしっかりつながるだろうと・・・
近くのローソンはご飯食べるようなテーブルもあったし、
そこでアップすることにして、とりあえず撤収作業。
バッグを持って来ていなかったこともあってか作業は早めに終わり、
10時過ぎの出発になりました。
ちなみに、普代浜ではヒグラシばかり鳴いていたのですが、
ここではミンミンゼミ・・・ツクツクボウシだったかな?(^_^;)
せみが違うなぁ、と思って驚いたのは確かです(^_^;)

さて、作業をしながら夜に日記を書かずに早めに寝て、
朝早起きして書くという手もあるのか・・・と思ったのですが、
逆にこれだけ旅をしてきても、
生活のリズムと言うかパターンが決まってないのだな、と思いましたが、
私が真面目に日記を書くようになったのも、去年の12月からで、
12月は冬で夕方が早かったから今とは違うし・・・などと、
自分の突っ込みに更に自分で突っ込む、というような感じでした(^_^;)

ローソンへの道程・・・ちゃんと覚えてるかな?と思いつつ走ったのですが、
さすがにそこまで完璧には覚えておらず、
少し4号線を戻ってからたどり着く様な感じになりました。
朝食を買ってから、やっぱりあったテーブルにてアップロード。
画像は容量が大きくてなかなかアップが終わらないし、
バッテリの容量も不安になるくらい残り少なかったのですが、
何とかバッテリが切れる前に、アップを終わらせることが出来ました。
店外に出ると、若いお兄ちゃんに「一周してるんですか?」と話しかけられました。
彼のバイク、NS-1かな?も隣に停まっていまして、
そんなこんなで少し話をしました。
私が出るときには、彼は友人と店内にいたのですが、
かっこよく手を上げて出発しようと思ったところ、
荷物満載のVFRで発進間際に手を離すなんて私には無理な芸当・・・(笑)
結局、ちょっと頭を下げてから出発しました。

さて、今日も目的地としては大船渡なのですが、
その前に、前回立ち寄って館長にりんごやパンなど貰った桜地人館・・・
せっかく近くにいるわけですから、館長に挨拶がてら寄ることにしました。
その前に、ダイソーによって色々買い物をしました。
特記するべきことは、メモ帳を買ってちょっとした日記をつけ始めたこと。
金銭出納帳はありましたし、デジカメの写真とナビの軌跡データがあれば、
どこに行ったとかは大体分かると思うのですが、
それ以外のこと・・・道路の様子とか起きた時間寝た時間、
あった出来事などを書いていこうかと思っています。
記憶で書いていた今までの日記だって十二分に長いと思うのに、
そんなネタ帳みたいな物作ってしまうと、
更に長くなりそうで、自分でもちょっと怖いのですけどね(^_^;)
日記書き終わってから、「あれ書いてなかった!」と思うことも多いし・・・

さて、それからは賢治詩碑、桜地人館へと。
さすがにそこまでの道は覚えていないので、ナビに案内させます。
到着してからは、まず賢治の詩碑を見学。
賢治の詩碑として最初の物で、高村光太郎が刻んだ碑・・・
雨ニモマケズ風ニモマケズ・・・という今の生活にぴったりハマる、
(刻まれているのは後半部分なので、そこは刻まれていませんけど)
今の生活ではなくとも人生の指針としたいその内容も・・・
しかし賢治は早世してしまったと言うことも、
風に負けた(=VFRを転倒させてしまった)私と合わせ・・・
感じさせてくれることの多い碑ですね。
賢治詩碑
碑の全景とかは2005/11/4に撮影、アップ済みなので、
今回は文面のアップです。

それから桜地人館へと。
館長さん、覚えていてくれるかなぁ?と心配していたのですが、
中に入っても誰もおらず・・・「すみませーん」と声を掛けても誰も出てきません。
書置きだけ残して出発するかな?とも思ったのですが、
そんなこんなで迷っていると、
自転車でそれらしき人影が近くの道をやってきます。
館長さんかな?と思って待っていると実際そうでした。
それで挨拶をして見ると、
「鹿児島から?それはお疲れさん。ま、とりあえず休みなさい」とのこと・・・
館長さんの人柄を考えて見れば当然のことだとあとで思ったのですが、
館長さんにとっては私を覚えていようがいまいが、
それはどうでもいいことだったのでしょう・・・
以前、私が書いた文も(来館者に色々書いて貰ってるようです)
探し出して見てもらい、今日も別のノートに一筆。
今日は分量は少なかったのですけどね。
それでやっぱり今日もパンをご馳走になりまして・・・
岩手では16日もお盆の行事が続くのだとか?
三陸のほうで、お墓にガンダムカラーの吹流し
(f^^; 赤、青、黄色、白)が供えられているのを見たこともあり、
やはり狭いようでいて広い日本・・・
各地でいろんな風習があるものですね。
そういう、お盆の行事の話などをしつつ、
今日は他の来館者も来たのでそうそうとお暇しました。

さて、ここからは大船渡行きです。
考えられるルートは二つほどあったのですが、
一方は「義経北行伝説の峠」とあったものの、実際それは伝説だろうし、
一方は近くに「岩手三景」である不動岩を望むとか・・・
というわけで、そちらの国道107号線を走ることにしました。
途中までは、遠野に行くとき使った国道283号線を通ります。
遠野も・・・周りつくしたわけではないでしょうけど、
去年二日も掛けて観光してますから、とりあえずパス。
ところで、国道107号線に入ったあたりから天気が少し悪化・・・
小雨ではあるのですが、ちょっと雨が降っているような感じも・・・
もう気にせずに走っていましたが、
そうすると不動岩も通り過ぎてしまった様子・・・(笑)
案内もなかったような気がします。
そういうことを確認するべく、脇に停まってマップル見ていると、
車が一台停まって出てきたおじさんに「どこ行くの?」と聞かれました。
「大船渡・・・」と答えると、「それはね・・・」と説明しだすおじさん、
いやいや、大船渡の位置が分からなくて停まってるわけじゃないし、
大体、この道まっすぐ走れば着くじゃん!と、
「あ、分かってますから」と答えたのですが、
今回は人に愛想良くするというのも目標・・・
これまではちゃんと守れていたと思うのですけども、
せっかく停まってくれたおじさんを邪険にしてしまったかと思い、
あとから反省することでした・・・(-_-;)

不動岩は実際に通り過ぎてしまっていたので、
代わりにと言うわけじゃないのですが、
行ったところは「満蔵寺」というところ。
マップルには「山門と右門が有名」とありました。
停まった所から近かったのですが、
ちょっと集落の中に入らないといけないようだったので、
ナビに案内させて行って見ました。
勾配の急な坂をちょっと登ると、お寺の駐車場がありました。
ついでに駐車場の隅にはトイレがあったので使わせて貰います。
トイレ完備の駐車場があるなんて、
結構人も来るんだと思いますけれども、
車は全く停まっておらず、人も私一人だけ。
山門は確かに立派でしたが、他は特に何もなく・・・(^_^;)
関係の知識があればまた話は変わると思うのですが、
右門というのも見当たらないし、本堂におまいりだけして出発しました。
満蔵寺山門

ところで、最近走ってる間は音楽を聴いており、
鹿児島にいるときに買ったMP3プレイヤーには、
BUMP OF CHICKENのアルバム「Jupiter」と「プラネタリウム(曲)」、
スキマスイッチの「空創クリップ」、川村結花の「works」が入ってます。
最後だけ有名じゃないかな?「夜空ノムコウ」の作曲者です。
ま、好きだから入れてる訳で、それぞれ良さがあるのですが、
特にスキマスイッチの「空創クリップ」・・・琴線に触れます(笑)
はっきり言えばフラレたのをまだ自分でも引きずっているようで・・・
そんな自分には自分でも結構意外な思いなのですが、
プレイヤーの中では実際の順番と変わりまして、
「目が覚めて」「雨待ち風」「飲みに来ないか」という順番で流れまして・・・
なんか、ますますそういうフラレた後の気持ちを盛り立てるというか(^_^;)
(先二つは失恋の、最後はケンカした恋人と別れない様に自分から謝ろう!という歌)
これに「キレイだ」がくっついてなくてよかったのですけど(^_^;)
そのほか、「全力少年」は2005年の旅の個人内テーマソングの一つ・・・
「フィクション」とかも、旅のテーマソングに相応しいと思いますし、
アルバム全部含めて、本当に琴線に触れる曲ばかりですね。
しかし、そのあとに「Stage of the ground」「天体観測」と流れまして、
沈んだ心(笑)を盛り上げてくれるような気がします。
まぁ、両方とも失恋を感じさせる部分もある歌なのですが・・・
今の私に出来かねていること・・・前進ということを感じさせてくれるので。
しかしまぁ、やっぱり前カノのことを考えている時間は長く・・・
それだけで一日分の日記より遥かに長い文章が書けそうですが(^_^;)
一つ思うのは、私は前カノを他の輩に取られるのが嫌なだけではないのか?ということ・・・
もちろん、自分でだって自分の事を完全に理解しているわけではないので、
そういうことを自問自答しても結局答えは出ないのですが・・・
一方で、一緒に暮らしていたときは倍近い給料の差があったのに、
生活費は折半だったし、家事はほとんどまかせっきりだったし、
私が旅に出て寂しい思いをさせたわけで、
そういうこと考えて、旅が終わったら・・・と言う思いもあったのは事実。
今考えても、自分の手で幸せにしてあげたかった、と思うし、
今回、北海道に行かないのも、いつかタンデムで行きたいという思いがあったからで・・・
などなど・・・考えることは多いのですが・・・
一つだけ確かなのは、既にフラレてしまっているということ、
そしておそらく、「戻らない物はもう戻らない」ということ・・・
さっさと次の人を見つけなければ、というところでしょう。
(以前、前カノのことは書かないほうがいいかな?と書いたんですけどねf^^;)

さて大船渡への途中で、「長安寺」という見学したいお寺がありましたが、
それは大船渡市街から近いので、とりあえず後回し。
JAXA関連の施設を見に行くこととします。
確かマップルでは、県道9号線を入った先だったよな、と走っていきます。
ナビで検索しても、なかなかHITせずに「あれ〜?」と思っていたのですが、
しばらく走って再び検索すると、「気候観測所」なるところが出てきて、
「これだ!」と思って案内させることにしました。
9号をそれて名無しの道へと入って行くと、
ちゃんと案内標識も出てくるようになりました。
よしよし・・・と思って走っていくと途中からダート・・・(-_-;)
幸い、これがかなりのフラットダートだったのでよかったのですが、
やはりオンロードバイクのVFRでダートを走るのはつらい物があります。
雨も微妙に降っていましたし、路面は濡れていて、
変にトルクを掛けると粘土質の地面が露出したところではスリップしそうで・・・
まぁホントに路面は良かったのですけどね。
帰るときにトリップメーターで計ったところによると約4km、
JAXAの施設は出来ればコンプリートしたいと思っているので、
(勝浦の通信所や相模原のキャンパスは微妙ですが・・・)
頑張って走りぬきました。
道は途中からは完全二車線の舗装路。
アクセス道路がダートしかないのに、
こんな立派な道路作って意味あるの?と感じるくらい(^_^;)
施設は山の頂上にあるような感じで、
最後は坂をかなり登って無事たどり着きました。

準備を整えてからインターホンを鳴らします。
すると「今行きます」とのこと、職員さんがすぐ出てきてくれました。
「見学したいんですけど」と告げると、中に通してくれました。
職員さんも三人ほどいたのかな?みんな揃って下りて来られたようですが、
用件が見学のみと分かったためか、一人を残して2階へ上がっていかれました。
一人、若い職員さんが残られて、「これぐらいしかありませんけど」と、
入口から直結したところにあるホールの展示を指されます。
パネルが5枚と、ロケット他の展示と確かに少ないのですが、
訪問そのものが目的という面もあるので問題なし。
しかし、「どうやってここを知られたのですか?」という職員さんの質問に、
「JAXAのサイトで・・・」と答えると、「あー、うちは違うんですよ」とのこと・・・
結論から言うと、ここは気象庁の施設であり、
2001年までは気象観測用のロケットを毎週水曜日に打ち上げていたのですが、
現在は他の観測手段の発達により、ロケットの打ち上げはしていないんだそうで・・・
JAXAの施設は、ここより北の吉浜と言うところにあるとか・・・
名前が似ているので良く間違えられるとか、
以前はロケットの打ち上げを水曜日にやっていたので、
今でもそれを目的に訪問してくる人がいるんだとか。
一応、「ガーン!」という感じでしたが、
ダートを走ってここまで来たのも何かの縁・・・
パネルも少なくてすぐ読み終わってしまうのですが、
2回ほど読みまして・・・ホントはもっとじっくり読みたく、
パネルごとの写真も撮りたかったのですが、
私がいる間中、そばに職員さんがいるので・・・
私がいると職員さんも自分の仕事が出来ないかな?とも思い、
10分ほどで外に出ました。
一応、展示の全体像は許可を得て写真に撮り、
パンフレットも2枚ほど貰いました。
大気環境観測所、展示の様子

外に出て、マップルで確認してみると、
ここは以前の名前でしょうか、「気象庁気象ロケット観測所」となっていました。
それはもともと分かっていたのですが、ロケットならJAXAだろうと、
かつては気象庁の物だったのが、統合によりJAXAの施設になったのかと勘違いしており(^_^;)
実際は、そんな落胆していたわけでもなくて、
それはそれでオッケー、今度はちゃんと行こう、という感じ。
というわけで、JAXAの施設であろう所もしっかり確認。
マップルでは「大気球観測所」となっており、
「あくまで観測用」とのコメント有。
なんかすごい否定的なコメント・・・これを見ても、
なんの予備知識も持たない人はまず行こうとは思わないと思うんですが(^_^;)
それはさておき、ナビで確認してみると、
「宇宙科学研究所」と登録してあったので、
案内させて行くことにしました。
国道45号から脇道に一本はいるだけなんですけどね。

で、またダートを抜けるわけですが、
やっぱりダートは嫌ですね(^_^;)
青森のキャンプ場では、BMWのGSというバイクを合計3台も見まして、
ホンダのアフリカツインも2台見たということになるのかな?
そういう、オフロードも走れるというバイクをこういうときは欲しくなりますが・・・
それとも250ぐらいの軽いオフ車のほうがやっぱりいいのかな?とも思ったり。
VFRはVFRで大切にしたいと思うのですが、
やはりかなり距離走ってるので・・・
手放すつもりはありませんけれども、
少しはゆっくりさせてあげても・・・という気持ちもあり。
それともバイクにとってはやはり、乗ってもらうのが幸せなんでしょうかね?

さて、県道9号を抜けて、国道45号へと出ます。
そうそう、ここ辺りの地名「越喜来」・・・
以前は読み方忘れたと書いたのですが、今日確認。
「おきらい」だそうです。これがちゃんと変換できたのでビックリ(笑)
45号へと抜け、少し走るとその脇道を発見。
角には、多分これ分からないだろうなぁ、というぐらいの看板が立っていました。
山道をそこそこ走って到着します。
やはりJAXAの施設が先にあるとは思えない道路なのですが、
一応、全線舗装でした(笑)

こちらの施設は「三陸大気球観測所」と言い、
大気球(おそらく、たいききゅう)という気球に、
科学観測用の様々な観測機器を載せて飛揚させることが目的の施設です。
現在、大気球はロケットや人工衛星と並び、
宇宙観測用飛翔体として重要な柱の一つなんだとか。
気球は他の二つに比べて観測高度では劣りますが、
ロケットより遥かに長い時間観測を行え、立案から実行までの時間が短く、
観測器の重量や形状も比較的自由に設計でき、
観測器は海上に落下した物を回収して再利用することが出来るなど、
多くのメリットがあるようです。

到着したのがもう4時半ごろと少し遅かったのですが、
おじさん二人が車庫のようなところで談笑していました。
「濡れるから、こっちに入れたら?」と言われたのですが、
幸いそこまで雨も酷くなかったので、
それには「大丈夫です、ありがとうございます」とお断りし、
「見学したいんですけど」というと、
一人のおじさんが建物の中まで案内してくれました。

そこでやっぱりビデオを見るのですが、
演出はちとくさかった物の(^_^;)
大気球や、それによる観測の様子は詳しく知ることが出来ました。
一番驚いたのが、観測器は技術者さんたちが自分で設計、製作するんだそうで・・・
あとから案内のおじさんと雑談していたときに、
おじさんいわく、「それくらい外注してもと思うんだけど、
ああいう人たちは、自分で作った機械が一番信頼できるみたいで」とのこと・・・
なるほど〜、と納得したりもしました。

話が前後しましたが、ビデオを見終わったあとは、
実際に大気球に使われている物を見せて貰います。
気球のメイン部分に使われているビニールみたいな物、
これがすごく薄くて驚いたり・・・
あとはメイン部分と観測器が載ったゴンドラを切り離すためのカッター、
(中に刃が入っている筒みたいなもの。指令が来ると火薬の力で刃を押し出し、
筒に直角に通っているロープを切る。ゴンドラはパラシュートで落下)
海中に落下した信号を出すための、海水のみで発電する電池など・・・
それからビデオは、気球を飛揚させるときに使う、
指令管制棟で見ていたのですが、
(名前は立派ですが、小学校の放送室に毛が生えたような物f^^;)
隣の受信棟も見学させて貰います。
気球から送信されてくるデータは、
別のところにある「大窪山観測棟」で受信し、
そこから光ファイバーケーブルによってここまで送られてくるのだとか。
その受信棟で、おじさんと色々話をしていました。
先ほどの、製作の話もなのですが、
「角田宇宙センターに行った人には、
良くここは規模が小さいですね、と言われる」とか・・・
私は、来ることが目的なので、あまりそういうことは感じませんでした(笑)
事実と言えば事実でしょうが、角田(宮城県、昨年訪問済み)だって、
展示室しか見られませんでしたが、展示室の規模から考えると、
種子島や筑波より規模が大きいとはあまり思えませんしね。
「大気球の働きからすると、もっと多くの人に認知されてもいい」・・・
それは本当にそうだと思いました。
私もここに来るまで、ほとんど知らなかったんですけどね(^_^;)
能代の実験場に行ったときも書きましたが、
やはりJAXAの中でも花形はH-2A・・・
マイナー路線の悲哀が感じられるな、と(^_^;)
果たしている役割は、負けず劣らず?そこあたりは良く分かりませんが、
やっぱり重要だと思うのですけども・・・

それから気球のことについても・・・
気球の全ての部分は回収されるそうなのですが、
観測器は再利用されても、気球本体は埋設処理されるんだとか。
これは、傷んだ部分などがないか検査するのが難しいためだそうです。
気球の放球は、海風と山風のつりあう6時ごろに行われるのですが、
風は朝でも夕でも同じく釣りあうのが、
夕方はどうしても暗くなっていくため、
朝に行われることが多いのだとか。
そのため、見学者はほとんどおらず(^_^;)
海に出ていた漁師さんに「見ましたよ」と言われるぐらい・・・
見学者は、管制棟の屋上で見られるため、
本当に目の前で見られるらしいんですけどね。
「気球が上って行く様子は、何度見てもやはり感動しますよ」とのこと・・・
あと2,3日したら観測班がやってきて放球が行われる可能性がある(天候次第)とのことでしたが、
能代でも同じこと・・・(笑)なかなかそこまで滞在すると言うわけにも行かないですね。
北海道移転の話も出まして、ここの敷地が手狭になったため、
(気球でも大型のものは、東京ドームでやっとカバーできるくらいだとか。
しかし、気球が最も膨らむのは、大気が薄い上空に行ってからです)
かつて飛行船を飛ばしていた敷地があり、そこに移転するんだそうです。
場所の市町村名はおじさんもしっかりとは覚えてなかったようです(^_^;)
ちなみに気球内部にはヘリウムガスが充填されており、
コスト的にはこれが一番掛かるんだそうです。
かつては水素が使われていた物の、
ここに移転してきた最初の年だったかな?
それとも、以前の放球場でだったか、爆発事故があったそうで、
それ以来、ヘリウムに全面変更になったんだそうです。
などなど、いろんな話を聞きまして・・・
とても腰の低い親切なおじさんでした。
行った時間も遅かったので、もしかしたら勤務時間過ぎてたんじゃないかな?と。
もう一人のおじさんは「帰るから」と帰ってしまったし(^_^;)
まぁ、それは私の退出間際のことでしたけども・・・
あと、パンフレット類もやっぱり色々貰いました。
まぁそれはどこのJAXAの施設でも同じことなのですが、
ここでの特徴的なものといえば、団扇が入っていたことでしょう。
あとから見てみたら、「宇宙研特製 宇宙わ(うちゅわ)」とか書いてありました(笑)
私は、その手のオヤジギャグは決して嫌いではありません。
むしろ好きなほう・・・(笑)何事も、ユーモアは必要ですね。
そんなこんなで、おじさんにお礼を言って出発。
もし、お近くで興味をもたれた方がいたら、
是非放球の見学に行かれてみてください。
近くでやってるのも、平成20年までと言うことですよ!(笑)
JAXA三陸大気球観測所、建物入口
JAXA三陸大気球観測所、放球場の様子

そこからは国道45号線から県道9号へ入り、
通いなれた(笑)キャンプ場、フレアイランド尾崎岬へ。
管理人が24時間常駐と言うのは、到着が遅くなってもいいのでありがたいですね。
キャンプ場へ行く前に、買い物をしたのですが、今日はバターを使わねばならず・・・
青森のキャンプ場で、釧路さんがやっていた、
「舞茸の醤油バターいため」をやってみることにしました。
舞茸だけでは寂しいかな?と思ったので、ついでに豚のこま切れ肉も入れることにします。
ここもホタテが殻つきで売っていたので、
買おうかな?とも思ったのですが、
そうするとまたアルコール欲しくなるし、
ついでに身も先日の物からすると、
小さいかな?と思えたのでパスすることにしました。

キャンプ場について受付を済ませてからテントを張ります。
ここのキャンプ場も何泊かしていますが、
以前はオフシーズンだったし、間違ってファイアーサークル広場に張ったので、
本来のサイトに張るのは初めてです。
かなり広い芝生広場がありまして・・・
車が入っていたので「あれ、乗り入れOK?」と思ったのですが、
それには砂利が敷かれているところを通らねばなりません。
なので、乗り入れはいいか、と思い
駐車場から広場への入口があるところの近くに張ります。
ここはライダーはおらず(有料だからかな・・・?笑)ファミリーだけだったのですが、
張ったところはそのファミリーのテントから離れた感じになるので、
ちょうど良かったかな?と。
ちなみにここはお風呂があるキャンプ場。
なんかもう・・・自分が汗臭いと言うことが分かるくらいなので(^_^;)
200円なのですが、張り終わったら入りに行きます。
以前は私一人だったので、準備して貰うのも大変かな?と使わなかったのですが、
管理人が24時間常駐と言うことは、管理人も入浴するために、
冬の間で利用者なくても毎日入れてたかも・・・というのは今日気づきました(^_^;)
広さとしては、家庭用に毛が生えたくらいのもの・・・
ラブホテルのそれくらい、というと分かりやすいでしょうか?(^_^;)
浴槽は、家庭用の3倍くらいあり、4人で入っても余裕が十二分にあるくらい。
ラブホの浴槽は二人用なので、そこは違いますが、浴室の広さは似たようなものです。
しかし、シャワーからお湯が出てこない・・・
カランからは普通に出たし、二つのシャワー、二つとも出なかったので、
(シャワーは4つありました)
そういう設定なのかな?と・・・
管理人さんも、私が以前宿泊したことがあるといったので、
そういうことを言わなかったのかな?という感じでした。

上がってからはさっそくご飯作り・・・
初チャレンジの舞茸と豚肉のバター醤油いため・・・
というか、バター・・・やっぱりというかなんというか、半分溶けてました(^_^;)
当たり前と言えば当たり前ですけど・・・
もったいないですが、今日多めにつかって残りは捨てることに。
で、肝心の味なのですが、ちょっと醤油が少なかったかな?とは思ったものの、
かなり美味しく食べられました。
普通の家庭の食卓と変わらないくらいの食事じゃん!と・・・(笑)
問題はバターが要冷蔵と言うこと・・・
冬になれば、という感じでしょうか。
ご飯食べ終わって、作業もちょっとしたら今日も早寝でした。
しかし、夜の11時ごろに人の話し声で起こされる・・・
寝ぼけた頭にて、話の内容は当然聞いていませんでしたが、
キャンプ客じゃない近くの若者カップル?という感じでした。
「うるせえぞ!」という意味で咳払い一つするとどっか行ってくれましたが、
去り際に、女のほうが「サイテー」とか何とか・・・
それは私に向けられた物だったんでしょうか?(笑)
覗きまがいのことしてたと思われたのかな?
そのカップルが何をしてたか知りませんが・・・(笑)
VFRも入口に停めてあるし、テントがあることも分かったはずなんですが・・・
近くに子供用の遊具があったので、ベンチ代わりにちょうど良かったのでしょうか?
ま、どうでもいいことかも知れませんね・・・(笑)

ちなみに、今日もシュラフは広げずに、
入口はメッシュだけで寝ました。
途中、ちょっと寒いかな?と思ったものの、
ジャケットを毛布代わりにして、
シュラフは抱き枕状態でした・・・
私の寂しい病?もそこまで来たか、という感じでした・・・(-_-;)(笑)

本日の走行距離

189km

本日の宿

フレアイランド尾崎岬
エッジの通信状況:×

本日の家計簿

ローソン朝食470円
ダイソー雑貨類420円
デイリーポート新鮮館食材438円
フレアイランド尾崎岬キャンプ代500円
フレアイランド尾崎岬入浴料200円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(昼、お寺のトイレ)

本日の摂取物

休憩時折々水道水
ローソンサンドイッチのパック、おにぎり
サンキストオレンジ500ml(紙パック)
桜地人館クリームパン、水
キャンプ場舞茸と豚肉の醤油バターいため
ご飯、インスタントラーメン
野菜サラダ

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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