7/27(木)

行程

道の駅秋鹿なぎさ公園〜松江城〜大根島〜美保関〜水木しげるロード〜柳茶屋キャンプ場

天気

晴れ


朝起きてみると、7時前でした。
撤収はだいたいいつも一時間くらいですし、
8時出発を目標にして作業を開始します。
ここが結構、ダラダラしてしまうので(^_^;)
もっとてきぱきやればもっと短くて済むと思うんですけどね。
湖の畔だからか、今日はもともとそういう天気だったのか、
涼しい風がちょっと強いぐらいに吹いていて、
今日は汗を書かずに済みました。
荷物を積む前に、インバータを格納しているトップケースの荷物を出し、
インバータの状態をチェックしてみたのですが、
とりあえず断線ではなさそうな感じ。
もうすぐオイル交換をすると思いますし、
そのとき通電をチェックして貰い、
通電してればインバータの故障、
通電してなければコードがおかしいと言うことで・・・
ヒューズの交換ぐらいで済んでくれればいいのですが、
まぁ最悪でもインバータの買い替えで済むわけで、
痛いと言えばそうですけれども、背に腹は変えられないというヤツですね。

ここは水道がトイレにしかなかったので、
今日は水を缶に入れて持ち歩くのは止めにしました。
さすがにトイレの水を、というのは・・・抵抗ありますので・・・(^_^;)
昨日の料理にはしょうがないから使ってましたけど。
ちょっと寝不足かな?ということでコーヒーが飲みたく、
今日は朝ごはんをコンビニで摂ることにしました。
昨日入った所は、右手にあるのですが、
入ったはいいものの、通行量が多くて出られなくなりそうでパス。
松江市街まで入って行きます。
松江市は島根県の県庁所在地ということでした。
道の駅での情報によると、人口15万人ほど、
しかし走っていると、宍道湖湖畔にビルが建っている様子は
もっと大きな都市であることを感じさせたのですが、
結構街中を走っても、コンビニが見当たらないところは、
やっぱり人口がそこまで多くないと言うことを感じさせました。
松江城まで行ってもコンビニはなく、
周囲を適当に走っていたら発見できたので朝食を。
全体的に食事の量を減らそうと思っているので少なめです。
それと、缶コーヒーで薬を飲むわけですが、
それは結構微妙な感じがありました。

食べ終わってからは再び松江城へと。
有料駐車場はありましたが、バイクはどうかな?という感じで、
またお金のこともあり、入るのは見送ります。
お城の中を走る道路にも入ってみて・・・
狭い道でもちろん駐車禁止なのですが、
「2輪のものをのぞく」という但し書きが付いてます。
「要するにそれって、2輪は駐車してもいいってこと?」ということで、
ま、してもいいとは言っても、VFRのような荷物満載の大型バイクは
想定外なのでは?というのは分かっていますが、
堀の近くの歩道がだいぶ広くなっていて大丈夫そうだったので、
そこに停めて歩いていくことにしました。
堀を橋にて渡るのですが、
ボートに観光客乗せて航行するということもやってるらしく、
ちょうどそのボートが通り過ぎていきました、
モーターボートだったのは、少しいただけないなぁ、と思いましたけれども(^_^;)

松江城は往時の天守閣が残る全国12の城の内の一つです。
12城のうち、4城が国宝、残る8城も重要文化財に指定されています。
ここ松江城は重要文化財です。
有料駐車場のほうが正面で、私が停めたところは裏手になるようでした。
松江城の石垣
ご覧のように、木が生い茂っていてそれは残念だったのですが、
野面積みというのかな?加工しない石で作った石垣はなかなかの迫力。
そこからはあとから設置された階段を登って天守閣まで行きます。

松江城天守閣

城は堀尾茂助吉晴が1611年に完成させた物で、
平面面積として、現存する天守閣のなかで2番目、
高さは3番目、古さでは6番目だそうです。
堀尾茂助吉晴って、「功名が辻」で山内一豊の同僚二人のうち
片割れじゃなかったかな?と。
最初は尼子氏の居城だったところでしょうか、富田城に入ったそうなのですが、
戦略上の理由からここに城を移したとか。
移築した物か、新築した物かははっきりしないとナレーションがあったような。
堀尾氏は嗣子がなく3代で断絶、その後入った京極氏も嗣子がなく断絶、
家康の次男、結城秀康(2代将軍徳川秀忠は三男)の三男、
松平直政が入って、以来10代234年、明治維新まで続いたんだそうです。

外観を一通り見学したあとで中に入ります。
内部は、5層6階になっており、階によって資料が展示してあったり、
何もなかったり。鎧兜が結構展示されたいたのですが、
伝後藤又兵衛着用の紺糸縅鎧と槍があったりして、ホントかよ、と(笑)
ちょっと内部が暗いかな?という感じはあり、
城ということで、階段が急なのは防御のため当然でしょうが、
手すりや踏み板が光っているのは訪れた人の多さと、
重ねた年月を感じさせてくれました。
松江城の歴史と城主の治せの場面場面を描いた日本画とかもあり、
興味深く見ながら最上階まで登っていきます。
最上階は望楼式というのだそうで、
姫路城や松本城と同じく、桃山初期の姿なんだとか。
一つの部屋から四方を見渡せるタイプのことでしょうかね?
さすがに景色がよく、また吹き渡る風がとても気持ちの良いところでした。

松江城天守より宍道湖を望む

天守閣をでると、また少し外観を見学。
松江城天守閣遠景
松江城天守閣別方向から
松江城説明板
またこの松江は、ラフカディオ・ハーン・・・
小泉八雲が住んだところらしく、
お城の登閣券も、その資料館との共通券もあったのですが、
そこ辺りは見ずに先へと進みます。

松江といったら、宍道湖と中海という二つの汽水湖。
その中海の方には、大根島と江島という島があり、
堰提上を道が走ると言うことで、行ってみることにしました。
松江と大根島を結ぶ道
写真には写っていませんが、本当は両側水面です。
(両側の水面を写す写真が取れなかったのは残念!)
また、見える部分の水面でもとても近いですし、
こんな水面と道路が高低差なくて、
水はあふれてきたりしないのかな?と思ったり・・・
大丈夫だからこういう風に作ってるんでしょうけどね。
大根島に入ってからは、小さな島だしとりあえず一周。
海岸線を走っただけですが、船が朽ちて横たわっていたぐらいで、
特に面白い物はなかったかな?と・・・
溶岩隧道というものがあるらしく、一周終わった後にて、
案内板が指し示した方向に行って見たのですが、
見つけられなかったのでそのまま先に進みます。
島はボタンが有名なのかな?
牡丹園がたくさんあるようでした。
江島のコンビニで休憩してからは、
美保関に向かうべく、先ほどと同じような道を通ります。
こちらはまた走るのが楽しい道でした。
江島と美保関を結ぶ道

国道に出てからは東へ進み、美保関の前に、
隕石が落ちたというところに行って見ます。
県道を通っていくのですが、
かなり狭い道でしたし、最後に下りる所も、
案内板がちゃんとあるのは良かったのですが、
かなりの急勾配の道でした。
しかし、その道を下って始めて海が見えたときはそのキレイさに感動。
また、海水浴のお姉ちゃんがいたので少し目の保養も(笑)
残念ながら?どちらかというとスポーツタイプのビキニのお姉ちゃんだったのですけどね。
そこから少し集落内を道なりに走っていくと、
目指す隕石落下地点を示すモニュメントがありました。
美保関隕石落下地点モニュメント
美保関隕石落下地点モニュメントの説明板
モニュメントの目の前に広がる海
家を直撃とかすごいよなぁ、と思ったり・・・
隕石は好事家の間ではかなり高値で取引されると聞いた覚えがありますが、
その隕石は誰がいくらぐらいで買い取ったのでしょうか?
実物がどこにあるかももちろん知りたかったのですが、
その買取価格が、家の修繕(建替え?)費用を上回ったのかどうか・・・
要するに隕石が落ちて幸運だったのか不運だったのか、知りたくも思ったりしました(笑)
って、これって人とか死んでないですよね?
死んでたら、その発言は撤回します。

見終わったらちょっと違うルートを通って美保関へと。
島根半島というそうですが、昨日行った日御崎が半島の西端なら、
こちらの美保関は半島の東端ということになります。
古くから美保之碕と言ったそうですが、海難事故が多いため、
航行安全のためのお地蔵様がたくさん祀られ、地蔵崎というようになり、
地名は地蔵崎なのですが、全国的に同じ名前が多いため、
灯台は「美保関灯台」へと改められたのだとか。
日御崎灯台とは違って、小ぢんまりとしたかわいい灯台でした。

美保関灯台

与謝野鉄幹、晶子夫妻の詩碑とかもあったのですが、
達筆すぎて何と書いてあるか分からないのでパス(^_^;)
灯台を見終わると、少し走って美保神社というところへ。
付近の集落は何てことないのですが、
神社は集落の規模に見合わない立派なところでした。
「改修事業協賛へのお願い」とか言う看板がでかでかとあった割に、
(一金三千万以上という人もいた!)
神社の説明は見当たらなかったので良く分からないのですが、
その看板には「恵比寿様の総本宮」だとか・・・
集落に見合わない神社の規模も、三千万以上ということも、
総本宮ということも・・・さすが神の国であるということを感じさせてくれました。

美保神社

見終わったら今度は境港を目指します。
来る途中に発見していたのですが、写真を撮っていなかったので、
「男女(めおと)岩」というところで停まって写真撮影。
男岩が全く持ってその通り!という形をしており面白かったからですが、
逆に女岩の方はそれらしい形をしているのかどうか良く分からず・・・
こんな穴もありましたけれども、これのことかな?
ここから男岩がのぞくというアングルで写真を撮りたかったのですが(笑)
海面近くまで降りないと無理そうだったので諦めました。
更に走ると、境水道大橋が見えてきました。
高いところに掛かっている大きな橋で、
先ほどの水面ギリギリの道路との対比が面白かったのですけれども、
おそらく下を船が通るために高いところに掛けられているのでしょうが、
そんな大きな船、ここを通るのかな?という感じも。
北側からは、山を利用して作られたアクセス道路を利用するのですが、
橋の中ほどには花束がおいてありました・・・
何があったか知るべくもありませんが、想像にかたくないわけでして、
ちょっと「うっ」という感じもありました。

さて境港というと、大きな漁港として有名なわけですけれども、
漫画家の水木しげるがここの出身なのかな?
街のいたるところ鬼太郎だらけ。
鬼太郎はじめ、キャラクターの像を設置した「水木しげるロード」まであります。
富士急ハイランドで買った、
「怠け者になりなさい」という目玉オヤジのステッカーと、
「まず寝ることが幸福の基本」という鬼太郎のステッカー、
トップケースの左右にそれぞれ貼ってありますから、
ここは行かなければなるまい!という感じでした。
街中をうろうろするも、上手くVFRを停められるところが見当たらず・・・
結局、有料駐車場に停めることにしました。
駐車券を取ると遮断機が上がる方式のところだったのですが、
バイクでもちゃんと反応するのは好感。
しかし出るときに気づいたのですが、
歩行者用の出入り口からバイクは遮断機通らずに入れそうでした(笑)
近くのJR境港駅から「水木しげるロード」は始まっているということで、
そちらへと歩いていきます。近くには交番があったのですが、
やはり警察の帽子をかぶって敬礼する鬼太郎の書き割りが置いてありました。

水木しげるロード

子供の頃、「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメは見てましたので、
そういうこともありまぁ楽しかったのですけれども、
暑いという事もありもうバテバテ(^_^;)
死にそうなくらいでした・・・
話は変わりますが、JTの関係者かな?ごみ拾いをしてました。
それはそれでいいのですが、大人数でぞろぞろ歩いてる・・・
しかも片方の歩道だけなのです。
歩道は両側にあるし、人数も多いのだから、
二手に分かれて両方いっせいにやれば?と思うのですけど・・・
私はタバコ大嫌いで、特にポイ捨てが大嫌いなので・・・
タバコがなくなったらタバコのポイ捨てもなくなるわけで、
実際なくなってもらってかまわないのですが、
JTの「自分たちはいい事しています」的CMが鼻に付くこともあり、
ごみ拾いもやるならやるでもっと効率的にやればいいのに、と、
やっぱりポーズ的な一面があるのかな?と感じさせることでした。
ま、私もごみ拾いなんてしたことないし(捨てることもないですけど)
そんな私に言う資格あるか?というとまたそれも疑問ですけどね。

そんなこんなでロード巡り終了。
ご飯をどうしようかと思ったのですが、
ご飯より何より、冷房で涼みたいという感じが強く、
駅舎内の食堂で食事をすることにしました。
ここが値段が全体的に高めだったので、
「ちょっと失敗したかな?」という感じ有。
エビフライ定食を注文したのですが、
エビも小さかったし、小鉢がもずく酢とおから・・・ついでに漬物。
それで1,050円なのですから、福岡の窓ゆきさん馴染みの店と比べると、
どうしても・・・という部分はありました。
付け合せのキャベツもちょっと古そうな感じでしたし。
何だかんだ言って、野菜は旅先では特に貴重品ですし、完食するんですけどね(^_^;)

食べ終わってからは、VFRまで戻って出発。
今日はちょっと、睡眠時間を長く取りたかったし、
朝、気兼ねしなくていいキャンプ場に泊まることにしました。
目指すは前回も宿泊した、鳥取の柳茶屋キャンプ場。
山陰の道は、信号が黄色点滅ということが多く、
あまり赤になって引っかかったりしないので快走できます。
道の駅「大栄」にて、名探偵コナンの像を見て、
スイカソフトクリームを食べます。
ともにマップルに書いてあった物・・・
バリバリに利用してますね(^_^;)
コナンは、作者の方がここの出身なのかな?
こちらも「コナンロード」とか言って像だのなんだのが街中にあるようです。
まぁ「名探偵コナン」は読んだことないし、
コナンといえばシュワルツネッガー主演で映画にもなった小説や、
「未来少年コナン」のほうが私にとっては馴染み深かったり。
また、青山剛晶という方が作者だと思いますが、
同じ作者で言えば「YAIBA」というマンガは読んだことあるので、
やっぱりそっちのほうが馴染み深いし(^_^;)
ちなみに像の脇には「江戸川コナン」という名前の由来が紹介してあり、
「江戸川乱歩」と「コナン・ドイル」を組み合わせた物、とあったのですが、
「江戸川乱歩」は「エドガー・アラン・ポー」のアナグラムだというのは有名な話・・・
有名な作家の名前を拝借しているわけですから、
それぐらいの工夫はして欲しかったな、という感じはありますね。
ちなみにスイカソフトは本当にスイカソフトでした(笑)
ソフト屋が2軒あり、スイカソフトは片方にしかないので、
最初は「ないじゃん!マップルのうそつきめ!」と思いましたけど(^_^;)

休憩が終わるとまた走って柳茶屋キャンプ場へ。
2回目の利用ですから、まぁ特に道も利用法も迷ったりするようなことはなく。
去年、ここでペグリムーバーを忘れていったと思うのですが、
去年テントを張ったところを探しても見つかるはずもなく…(笑)
テントは去年と同じようなところに張り、
設営が終わったら近くの温泉に行って、久しぶり?の入浴をします。
入浴が終わると、自販機もあったし、
アルコールを買って帰りたいという欲望に駆られたのですが、
たかが2,300円の物とは言え、ここでその欲望に負けると、
歯止めが利かなくなるとも思い、何とか我慢して帰還しました(笑)

今日も食事はレトルトカレーとラーメンです。
旅でレトルトカレーを食べるのは今回が初めてなのですが、
そこそこいけるし、米袋を煮たあとのお湯で温めればいいし、
結構いいなぁ、という感じですね。
で、そこから日記を書こうとするわけですが・・・
昨晩睡眠時間が短かったからか、それとも入浴をしたせいか、
なんだかとても疲れてしまっていて、今日は早めに寝ることにしたのでした。
夜の10時半過ぎだったと思います。

本日の走行距離

202.8km

本日の宿

柳茶屋キャンプ場

本日の家計簿

ローソン朝食460円
松江城登閣料550円
ファミリーマート紙パック500ジュース105円
美保神社賽銭5円
自販機コーラ500缶120円
食堂おいでませエビフライ定食1,050円
境港市駐車場料金200円
シェル18.8L 140.9円/L2,780円
道の駅大栄スイカソフト200円
自販機カルピスソーダ500缶120円
温泉みさき屋入湯料380円

本日のトイレ

回数下血の量
一回目(昼、コンビニで休憩時)

本日の摂取物

ローソンおにぎり、サンドイッチのパック、
缶コーヒー
ファミリーマートフルーツ&ビタミン
(500ml入り紙パックのジュース)
自販機コーラ500缶
おいでませ(食堂)エビフライ定食
道の駅大栄スイカソフトクリーム
自販機カルピスソーダ500缶
自炊レトルトカレー+米、
インスタントラーメン

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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