12/11(月) 

通算324日目

行程

道の駅あわじ〜淡路島周遊〜神戸淡路鳴門自動車道〜神戸市街〜ポートアイランド内東屋

天気

晴れ


目が覚めたのは7時半ごろでした。
寝たのは結局2時ごろで、熟睡と言う感じでもなかったし、
5時間半睡眠か・・・とちょっと足らないかな?と。
しかし道の駅が8時から営業を始める可能性もあるので、
起き出して片づけをすることにします。
今日は天気が良さそうなので、マットやシュラフを乾かそうとするのですが、
ちょうど太陽は雲に隠れているので日はあまり届かず・・・
シュラフはそうでもないのですが、
マットのそこの部分はまだまだ濡れているし、
道の駅も8時なっても誰も来ないので、
はがきを書きながら、しばらくそのまま乾かすことに。
明るいときの淡路海峡大橋も撮影します。
そういうことをしていても太陽は隠れたままで全然乾かず、
しょうがないのでもうそのまま収納することに。
荷物を積み終わった頃になってやっと太陽が出てきまして(笑)
明石海峡大橋も改めて撮りなおしたのですが、
こちらのほうがいいと思うので掲載。
明石海峡大橋
島の西岸を走ろうと思っていたところで、
駐車場にも出ないうちにまたストップ。
「和歌の里淡路」だったかな?
淡路島関連の和歌を5首ほど紹介したものがあり、それを撮影。
その和歌を画像でそのまま紹介するか、
テキストに起こすかしばし悩んだのですが、
テキストで歌の背景も含めて全て紹介するとなると、
非常に面倒くさいので、やっぱり画像で紹介します。

和歌の里淡路

それから近くのコンビニへ。
出発のとき音楽を聴きだすのですが、
右側のイヤホンから音が聞こえない・・・
ああ、こりゃ断線か接触不良かな?と思ったのですが、
もともと家にあった古いもので寿命かと思われたし、
かといって左だけで聞くとか、音楽なしで走るのもいやなので、
新しいイヤホンを買うことにしました。
唯一あった、ソニーのもの、998円だったのですが、
これで聞き出してビックリ・・・こんなに音いいのか!と。
これまでが悪かったと言う話もあるのですが(^_^;)
安いMP3プレイヤーだし、それに負うところも大きいのかな?と思っていたし、
たかがイヤホン一つでこんなによくなるとは・・・
相変わらずBUMP OF CHICKENだけ聞いてるのですが、
感動して・・・かな?音楽がまた別物に聞こえて、
BUMP OF CHICKENの良さ、と言うのも大きいのですが、
ちょっと涙するくらいでした(笑)
ま、ここのコンビニのおばさんのつり銭の返し方は、
それと半比例してかなり低レベルのものでしたけどね(笑)
コンビニを出てからは、西岸を走る感じで、
島を反時計回りに走り出します。
最北端、先ほど和歌にも出てきた「松帆の浦」ですが、
そこを少し周ったところで、景色が良かったので撮影。

松帆の浦より、対岸の様子

海の写真も色々撮りましたが、
対岸にこれだけの市街地が見えるところも、
なかなか無い光景だと思われたのでした。
途中、私が先頭での信号発進で、
こっちを見ながらも右折して行く対向のオバチャン原チャ・・・
私がブレーキ掛けなければ、絶対に引き倒していたと言うレベル・・・
兵庫も大阪と香川と言う、交通マナーが悪いらしい県に挟まれ、
人の交流から考えればそこだけマナーがいいという事も考えられないわけで、
要するにあまり良くないかな?と言う気がしますね・・・
それはそうと、昨日気づいたのですが、淡路島は神戸ナンバーのようです。
兵庫ナンバーってあったっけ?と考えつつ・・・
姫路ナンバーは確実にありますね・・・
豊岡とかもあったかな?なんてことを考えているうちに、
北淡震災記念公園に到着。
まだ10時前だったので、開館前かな?と思ったのですが、
開館は9時からとのことでした。
阪神淡路大震災で現れた野島断層を、
保存展示しているところだそうです。

実はさっき、新しいイヤホンで最初に聞いた曲は、
「supernova」だったりしたのですが、
「延べられた手を拒んだその時に大きな地震が起こるかもしれない」
話しかけられたときに、まともに応対しないことがあった私にとって、
それは肝に銘じておきたい言葉・・・
地震つながりと言うことで・・・(^_^;)
私は神戸に住んでいたことがある訳ですが、
それは震災の後のことで、震災の発生時は、
高校に行かなくなってぶらぶらしていた頃(^_^;)
「国指定天然記念物」であると言うのに驚き、
「ボランティアにいこうかな?」と思いつつ、
結局何もしなかったな、と思いつつ、
(最も、あのときの私が行ったって却って足手まといだったでしょうが)
有料なのには、「こういう施設こそ無料にするべきなのに」とも思いつつ・・・
ホールの壁に、震災当時の写真が展示されていたのですが、
それを見ていたらまた涙が出てきました(^_^;)
本当に大きな地震だったのだな、と・・・
貰ったパンフレットに拠れば、死者6,433人だそうですが、
「わたしにつながるにんげんをかえせ」と言う詩にもある通り、
一人の死でどれだけの人が悲嘆にくれたのかを思えば、
まさに想像を絶する悲しみがあったのだな、と思ったことでした。

野島断層

北淡震災記念公園と言うところに、
野島断層保存館、敷地を断層が横切っているメモリアルハウス、
震度7と震度4が体験できる震災体験館などがありました。
震災体験館には当時の新聞だとか、
関連する記事の切抜きが展示してあったのですが、
ここを訪れた被災者の方の手記は本当に泣けました(^_^;)
同じタイミングで見学していた若者たちが悲嘆に暮れているのを見て、
彼らも当時は小学校高学年、友人でも亡くしたのだろうか、と言う内容・・・
考えてみれば、私は近しい人の死と言うものをあまり体験したことが無く。
友達はおろか、父方の祖父が数年前に死んだくらい。
それを幸運と言っていいのかどうかは分かりませんが・・・
やっぱり他の見学者もいるので、涙をばれない様に外に。
まぁ、私はもともと涙腺が弱いんですけどね(^_^;)
そこには「なまず池」なるものがあり、
なまずの説明がされていたのですが、
出典がウィキペディアだったりしまして・・・(笑)
ウィキペディアもそこまできたか!と言う感じでした。

VFRに戻って出発します。
次の目的地は伊弉諾(いざなぎ)神宮と言うところ。
淡路国一宮だそうです。
これを見て気づいたのですが、
淡路島はかつて島ひとつで一つの国だったわけで、
やはりその大きさが偲ばれると言うものですね。
島の西海岸を走る道路をしばらく南下。
県道88号線を西へ、と覚えていたのですが、
そこにはちゃんと「1km」と標識がありました。
しかし、1kmにしてはやけに長かったような・・・
沿道に「献灯」とか石灯籠は見られたのですけど、
「もしかして道間違ったか、通り過ぎた?」と思ったところで、
やっと到着したのでした。
イザナギイザナミといえば、国造りの神話で有名なわけですが、
最初に作った島が淡路島、という説もあるそうで、
なんだか色々由緒正しいのだな、と感じさせるところでした。

伊弉諾神宮

本来は淡路島の見学はここで終了の予定だったのですが、
まだ12時ちょっと前くらい・・・
どうせ今日は神戸ストップの予定ですし、
これまで渡ってきた本州四国連絡橋の写真は全て撮ってきたはずなのに、
徳島-淡路島を結ぶ大鳴門橋の写真を撮っていないこともあり、
しばし考えた挙句に、撮りに行くことにしました。
島の西岸は、道の分かりづらいところや狭いところも一部ありましたが、
淡路島の南端にある道の駅うずしおに到着。
そこから大鳴門橋を撮影しました。

大鳴門橋

撮影できたのはいいのですが、
渦潮の見ごろの時間も紹介されてまして、
夕方17時前後のほか、10時半ごろも見ごろだったのだとか。
17時と言うのは分かっており、その時間にここにいる気は無いのでいいのですが、
10時半だったら来ようと思ったら来られたのか、と。
満潮干潮の際が見ごろだというのは知っていたのですが、
17時から12時間離れた朝5時ごろかと思っていたので・・・
ちょっと失敗(-_-;)
まぁ、今の時間でも潮流が早いのは分かったし、
渦潮の名残が見られるな、と言う感じはあったのですけど。
ついでに、道の駅のそばには灯台が建っており、
小さなものですが珍しいな、と思ったのでした。
道の駅うずしお内に建つ門崎(とさき)灯台
ご飯食べようかな?とも思ったのですが、
ここの食堂は値段が高めかな?とも思われたので、
我慢して出発します。

北端にいたるルートをどうしようかな?と思ったのですが、
島の真ん中を走る国道は昨日走ってますし、
せっかく南端まで、西岸を走ってきたし、
島の東岸を走ることにしました。
国道より時間が掛かることは明らかだったのですけどね(^_^;)
山道を走ったり、平野部を走ったりと色々でしたが、
東のあたりではシーサイドラインが多かったですね。
これがまた、行く手の断崖と空、雲の様子がいい感じでした。
淡路島東岸の景色
海もキレイだったのですが、テトラポットばかりで・・・
左手もほぼ断崖ですし、海が荒れたら、
波が道路まで越えてきて怖そうだな、と。
そのせいか、一部の区間では路面が明らかに海に向かって傾斜しており、
路面がセメント作りでもあったので、
ちょっと走りにくいと言うこともありました。

途中からシーサイドラインは終わり、
なぜか道は山の中へと入っていきます。
ここまでも、海沿いに無理に道を作ったという感じだったので、
なぜこの区間だけ同じように海沿いに道を作らず、
山へ入るのか、というのはちょっと疑問。
しばらく走っていると、面白い看板が見えました(笑)
ナゾのパラダイス立川水仙郷
せっかくだから写真撮るかと停まったわけですが、
そこは入場券販売所も兼ねるらしいドライブインの敷地。
オバチャンが出てきて「どうですか?」と勧められました(^_^;)
「先を急ぐので・・・」と断ったのですが、
「探偵ナイトスクープ」でも紹介された、とか何とか・・・
確かに、そういうノリの看板ではあるかな?と(笑)
しかし、この看板は三角柱状だったのですが、
その一面には真面目な碑文もありました。
立川開拓史
少し走ると、入場門らしきものも見えたのですが、
リンミンメイ似(80年代のアニメのヒロイン)らしき絵も描かれ、
オープンした時代が伺われるな、と思ったことでした。

細長い島が防波堤状になっていた由良と言う街を抜け、
リゾート状の町並みも見ながら国道へ合流します。
昨日は暗闇の中を走ったので、色々分からなかったものも多いわけで、
観覧車やジェットコースターなど、遊園地があるのに驚いたり、
(一応、マップルにもそれらしきものは載っていたのですが)
展望台になってるらしい巨大な観音像を見たり。
国道は工事中片側交互通行のところも多く、
夜とは違って車もそこそこ多かったので、
ちょっと走りにくかったりもしましたが、
久留麻と言う集落まで来ます。
マップルによると、ここの近くの「伊勢久留麻神社」は、
「太陽崇拝伝説が残る神社」だとか・・・
アマテラス信仰と言うのならスルーだったのかも知れないのですが、
そのコメントに惹かれて拠ることにしていました。
しかし、ナビで検索しても見つからなかったので、
とりあえず、久留麻の交差点脇にあるコンビニでストップ。
昼食と言うには少し遅かったのですが、
軽食を食べてから探しに行きます。
しかし、探しても見当たらず・・・
マップルの神社のマークがずれていたからなんですけど、
諦めてもう出発しようかな、と、
国道を久留麻の交差点の手前側に出て、
北に走っていこうとすると、
その交差点の近く、国道脇に神社はあったのでした。

伊勢久留麻神社

国道から敷地内に入ったところは、
なぜか車がたくさん停まっていたのですが、
未舗装だったのでちょっと辟易。
それより何より、ちょうどバス停の近くだったようで、
バスを待っていたらしいおばちゃんが近寄ってきて少し話し。
一回、去っていったのですが、再び戻ってこられて、みかんを貰いました(^_^)
貰ったみかん(夜に撮影)
一個食べたあとに撮ったので、10個と言うことになるんでしょうかね。
近くには病院があったのですが、そこに神戸から来てるとのこと、
通院のために来るはずもないし、と思って、
看病とか介護のためなのかな?と。
私も神戸に住んでたことあります、とか、
今日はルミナリエ見に行きます、と言う話をしたあと神社見学。
そんな大きなところではありませんでしたが、
なかなか興味を惹かれることで・・・
昭和55年というと、もう25年以上も前のことですが、
その番組を見てみたいものだと思ったのでした。

見終わったら、まだおばちゃんはバスを待っていたので、
車列が途切れるのを待つついでに挨拶して出発。
やはり北を目指して走っていると、途中に変なローソン発見!
ロードサイドに出てる看板は普通の青いものだったので、
発見が遅れて一回通り過ぎることになったのですが、
引き返してきて写真を撮ります。
こげ茶?ローソン
時間の問題もあったので、店内の様子は見なかったのですが、
なにこれ?と思った次第・・・
旅が終わったら、行ったところ見てきたものを、
カテゴリ別に整理しようと思っているのですが、
那須と桜島の茶色ローソンと言い、ローソンプラスと言い、
そしてここ、と、まるで「ローソン」と言うカテゴリを作れと言わんばかりですね(笑)
それからまたしばらく走り、
昨日「明石海峡大橋」の写真を撮った岩屋港の近くなのですが、
和歌にも出てきた「絵島」を見学。
「オノコロ島」であるとも言われる島だそうです。

絵島

最後に一件・・・昨日、古墳の案内を見たよな、と走って行きます。
するとそれは、「道の駅まであと何km」という看板の上にあり、
「石の寝屋古墳」として、左矢印だけ出て距離は書いておらず。
すぐそこなのかな?と思ってその指し示す筋に入ります。
しかし見当たらないし、道はその先険しそうです。
そこで、近くにいたおばちゃんに聞いてみたのですが、
ここからでは行けなくて、県道から階段を登っていくとのこと。
とりあえずお礼を言って県道に戻り、
あたりを色々走り回ってみたのですが、
案内も無ければ階段らしきところも無く・・・
ちょっと離れた標高の高いところを別の県道が走っていて、
そちらも走って一めぐりしてみたのですが、
案内が出ていたのはやはり先ほどの標識だけ。
そこで、標識のちょっと先にVFRを停め、
歩いて探すことにしました。
よっぽど諦めようかとも思っていたんですけどね(^_^;)
とりあえずデジカメだけ持って歩き出し、
出あった最初の通行人、犬を散歩中のおっちゃんに聞いて見ました。
「ここあたりに古墳ってありませんか?」と・・・
するとおっちゃん、「ない」とにべもない返事(笑)
詳しく聞くと、あるにはあるが行ける状態ではないとのことでした。
おっちゃんが子供の頃はよく遊びに行っていたそうですが、
それって60年ぐらい昔、とか言う時代・・・(笑)
場所は教えてもらったので、写真撮影だけしておきました。
石の寝屋古墳を抱く山
タンクの左手の、高くなってる部分がそれだそうです。

これにてもう淡路島での予定は完了。
昼過ぎには渡っているつもりが、
もう4時過ぎなので急いで明石海峡大橋を渡ります。
また風に結構ビビっていまして・・・(^_^;)
フェリーで渡る手もあるのですが、
やはりVFRで走って渡りたいという気持ちが強く、
それに今日は比較的風は穏やかかな?と。
インターから入ってしばらく走り、
風速の表示が無いままに橋へと入って行きます。
これがまた立派な橋でして・・・
片側3車線あったでしょうか、
海面からかなり高いようで、脇に見える景色は、
まるで飛行機から見下ろしているような感覚さえありました。
肝心の風はほぼ無風。吹流しも垂れ下がっているくらい。
しかし、海側の柵が異様に低い気がしまして・・・
アレにぶつかったら、絶対にライダーは転落死だな、と(笑)
突風の可能性もあるので、やはり慎重に走っていましたが、
やはり何事も無く無事対岸へ。
これには心底ホッとしました(^_^)
何しろ、あとは基本的に陸を走るだけ。
関門トンネルもありますが、
そこはほぼ自然気象に影響されないところです。
道が悪いところは避けられますし、
無風だったとは言え、最後の難所を越えたような気がしたのでした(^_^)

渡り終わってからもしばらくインターは無く、
長いトンネルを走ってからやっと下りることが出来ます。
高速道路の料金は走った距離に比例するとかで、
おかげで1,850円と言う高額なものになりました。
トンネルの前にインターを作ってくれれば、
はるかに安くあがると思われるんですけどね・・・(-_-;)
それはそうと、一路神戸市街を目指します。
以前住んでたことがあると言っても、
そのときの私はチャリを足としていまして、
行動範囲も東は春日野道から西はハーバーランドぐらいまで。
当然、神戸の車道と言うものを走ったことは無く、
行動範囲以外の地理も全く分かりません(^_^;)
そういうわけで、少し手間取ったのですが、
無事迷うことも無く目的のポートアイランドまで着きました(^_^)
ポートアイランドはかつての行動範囲。
やはり車道を通ったことがないので、
その分戸惑ったりもしましたが、
ここあたりに公園があった・・・と言うところに行ってみると、
アシックス、田崎真珠、コナミ、ワールドと言った、
名だたる企業のビルの谷間の広場状のところ、
テントも問題なく張れそうな立派な東屋があり、
近くに水道も備え、ごみが散乱していたり、
落書きがそこらじゅう、なんて様子もありません。
トイレはありませんが、ちょっと歩くとセブンイレブン。
「通路だから駐輪禁止」と看板が出ているのですが、
それが有名無実と化しているのは、
私が住んでいた頃から変わらないようです。
とりあえずVFRはここに停めておいて、
歩きながらルミナリエに向かい、
ほかに良さそうなところはないか探すことにします。

とりあえずトイレに行きたかったので、
近くのセブンイレブンへ。
レジの女の子二人はサンタ衣装を着てまして、
「え?今時のセブンってそんな事するの?」とかなり驚きました(笑)
私は以前ピザ屋だったので、この時期のサンタ衣装は恒例行事でしたけどね(笑)
配達スタッフのものは有名だと思いますが、
店内で調理をするスタッフにも、
サンタ風のエプロンと言うのが用意されてまして、
今でもアレはちょっとエロ過ぎるのではないかと・・・(^_^;)
私も店内にいることが多かったのですけど、
さすがにサンタエプロンは店長権限で着用していませんでした。
さて、ここのトイレがウォシュレットなのにも驚きつつ、
見たことのないジョージアのコーヒーを買って外へ。
ルミナリエの会場へと歩いていきます。
近くのテナントビルが廃墟になってるのに驚いたり、
コンビニが増えてるなぁ、と思いながら、
過ぎた年月の長さを感じ・・・ルミナリエ・・・
それを見ることにどういう意味があるのかな?と考えていたのでした。

もちろん一般的に言えば阪神大震災の死者に対する鎮魂のもので、
行われる時期と性格からクリスマスイベントの要素も強いのですが、
個人的に言うとやはり潰瘍性大腸炎との関係。
一ヵ月半程入院したあと、体力の回復を図りつつ荷物をまとめ、
故郷の鹿児島に帰ったのが、ちょうど7年前、
平成11年のルミナリエが始まる前日だったのです。
とりあえず、ポートアイランドから陸地へと渡ります。
橋のたもとのカーブではチャリでこけた思い出が(笑)
チャリでこけたカーブ(笑)
当時はレンガ状のもので構成されていた路面が、
事故が続出したのか、滑りにくい材質のものに変わっていました。
途中の橋では、左手に見えるハーバーランドの夜景を撮影。
ハーバーランドの夜景
しばらく歩き、会場である東園地・・・かな?
そこに到着しました。出店だらけでしたが・・・(笑)
ルミナリエその一
ルミナリエその二
しかしここは終着点で、本当はずっと西から続いているので、
一方通行であるそこを通るためには、
西へと歩いていかねばなりません。
面倒くさいのですが、西には中華街もありますので、
そこでご飯食べることを楽しみにして歩いていきます。
ほどなく到着。やはり中華街、日本語ではない看板も見られます。
神戸中華街東側の門(街の外側から)
神戸中華街西側の門(街の内側から)
中心部にあったもの
出店も色々出ているのですが、食べるお店は決めていました。
西側の門の下にある皇蘭と言うお店です。
私がかつて、時々来ていたお店・・・
チャーシュー麺がとてもおいしかったのですが、
最初は丼一面に並んでいたチャーシューが、
値段は変わらぬまま半分になったお店(笑)
昔のことで、記憶があいまいな部分もありますが、
それは確実に間違いないと思われます(笑)
で、瓶ビールを頼もうかな?とも思っていたのですが、
ワンコインセットなる、500円で餃子と生ビールが付くセットがあるとのこと、
それと「皇蘭ラーメン」なる一番高いラーメンを注文しました。
生ビールが来てから餃子が来るまでにかなり間があき、
餃子が来てからラーメンもすぐ来ます。
ワンコインセットの本来の意味は、
ビールのつまみに、と言うことでしょうから、
ちょっと疑問を抱きつつ・・・
ラーメンもチャーシューは二枚しか入っていませんでしたが、
それは昔と変わらずおいしいものでした(^_^)

それはさておき、ルミナリエを見る意味・・・
考えていると暗くなって来まして(^_^;)
神戸にいる時代は私の黒歴史のようなもの、
前カノにもその詳細は話したことないくらいで・・・
病気をしたことを含め、いろんなことが思い出されました。
退院してちょっとあと、とある人に「気分悪いガキだ」と言われたことがあるのですが、
私はアレから変わらず「気分悪いガキ」なのではなかろうか、とか・・・
でも、一つだけ言えるのはあの時の私は、
きっと人生をあまり楽しんでいなかった。
半分引きこもりのような生活で、彼女もいなかったし、
神戸という町の中心部に住んでいながらほぼどこにも出かけたことは無く。
ルミナリエの前日に引っ越したと言うのも、
わざとそうしたわけではないけれども、
偏屈な私にはそれがお似合いだとほくそえんでいたもので。
でも、今の私は人生を楽しんでいるよな、と。
今日ここに彼女はいなくて一人で見るルミナリエですが、
当時はより手軽に見られたものを、
冬の野宿と言う困難を覚悟して見に来ているのだし、
今度もし神戸に住むことがあるとしたら、もっと色々楽しめる。
多分、彼女も出来るのではないかな・・・
少なくとも作ろうとすることは間違いなし(笑)
そう思うと、うん、なんだか一つ、落とし前を付けられたような気がしました。
ちなみに、歩きながら女の子を見ていると、
やはりファッションセンスに優れたきれいな女の子が多かったので、
昔も作っておけばよかったのに・・・と後悔することでした(笑)

ラーメンまで食べ終わっても、ちょっとお腹が足りなかったので、
名物らしい豚まんを食べようかな?と思いつつも食指が動かず。
しかし、一軒北京ダックを出しているお店がありまして、
「食べたこと無いな?」と思ってそれを食べることに。
500円と言う屋台食にしては高額商品でしたが、
あんまりおいしくはなかったと思います。
それからルミナリエのほうまで歩いていくのですが、
かなり長い間、関係ないところを歩かされました。
鉄の柵で途中から進入が出来ないようにもなっていたのですが、
昔もこんな感じだったっけ?とちょっと思った次第。

神戸ルミナリエ会場に至るまで

しばらく歩いて会場へ。
通りがずっと飾り付けられている部分と、
広場の周囲が飾り付けられている部分とあり、
通りを通って広場へ至る感じです。
何だかんだいってやはりきれいだと思いました。
以前来たときは、立錐の余地もないほど人がいたのですが、
今日はまだクリスマスからして早いからか、
月曜日のせいか、そこまでではなかったかと思います。
ちなみに・・・下に写真がたくさんありますが、
いつものようにパノラマで撮ろうとしたところ、
かなり酷い出来になってしまいました(^_^;)
一応、感じはつかめて貰えるかな?とも思うので載せますが、
あらかじめ酷いということを頭に入れといてもらえると幸いです。
一枚の写真としたら、まぁいいんですけどね。

神戸ルミナリエ

通りの途中、上手いことモンベルのショップがあり、
ガスボンベを2本購入。と言ってもポイントを利用したので、
500円の所が0円になりました。
ジャケットの内側のポケットに入りそうだったので、
紙袋要らない、と断ったのですが(そうすると10ポイント付くのです)
過激派に間違われても仕方のない格好かな?とも(^_^;)
ちなみにルミナリエは台所事情がかなり苦しいようで、
会場のあちこちで募金が訴えられていました。
それはかなり興ざめな様子でしたが・・・
金が地から湧いて来る訳でもなし、しょうがないかもですね。
安易に入場料取ろうとかならないところもいいと思います。
ちなみに、資金集めに関連したものか、
ルミナリエくじなるものも行われていまして、
私は本来、宝くじの類は買わないのですが、
これも募金の一種かと思って、一枚だけ買いました。
最高賞金50万円だそうですが、当たるはずもないですね(笑)

もういいかな、と思ったところで帰途に付きます。
色々見ましたが、やはり最初のところ以上の場所は無いようです。
それと浮浪者対策が色々取られているな、と言うのも感じたこと。
ベンチが寝られないようになっていたり、
歩道橋の下部が柵に囲われていたりですね。
で、東屋に戻ってきて、水でも飲もうと思って、
そばの水道の蛇口ひねるも出てこない・・・
チッと思いつつ、まぁしょうがない・・・
人の往来も無いではないので、テント張ることも考えたのですが、
やはり撤収がめんどくさいので張らないことに。
風を遮るものがないのですが、
幸い、風もそこまで吹いていないようです。
で、テーブルも無いので・・・
正方形のデッキ状のもの、そこに寝ることにして、
地べたにマットを敷き、デッキをテーブル代わりに日記を書きます。
久しぶりに電源が無いところなので、
電源節約のため、モニターのバックライトが暗いのですが、
さすがに見づらいな、と思ったりしつつ・・・
そのうち人の往来もなくなってきたのですが、
一回、サンタクロースがやってきてかなりビビリました(^_^;)
そのとき私が音楽を聴いていて、接近に気づかなかったこともあるし、
本当に私の方に向かって歩いてきたので(^_^;)
手に何か持っていたので、「え?支援物資?」とか思ったのですが、
彼は私を素通りして背後のゴミ箱へ・・・
手に持っていたのはゴミ袋で、
取替えに来たセブンイレブンのスタッフのようでした。

そんな事がありつつ、途中でもう中断しようかと思った日記書き、
しかし書かないと、今後が苦しくなるし、
これからは途中で停滞と言うわけにも行かないので、
なんとか頑張って書いていました。
しかし、午前2時になった頃でバッテリが残り少なくなり、
しょうがないので寝ることにしたのでした。

本日の走行距離

199.9km

本日の宿

ポートアイランド内東屋
エッジの通信状況:◎

本日の家計簿
ファミリーマート朝食、イヤホン1,453円
野島断層保存館入館料500円
伊弉諾神宮賽銭5円
ENEOS18.41L 148円/L2,724円
ファミリーマート昼食345円
神戸淡路鳴門自動車道淡路〜垂水1,850円
セブンイレブンジョージア
カフェドメープルバニラ
120円
皇蘭皇蘭ラーメン、
ワンコイン餃子セット
1,400円
中華街出店北京ダック500円
モンベルプレミアムガスボンベ
(ポイント利用)
0円
ルミナリエくじ一枚200円
本日のトイレ
回数下血の量
一回目(夕方、コンビニ)
本日の摂取物
ファミリーマートおにぎり、サンドイッチパック、
ジョージアエメラルドMブレンド
ファミリーマート赤りんご青りんご、
おにぎり、フライドチキン
セブンイレブンジョージア
カフェドメープルバニラ
皇蘭皇蘭ラーメン、餃子、
生ビール
中華街北京ダック
東屋みかん

(こちらは、潰瘍性大腸炎がらみの記録です)


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